【コンテンツが伸びない原因】作ったら終わりじゃなく届けるまでが作品である。
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【コンテンツが伸びない原因】作ったら終わりじゃなく届けるまでが作品である。

2020.12.06
2020.12.06

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(202010月現在)を突破しました。

最近思うんですが、「伸びるコンテンツ」と「伸びないコンテンツ」の2つしかないと、勘違いをされている方が多いなと感じています。

実際もう少し細かく分けていくと…

  • 宣伝せずに伸びるコンテンツ
  • 宣伝したら伸びるコンテンツ
  • 宣伝しないから伸びないコンテンツ
  • 宣伝しても伸びないコンテンツ

この4つに分けられると思っていて、多くの方は「宣伝せずに伸びるコンテンツ」を目指していると思うんですが、これは”宝くじを買うレベル“であることを理解しておいた方が良いです。

反対に、多くの方の悩みである伸びないとは、「宣伝しないから伸びないコンテンツ」と「宣伝しても伸びないコンテンツ(宣伝していないから分からない)」に分類されていると思います。

ということで今回は、「コンテンツが伸びない原因作ったら終わりじゃなく届けるまでが作品である、というお話をしたいと思います。

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多くの人はコンテンツを作ったら終わりだと思っている。

僕はお仕事でホームページを作る前には必ず「ホームページは運営しないと意味がないし、勝手にアクセスが伸びることもありません」とクライアントに伝えるようにしています。

それはこのブログを運営していて痛感しているのですが「個人のブログ」なんて、そもそも毎日の積み重ねでファンを作っていく以外に伸びる要素なんてないんです。(毎日継続することでアクセスは少しずつ伸びています。ありがとう)

多くの人は「作ったら勝手に伸びていく」とか「1回のバズりで伸びる」と勘違いしているんですが、実際のところ、作っても人の目に触れなければ伸びませんし、1回のバズりも次のバズりを生み出せなかったらそこでフェードアウトです。

最近では「バズらせる」という言葉が先行していて、斬新なアイデアを持ってコンテンツを作ることで、誰でもバズを生み出せるという感覚が世間一般に定着していると思うんですが、何度も言っておきますが「宝くじを買うこと」と同等のことなんです。(もちろん狙ってやる人もいるけどそれはプロの中の一握りです)

クリエイターが出来ることは拡散ではない。

そもそも、僕レベルのクリエイターが生み出せるものの限界として、拡散したくなるような内容を作ることは出来ても、それが自動的に拡散される(バズるみたいな)ものを生み出せるわけではありません

コンテンツ単体でバズをコンスタントに生み出すようなものを作ることが出来る人は本当に一握りですし、そんなレベルの方でも必ずやっていることが「拡散の波を作る」ということです。

例えば、アクセス数の少ない無名のホームページにこっそりと(バズる予定の)コンテンツを作って設置して、「作りましたよ!」の報告もしなかった場合、お客さんに届く可能性って分かる人はいないですよね。(もしかしたら届かないかもしれない)

バズらせるための第一歩として、少なからず「作りましたよ!ここにありますよ!」の報告は絶対に必要であるし、どんな企業でも必ずやっていることだと思います。(これがいわゆる広告マーケティングですよね)

コンテンツだけ作って簡単にバズらせることが出来るなら全国の経営者の悩みなんてないと思うんですが、バズっているコンテンツ(表面)だけを見て、「なんでこのコンテンツがバズったんだろう?」と考えるのはちょっと違います

それを見るのはクリエイターの仕事で、そのコンテンツを「どういう風に届けたんだろう?」を見るのがマーケティングやPRの仕事なんですね。(要するにチーム戦なんです)

要するに、意図してバズらせるコンテンツを作るのは、そのコンテンツのクオリティだけではなく、届け方や伝え方にも問題があることを考えた方が効率的であるということです。

コンテンツをお客さんに届ける努力をする。

そもそもコンテンツとは、お客さんの目に(手に)届いて初めてコンテンツで、その届ける作業を怠っていてお客さんに届いていない、倉庫でホコリのかぶったコンテンツはゴミ同然であるということです。

各プラットフォームでのコンテンツのクオリティが均衡している状況で、この「届ける作業」を怠ってバズり待ちのような状況は論外で、それが通用したのプラットフォームの初期の状態だけでした。

数年前に叩かれ続けたYouTubeも、今では全国総YouTuberのような状況になっているのを見ればここは簡単に理解出来ると思います。

だからこそ僕はらは今「届ける努力」をやならないといけないし、既にそれに気付いている人が多いからこそ「届け続けること」をしないといけないということです

もうここまで来ると、これが最低限のスタンダードになってしまっているので、ここを手を抜く企業にコンテンツでの勝ち目はありません

SNSでの拡散だけなんてレベルではなく、自分が出会う全ての人に伝えるような、俗にいう「ドブ板営業」をやり続けること以外に道はありません。(ドブ板営業に勝てるものがあったらぜひ教えてください)

僕らがコンテンツを届けるために出来ること。

例えば、社員100人いる会社のコンテンツの「いいね」や「シェア」の数が、”最低でも100を確保する”という当たり前の拡散が出来ていない会社の人間が「コンテンツが伸びない」と悩む権利すらありません

自分たちが社員を抱えていることのメリットの1つは「社員の拡散力」も含まれているということを忘れてはいけないんです。

そこで、社員が拡散したくなるようなコンテンツを作れているか社員にシェアをお願い出来る立場に自分があるか、そこは経営者の方向性や人望が関わってくる部分だと思います。

今、僕の心の中で、もちろんクリエイターとして「多くの人に見てもらえる作品を作ること」ということも喜びの1つですが、チームとしてクリエイティブを作っていく上で「多くの人に応援(拡散)してもらえる作品を作ること」も最低限の喜びになっています。

僕がやれる仕事は「コンテンツを作ること」で、「コンテンツを拡散すること」ではありません。

コンテンツのクオリティが均衡している今、確実に「届ける努力」は必要で、クリエイターとして、自分が作ったものを「届ける努力をしてくれる人」と一緒に頑張っていきたいなと思いました。

自分達が作ったコンテンツが、人の目に触れずホコリをかぶっている状態で「伸びない」とお悩みの方は「コンテンツを届ける努力を続けられているか?」を考えてみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer