【確定申告を楽にする】失敗しないフリーランスの経理環境作り。【無料で出来る】
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【確定申告を楽にする】失敗しないフリーランスの経理環境作り。【無料で出来る】

2020.11.21
2020.11.21

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(202010月現在)を突破しました。

いよいよ迫ってきた12月。個人事業主(フリーランス)の方の多くはこの12月31日で収入や経費をザックリと把握している必要があるんじゃないでしょうか?

僕は自力の青色確定申告をやってきて、かれこれ4年になり、来年の確定申告で5回目になります。

最初は郵便局員や銀行員の友達に相談して、自分のしょぼーい(恥ずかしい)収入を見せながら、第1回目の確定申告書を提出したのを覚えています。

次はもう5回目となるので、ほぼ要領は掴んだ状態で、毎年のことなので「あーしたら楽だ、こーしたら楽だ」的な感じで、だらしのない僕はシステムを簡素化しようと毎年新しいことを試みています

これからフリーランスを目指す方は未知の領域だと思いますが、この確定申告なんかの経理的な時間の短縮は、本職の時間にゆとりを持たせる上で大切なことだったりします。

ということで今回は、「確定申告を楽にする失敗しないフリーランスの経理環境作りについてお話ししたいと思います。

「白色?青色?」といった感じの状態の人にもなるべく分かりやすく説明するので、お金をかけずに出来る僕の知識が、皆さんのお役に立てればと思います。

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青色確定申告と白色確定申告。

まず、フリーランスとして収入を得るようになれば、「今年の収入はいくらで、掛かった経費はいくらでした!」という報告書を税務署に提出しないといけません

これを「確定申告」と言います。

確定申告に記載する内容は、毎年1月1日からスタートし、12月31日で締め切りという感じになります。(なので今から来年度の経理環境を整えよう!って話です)

確定申告には「青色」と「白色」があり、青色の方が提出する書類の敷居が高いが故に受けられる恩恵が多く、白色は最も簡単な申告方法になる反面、恩恵も少ないということです。

受けられる恩恵とは「控除額」といって、実際の収入から差し引かれる金額のことで、控除額が多ければその分収入が低くなるので、支払う税金がそれだけ少なく済むようになります。

以下が2020年度の控除額になります。

  • 白色申告の場合 … 48万円(2020年までは38万円)
    ※所得2,400万円以下の場合
  • 青色申告の場合 … 55万円(2020年までは65万円)

要するに、白色申告の場合は収入から48万円、青色申告の場合は収入から113万円という金額が控除されるということです。

タイミング的に、今年から白色がプラス10万円になった代わりに、青色がマイナス10万円になり、白色申告の方にとっては少しマイルドな形に変わりました。

青色申告するための条件。

青色申告をして、恩恵を受けるには最低限の条件があります。

  1. 正規の簿記の原則で記帳
  2. 申告書に貸借対照表と損益計算書などを添付
  3. 期限内申告

問題なのが、「賃借対照表」を作るのが結構ややこしく、場合によっては簿記検定3級以上のスキルが必要になるため、税理士さんに入ってもらう必要があったりするので、これが青色申告をするハードルが高い理由だったりします。(僕は計算出来ない人ですが簡素化してることから何とか自力でやっています)

そしてさらに今年からは、青色申告の新しい条件として、上記の条件に加えて「e-Tax による申告(電子申告)または電子帳簿保存」という条件が追加されました。

要は、青色申告をするためにはオンラインでの申告が必須になり、また、オンライン申告をするには「マイナンバーカード」が必要になるので、もし本年度(2020年度分)も青色申告を目指されている方は、必ずマイナンバーカードを作る必要があることを覚えておいてください。

現金出納帳と預金出納帳について。

まず事業をする上で必ず必要になるのが「現金出納帳」と「預金出納帳」の2つで、確定申告をする上で必ず知っておかなければいけない知識であり、準備をしないといけないものの1つです。

字面だけで見たら難しいですが、まず「出納帳」とは簡単に言えばお金の動きを記した帳面のようなものであり、名前の通り、現金出納帳では実際のお金(紙幣・硬貨)の動きを記し、預金出納帳では銀行口座のお金の動きを記します。(現金出納帳とは金庫のお金の動きのイメージですね)

出納帳には、収入(入ってくるお金)を「売掛金」として仕分けたり、支出(出ていくお金)を、皆さんも聞いたことがあると思いますが「接待交際費」や「交通費」などに仕分けて、そのお金の動きが何に関するものかを1つずつ分類する必要があります。(これは現金出納帳も預金出納帳も同じことです)

出納帳を作る上で注意しておくべきこと。

ここで僕が絶対に注意しておきたいポイントが1つあります。

それは「プライベートのお金と仕事のお金を絶対に一緒にしない」ということです。

会社員の方であれば、会社からのお給料は自分のプライベートの口座に振り込まれると思うんですが、個人事業主(フリーランス)の場合は、売上げを入金してもらう銀行口座を必ず別で作っておきましょう

要するに、プライベートの銀行口座と金庫とは別に、仕事用の銀行口座と金庫を作った上で、絶対にそのお金の動きを混ぜないことで、確定申告の作業の敷居が一気に下がります。(これをやってないと痛い目みるよ)

僕みたいな計算の出来ない人間は、1つの口座の中で「これはプライベート、これは仕事」と更に余計に仕分ける必要が出ると訳が分からなくなってしまうので、会社用の銀行口座と金庫のお金の動きを見れば、収支が一発で分かるようにしておいた方が確定申告の際に計算がしやすいです。(絶対にそうした方がいい)

出納帳の作り方。

現金出納帳と預金出納帳の作り方ですが、会社用の銀行口座と金庫を作り、その中に初期資金として例えば10万円ずつ入れておくといった感じになります。(金額は自由です)

その場合、その年の出納帳のスタート(1月1日時点)の資金が、各々10万円からスタートということになりますよね。

この各々の10万円(合計20万円)を基準として、その年のラスト(12月31日時点)増えた場合は黒字が、減った場合は赤字といった感じで計算することになります。

要するに、初期費用が増えたとしても、そこを基準に収支を計算することになるので、初期費用が多いからといって会社資金が多いということではありませんので、初期費用は自由に設定しましょう。(株式会社の場合は資本金なんてものがありますが個人事業主には関係ないと思う)

出納帳はマイナスにしてはいけない。

また、出納帳は「絶対にマイナスにしてはいけない」ということを覚えておいてください。

例えば、僕のように「ほぼ全ての収入が銀行振込の場合」、普段の日常で使用する電車代などの「交通費」や、お客さんと食事をした時の「接待交際費」などの経費を現金で支払っていた場合、現金出納帳(会社用の金庫)に入れていた10万円から使って行くことになります

現金でお客さんから売り上げをもらうことはないので、現金出納帳(会社用の金庫)のお金は支出ばかりで、どんどん減っていく一方なので、もし現金出納帳(会社用の金庫)のお金がなくなりそうになった場合は、預金出納帳から補充する必要があるということです。(会社の銀行口座からお金を降ろして金庫に入れる)

ここで現金出納帳(会社用の金庫)がマイナスになるような使い方をしていると、確定申告時の経理が少し複雑になるので気をつけておきましょう。

レシートは必ず保管しておくこと。

また、経費として出納帳に記載する際には、必ず「レシート」が必要になるので、レシートは大切に保管しておきましょう。(1ヶ月毎に束にしておくと便利です)

また、領収書ではなくレシートを残しておくことで、何に使ったお金かが一発で分かるので、預金出納帳も現金出納帳でもお金の動きを仕分けする時に役立ちますので、なるべく領収書ではなくレシートを残しておくことがオススメです。

確定申告を提出した後も、青色申告の場合は7年間、白色申告の場合は5年間保管しておく義務がありますので、絶対に捨てないようにしましょう。(税務調査などでレシートの提出を求められれば速やかに応じる必要があります)

すでに事業主の人には分かると思うんですが、レシートがないと経費として認めてもらえないので、レシートがお金に見えてきたりすることもあるくらい大切なものだったりします。

銀行口座をネット銀行で作成する。

会社用の銀行は「ネット銀行」で口座開設することを僕はオススメします。

大きな理由としては「いつでもオンラインで口座確認・入金が行える」ということがメリットで、銀行に足を運ぶ必要が一切なく、確定申告などの経理面でも「使用履歴をオンラインで確認・印刷が出来る」という便利な特徴があります。

わざわざ銀行に行って記帳する時間も、年間を通せば結構バカにならなくて、何よりもお客さんから入金された時にレスポンス良く確認することが出来ます。(お礼の連絡も直ぐに入れられる)

僕も実際に使用している中でもオススメは以下のネット銀行です。

僕は昔から「ジャパンネット銀行 」を利用していますが、セキュリティ面でも安心で、支払い時には「ワンタイムパスワード(1分で変わるパスワード)」が必要だったり、トークン(1分で変わるパスワードが表示される機械)がカードサイズで便利だったり、スマホアプリもしっかりとした作りで使いやすいことが特徴です。

関連リンク : ジャパンネット銀行

また、僕がプライベート用にもう1つ持っている「楽天銀行」は、通常の銀行よりも利息(通常は大体0.001%程度)が良いことも特徴で、楽天銀行のマネーブリッジ(銀行口座・証券口座連携サービス)を行えば利息が「0.1%」になり、通常の100倍の利息が付くことになるので、お金を預ける分にはすごくお得です。(スマホアプリも使いやすいです)

参考リンク : 楽天銀行「マネーブリッジ」

会社用のクレジットカードを必ず作る。

もう1つ重要なことは「会社用のクレジットカード」は必ず作っておいて、上記の会社用のネット銀行から引き落としになるようにしておきましょう

僕は「Orico(オリコ)」の「Orico Card THE POINT」使っていますが、作成無料で審査も通りやすい上に、名前の通りポイントが貯まりやすく、交換出来るポイントの幅もかなり広いのでポイントが無駄にならなくてオススメです。(Amazonでよくお買い物をされる人には特にオススメ)

僕はカードを複数枚持ったりするのが面倒に感じるのでオリコカード1枚だけですが、ポイントの都合など、自分の使い勝手に合わせて複数枚所持しても構いませんが、全て会社用の銀行口座から引き落としされるようにしておきましょう

また、プライベートの買い物をする時に使用するカードは、プライベート用の銀行口座から引き落としされるようにしておいて、会社用の買い物と混ざらないようにしておいてください

面倒な「確定申告」を楽にするために最善を尽くすこと。

個人事業主(フリーランス)として生きて行く中で、1番面倒なことが「確定申告(経理)」です。

確定申告は想像以上に大変で、かなり時間が掛かります

出来ることならやりたくないですし、かといって適当にやっていては「脱税」をしてしまったり、または「税金を多く払ってしまっていた」ということにもなり兼ねないので、必ずしっかりとした申告を行えるように準備しておきましょう。

その面倒な確定申告を楽にするために、今回ご紹介した方法を使って、会社のお金の動きをシンプルにして、一目瞭然の状態にしておくことが本当に重要です。

ここさえしっかり守っておけば、あとはそれをエクセルや経理ソフトなどを使って計算をするだけなので、青色申告を自力でやることを目標にする方は、まずはこの準備を整えて簡素化することが重要です。

ちなみに、確定申告は「毎年3月16日が締め切り」で、例えば今年(2020年)の12月31日で締めた収支を確定申告する場合の期日は、2021年の3月16日までということになります。(約3ヶ月で確定申告に提出する書類を作成する必要があります)

今回は「確定申告を楽にする失敗しないフリーランスの経理環境作りということで、特に2021年度の確定申告からスタートされる方に向けて、準備編的な感じのお話しだったので「もう分かってるよ」って人も多いと思いますが、少しでも皆さんの参考になればと思います。

今後は、僕が全て無料で、毎年自力でやっている確定申告表の作り方なども記事に出来たらと思いますので、分からないことがあれば、TwitterやInstagramのDMなどから質問してもらえたらと思います。

新しい事業をスタートされる方が、上手くいくことを祈っています。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer