様々なクライアントワークで気付いた「メインビジュアルデザイン」を考える時に感じる難しさ。
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様々なクライアントワークで気付いた「メインビジュアルデザイン」を考える時に感じる難しさ。

2022.03.19
2022.03.19

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

クライアントさんからの依頼で「新しいこと」をスタートさせるような時に作る制作物って、いつもすごく難しいなと感じます。

そういう時は、事前のヒアリングをしっかりしたりするようにしているのですが、意外と制作が進まなかったりするものが多いんですね。

ということで今回は、様々なクライアントワークで気付いた「メインビジュアルデザイン」を考える時に感じる難しさ、についてお話ししたいと思います。

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僕は「相手の想いを制作に落とし込むプロ」だと思うけど。

僕はデザイナーとして「自分のスタイル」というものがある訳ではなく、どちらかといえば(というよりほぼ100%)クライアントさんのスタイルにカメレオンのように順応する形のクリエイターだと思っています。

相手の想いを可能な限り制作に落とし込むために、ヒアリングを徹底し、自分のスタイルを放棄して、基本的には見やすく、読みやすいデザインを心掛けるようにしています。(情報が届かなかったら意味がないからね)

なので、僕が作るデザインは例え自分が「イマイチだな…」と思っていたとしても、クライアントさんからすれば「これこれ!」となることがあるといった感じです。

これは僕が「人を笑顔にする仕事がしたい」という想いを持ってデザイナーを目指した頃からの信念で、自分の満足と相手の満足をかけ離して考えているからこそ生まれる状況だったりするんですね。

新しいコンテンツを生み出す時の「メインビジュアル」とは。

で、冒頭でもお話しした、新しいコンテンツを生み出す時に「メインビジュアル」というものが必ず必要になって来ます。

例えば「花を使いたい」とか「色はこんなんにしたい」とか「フォントはこんなイメージ」とかを集約して、看板となり、全体のテーマとなるような取り決めをして、そういった部分をデザインに落とし込んでいく形ですね。

マクドナルドって皆さん赤背景に黄色のMのイメージがあると思うんですが、それがある日、緑と白に変わったとしたら「あれ?モスバーガー?」ってなるじゃないですが、そういう部分でメインビジュアルってすごく大切なんですよね。

そんな重要なものを考えた上で制作を進めないといけない訳ですから、新しいコンテンツに対してのデザイン制作ってすごくエネルギーを使う訳なんです。

クライアントの頭が固まっていないメインビジュアルは制作が進みづらい。

僕は「無茶振り特化型クリエイター」なので、クライアントさんからの信頼も暑い方で、よく「福井さんに任せます〜」と全て任せっぱなしにされるようなことがあるんですが、ここでやっぱりクライアントの頭が固まっていないメインビジュアルは制作が進みづらいということがあるんですね。

だって、僕はサービス提供者本人ではないので、どんな想いで、どんな届け方をしたいかを完全に把握出来ている訳ではないので「いやいや任されましても…」みたいなことがしょっちゅうなんです。

ただそこで「出来ません」とは言えないので、僕が意識していることが「僕の考えてメインビジュアルを看板に出来る様にするクオリティを作る」ということで、クライアントさんの想像を越えたものを生み出し「これにする!」を引き出さないといけないんですね。

となれば、やっぱり僕自身すごく悩みますし、悩めば悩むほど迷走することもあり、最終的に試行錯誤を繰り返しつつなんとか完成に行き着く感じなんですが、ほんとに燃え尽きてしまうくらい大変な作業だったりします。

一方で、スタイルが完全に決まっている、特にマーケティング部署を構える大企業なんかとお仕事をする時は「指示された内容を整える作業」になるので、結構そういう面では楽だったりします。

やっぱりゼロから1を作るのは大変だけど面白い。

クリエイターには大きく分けて2種類あると思っていて、それが1から10を作るクリエイターと、ゼロから1を作るクリエイターです。で、僕はどちらもこなさなければいけないクリエイターなんですね。

加えて、そもそもフリーランスで、どこか一社の専属デザイナーということでもないので、毎日同じようなデザインをしていれば良い訳でもなく、時間区切りで色んなデザインをしないといけないわけです。

また、マルチクリエイターとして売っている部分もあるので、デザインといってもWEBデザインばかりやっていれば良い訳でもなく、ロゴ、チラシ、パンフレット、動画編集、最近ではパッケージデザインや写真撮影なんかも任されるようになりました。

色んなカテゴリーで得た気付きは、それぞれの制作に活かせることでもあるので、色んなことを任せてもらえていることに、クライアントさんにはすごく感謝しています。

少し話はそれましたが、クリエイターにお仕事を依頼する上で「こういうものを作りたいというイメージ」に関しては、最初からしっかりと持った上で依頼した方が、クリエイターが仕事をやりやすいことと、そういった形の方がデザインのクオリティが上がる傾向にあるということを知っておいてもらたらと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer