自営業をするという「覚悟」から見える行動。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2894 1674

自営業をするという「覚悟」から見える行動。

2021.06.05
2021.06.05

本日の記事のラジオVer.はこちらをクリック | by stand.fm

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

これまで働いていた美容室から、独立して新しくお店を出すと決めた知人の店に、「最初はなかなか売り上げが上がらないだろう」と思い、せめて僕だけでもという気持ちで、結構な頻度で通っていました。(実際に経営はボロボロで僕が1番の太客でした。)

そんな中で起こった出来事の中で、初めて独立して「自営業」をするという覚悟が、ちょっと足りていないなぁと感じました。

ということで今回は、自営業をするという「覚悟」から見える行動、についてお話ししたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

僕が受けた「不義理」な対応。

僕はその知人の美容室に、オープンしてから毎月1回か、それよりも早いペースで約半年くらい通っていたんですね。

カットだけでは収益的に厳しいだろうということで、髪の毛をシルバーにすることを決めたりして、(知人価格で安くしてくれていたとはいえ)それなりのお金と時間を落としに行っていたと思います。

で、ある日突然「もしかしたら一時休業するかも知れない」と言われたので、それは仕方ないことだと思い、「じゃあ休業前ギリギリくらいに1回だけカットお願いして良い?」と、一時休業する前に短めにカットしてもらって、休業明けまで持たせるといった感じで話がまとまりました

その後、予定していた日になっても知人からは一切連絡が来ず、どうしたんだろうと思っていたとこと、知り合い伝いで「もう一時休業に入ったみたい」ということを聞かされ、めちゃくちゃ落胆しました。

髪の毛のメンテナンスにおいて「信頼」というのは凄く重要なことで、予定していた自分の周期が変わった時には、別の美容室を探さないといけないんですが、これが凄く大変なことなのは美容師の人が1番よく知っていると思います

そんな中で、自分の都合で約束を無視して休業に入った知人に対して、自営業で食っている僕にとって「呆れ」しかなかったんですね

自営業をするという覚悟。

僕は、独学でフリーランスデザイナーになると決めた約8年前から地道に努力を重ねてきて、フリーランスとして今年で6年目になり、(コネクションも一切ない)お客さんがゼロの状態からスタートした過去の約5年間で、自営業の辛さをこれでもかと痛感して来ました。

初めてお客さんから依頼が来た時、初めて大きな仕事を任された時、初めて専属契約をもらえた時、全ての瞬間に信じられないほどの喜びを感じたのを今でも覚えています。(そして今も仕事をもらう度に同じように嬉しく思っています。)

自営業(個人で仕事をする人)にとって、1人1人のお客さんとの繋がりってホントにホントに大切で、ここで「お客さんなんて星の数ほどいるから」みたいな感覚で向き合っていては、絶対に足元をすくわれる日がやってきます

いつも言っていますが、1人1人のお客さんと120%以上の熱量を持って向き合うことが、新しい仕事に繋がるので、ここを追求していくことが僕の思う「自営業をするという覚悟」なんですね。

アフターフォローは丁寧に。

そして、これもまた知人伝いで「営業再開したらしいよ」と聞いたんですが、僕からすれば、そんなん知ったこっちゃないですよね。

約束をすっ飛ばされて勝手に休業して、勝手に営業を再開したお店に「またお願いしますー!」ってことを僕は絶対にしたくない。(そんな義理はこっちにないので。)

休業していた間に、自分の髪の毛をカットしてくれた人、染めてくれた人に新しく出会って、そちらの対応の方が素晴らしく、プロフェッショナルを感じたので、僕は知人のお店が営業を再開しても、新しく見つけたお店に通うことに決めました

以前も発信したんですが、きっとこれは僕の中での「見守る優しさ」であると思っていて、今回のことで「約束を守らなかったこと」「アフターフォローが出来なかったこと」を通じて、お客さんを1人失ったという重大な事実に、知人が自分で気付くことが大切だと思ったんですね。

きっとここで僕が「営業再開してるんやったら連絡してよー!」と、何もなかったかのように知人の美容室に行くのは簡単なことだと思うんですが、それをしちゃうと知人は、この先に起こる大きな困難に耐えられない経営者になってしまうと感じたからこそ、心を鬼にして僕は他のお店に行くことを決めました。

感謝の気持ちを忘れない。

「お前そこまで分かっていて、いじわるな奴だな!」と言われるかも知れませんが、こうやって、俯瞰で見た上で冷静に話せるのは「僕が知人だから」なんですね

反対に、知人も「僕が知人だから」ということで甘えを出したかも知れませんが、これが一般のお客さんであれば、そこにそんな感情はありません

「あのは、私とのお店約束破って突然休業して、営業再開してもお知らせも謝罪もない不義理なお店だ!」というお客さんの口コミって、店舗を構える(地域に根付いていく)ような経営者にとって凄く怖いものになってくると思います。

地域密着型であれば尚更、「口コミ」や「紹介」という要素が大切になってくるからこそ、ここで不義理な行動をするのではなく、常に謙虚で感謝の気持ちを忘れない姿勢が大切になってくると思いました。

ホントにこれって凄く凄く(人としても)大切なことなので、知人がいつか、自分が1人のお客さん(僕)にした行動が、どういう印象を与えたかを考え、そして改めるような日が訪れることを祈っています。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer