曖昧な言葉で指摘してくる人に対してクリエイターとして感じること。
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曖昧な言葉で指摘してくる人に対してクリエイターとして感じること。

2022.06.10
2022.06.10

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日、僕は直接やりとりしていないんであくまで仲介を挟んでの話なんですが、僕が仲介者から依頼されて作ったデザインに対しての返事が先方から返ってきたんですね。

そこで指摘された内容があまりにも酷い内容で、僕からすれば「急務で進めているプロジェクトにそんなバカみたいな返事してる場合じゃないよ」と思ってしまったんです。

ということで今回は、曖昧な言葉で指摘してくる人に対してクリエイターとして感じること、についてお話ししたいと思います。

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理不尽に「巻き込み事故」を食らったとんでも事例。

まず今回の話をする前に、この状態になった根本の理由を簡単に説明します。(今度もっと深掘りしますね)

今回の件に関しては、数社が関わった共同プロジェクトで、「デザインを経験したことのない人間」と「最終決定権を持っていない人間」が、あーだこーだ言ってた段階(先方と意見を合わせてない)で僕に依頼して来たもんだから、完成した作品に意見が入ったといった感じです。

で、まず「デザインを経験したことのない人間」がやりがちなことは、「自分の理想」を形にしようと頑張るんですが、「最終決定権を持っていない人間」がそれをやることで今回のように二度手間が生まれるわけですよね。

なので先方が言う「思ってたんと違う!」っていう気持ちを生んだのは仲介者の責任で、僕からすれば「最初に先方との意見を合わせてねーから悪いんだよっ」っていうのが本音です。

ここでクリエイターとして分かってもらいたいのは、「先方との意見合わせをしていない自分の理想デザイン」を僕が依頼され、そして仲介者から「先方から思ってたんと違うって返事が来ました!」と言われ、理不尽な巻き込み事故を食らったとんでもない事例だということです。

信頼関係の確立していない仲介者とお仕事をする上で。

こういう部分で信頼関係の確立していない仲介者を挟んだチーム戦って僕はすごく嫌で、そんなこともあって「フリーランス」という個人戦を選んでいるんだと思います。

で、昔らなこういう理不尽な事例が起こった時に、それはそれは発狂しそうなくらいブチ切れてしまってたんですが今はそんなことはありません。(ちょっと心の中でイラッとするけどね)

その大きな理由として「最初からこうなることが分かってた」という部分があって、それを想定したクオリティと労力しかかけていないということです。

どうしても思い入れのある作り込んだ作品というのがあった上で、こういった理不尽な状況を迎えてしまうとたまったもんじゃないんですが、その辺りのメリハリを最初から作っておくことでメンタルコントロールを可能にしました。

もちろん手を抜くということではないんですが、最初は手を抜いて「後からブラッシュアップする」という方向にシフトした方がロスを減らせるので、ヒアリングの段階で「これは…」と何かを察した時には勝手にシフトチェンジしています。

先方から指摘されたあまりにも酷い内容。

冒頭のお話に戻りまして、今回のそういった環境での制作で、先方からあまりにも酷い内容の指摘が返って来て、その内容が「〇〇っぽい」や「野暮ったい」といった表現の内容だったんです。

先方は誰もが知っている超大手企業なんですが、その企業クラスの人が返してくる返答がこのレベルだということでなんだかすごく幻滅したというか残念な気持ちになりました。(ただのポンコツなのか大企業スタンスなのかわかりませんけど)

大前提として「急務」ということがあって、その状況を作っているのは双方お互い様といった状況の中で、急ぎで制作を進めていく必要があるのにも関わらず「答えの分からない解答」は今の段階でいらないんですよね。

急務に限らず、ここで必要なのは「自分の意見を相手に伝えるための努力」で、言葉で表現出来ないのならサンプルの画像を添付するなどしないと、また作り直した作品に対して「思ってたんと違う!」が生まれるわけです。

僕からすれば「あなたとはセンスが違うんだからあなたの頭の中なんて分からないよ」ってのが正直なところで、むしろ先方の言う通りにしたら良い物が出来るという確証もない訳なんですね。

何事も「その行動の先の先」を読んで行動する。

で、これは学歴とか技術うんうんは関係なく、経験値としか表現が出来ない部分ではあるんですが、今回の件でそれぞれが学んでほしいなと思う訳ですね。

なんで僕がそんな上から言ってんだよって思うかも知れないんですが、僕こういう意思の疎通が取れていないトラブルって、自分個人のお仕事ではここ数年ほぼ1回もない訳なんですよ。

それはヒアリングの段階でキッチリと不安要素を潰して、「これでいく!」という方向性をガチガチに固めた上で制作を進めるからですね。

加えて、何事も「その行動の先の先」を読んで行動するということが大切で、その先を想定するためには「準備」がとにかく大切だということです。

こういう無駄なストレスを感じることなく仕事をすることが出来るのが1番なんですが、完全に避けて生きることは不可能だとも思うので、リスクやストレスのマネジメントをしっかり整えて、心に余裕のある状態で挑めればと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer