仕事に対する対価の支払い方によって変わるモチベーションについての考え方。
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仕事に対する対価の支払い方によって変わるモチベーションについての考え方。

2023.04.25
2023.04.25

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

僕は自分のお仕事に対して、対価をガチガチに求めてやるようなタイプじゃないんですが、逆の立場になった時にそれはガラッと変わります。

そういう思考になる理由は僕がお金に固執しないフリーランスとして活動してきたからこそ、俯瞰で見れた部分が強かったんですね。

ということで今回は、仕事に対する対価の支払い方によって変わるモチベーションについての考え方、についてお話ししたいと思います。

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家族が親戚の仕事を手伝いに行った時の出来事。

先日、僕の家族が(僕より1つ下くらい)が代表としてやっている親戚のお仕事を手伝いに行った時の話を聞いたんです。

こっちは別にお金に困っている訳ではないんですが、親戚が人手に困っているということを聞いた上で「力になりたい」とお金稼ぎではない気持ちでお仕事を手伝いに行ったそうなんです。

それだけ意気込んで仕事出来る人間なんて滅多にいないもんなので、想像以上に作業がスムーズに進んだ結果「3日かかる作業が2日で終わったよ!」という状況になったんですね。

で、僕はそこで家族に「3日分の給料を要求した?」って聞いたんですが、「そんなことする訳ないやろ…」と空気が読めない感じの人間として扱われたんです。

3日かかる作業が2日で終わった時に経営者として取るべき行動。

これは僕がもしも逆の立場だったらというお話でしかないんですが、僕が「3日分の給料を要求した?」と聞いたのにはちゃんと理由があって、僕ならその時点で「3日分の給料を渡す」と決めているからなんですよね。

経営者としての想定が3日だったということは、そもそも3日分の経費は発生するであろう想定で動いている中で、いわゆる「嬉しい余剰」が生まれた訳じゃないですか。

それを頑張ってくれた人を見極めた上での「ボーナス」として支払えるかどうかって僕の中ではすごく大切なことで、それってモチベーション維持として経営者にとって必要な感性だと思っています。

なので僕は親戚の現状を知るための質問として、3日かかる作業が2日で終わった時に経営者としてどういう思考になるんだろうと思って聞いてみたかったので質問したんです。

日本人に欠損しているボーナス思考やそれを要求するという図々しさ。

僕はフリーランスとして活動して来て9年目くらいになるんですが、自分が動いたことに関して発生する価値を少しずつ理解するようになりました。

先日、業務委託の方のお仕事で出張した際の(先方への)請求書を確認したら、僕個人を2日間(日中)拘束するための金額は十万円を超えていて、「僕ってそんな価値があるんだ」と驚いていたところです。

で、こんな風に定価は決まってないにしてもその仕事1つ1つに対しての対価は確実に決まっていて、そこで適正価格を支払えるかどうかが経営者にとって必要な思考だと僕は思うんですね。

日本人はそこで良くも悪くも、ボーナス思考やそれを要求するという図々しさが欠損しているような気がして、これからの未来そんな思考じゃ生きていけないよって僕は感じちゃうんですよね。

対価の支払い方によって変わるモチベーションについての考え方。

そういう思考を持っているからこそ、もしも僕が親戚の立場になったら「3日かかる仕事が2日で終わったよ!」という言葉を口に出すのであれば、『3日分の給料を支払う』ということはモチベーションにつながると思うんですね。

反対に、その発言をするくせに支払う給料は2日分となれば「1日分を自分の懐に入れた経営者」という見え方になる可能性があることを知っておかないといけないんですよね。

そうなって来た時に「対価の支払い方によって変わるモチベーション」についての考え方は気にしないといけないという意味で、僕は今回の違和感を感じた訳です。

月給での雇われの方には分からない感覚なのかもしれませんが、これはフリーランスとしてここまで活動して来た時に感じることで、もっとそこに要求をしていかないと「得する人だけが得する」という状況に利用されちゃうんですよね。

僕はこれから人を使わないと仕事が回らないという状況になっていく中で、そういう部分を意識して、みんながモチベーション高く仕事が出来る環境づくりが出来るようになれればと反面教師のように感じさせてもらえました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer