クリエイターとしてそのデザインがクライアントのエゴになっていないかを考える。
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クリエイターとしてそのデザインがクライアントのエゴになっていないかを考える。

2023.10.03
2023.10.03

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

ここ最近、自分が作っているデザインを思い返してみて「エンドユーザーにどれだけ届いてるんだろう」と考える事があります。

WEBサイトにしろパンフレットにしろ商品パッケージにしろ、最終的に手に取るのはエンドユーザー(お客さん)であり、クライアント(依頼者)ではないんですね。

ということで今回は、クリエイターとしてそのデザインがクライアントのエゴになっていないかを考える、というお話をしたいと思います。

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自分のプライドを形にしようとするクライアントに思うこと。

「古き良き」とは言葉ばかりで、その意味を履き違えている人種を僕は隠すことなく「老害」と呼びます。

僕は自身の家計の都合で、その「古き良き」を継承しないといけない立場の人間であることを自負し、その道に足を踏み込もうとした時に「圧倒的に理不尽な職人気質」に出会い、苦しめられました。

僕は先人が積み重ねて来たものの重みを理解している上で、今の時代にあった「最善」を提案するのがクリエイターとしての仕事だと思っている中で、そういった邪魔な「古き良き」を捨てる勇気を持って欲しいと痛感しています。

そんな中、モノづくりの世界でも「自分のプライドやエゴを形にしたがる人」というのがいて、年齢に関わらず、エンドユーザーの目線でものを考えられない制作を僕は指摘してクライアントと戦うこともしばしばです。

お金をもらうためだけに仕事をしているんじゃない。

「自分が得して幸せになりたい」と思って生きたことのない僕は、この世に生きているからには「誰かの笑顔のために」を目指して生きていて、それが叶わないのであればとっとと死んだ方がマシだと思っています。(痛いのが怖くて死にたくても死ねないんだけどね)

そんな中、「去年までのデザインは自社の試行錯誤の末に出来た完成形」と念押しに言われたデザインを見せられ、それをガラッと変えて欲しいとの依頼でお仕事を受けました。

僕は「今の時代」に合う様なデザインを提案したり、購買意欲が湧くような仕掛けを考えたりしましたが全て却下され、クライアントの指示通り作っていると「例年通り」のデザインに仕上がっていく訳です。

そのデザインは「素人がExcelで作ったダサいデザイン」で、僕はこんなデザインでよければものの10分程度で作れると思いながら、わざとクライアント好みのダサいデザインをせっせと自分を殺して作るのでした。

エンドユーザーが見えていないクリエイターは大したクリエイターじゃない。

ただここで1つ言っておきたいのは、僕が今やっているこの仕事は「本来の仕事じゃない」と思ってやっていることを知っておいて欲しいということです。

僕は僕がやりたいことを出来ないから不服に感じている訳ではなく「エンドユーザーが見えていないクライアント」の良くない古き良き折れないプライドに根負けして仕事をいち早く終わらせようとしているだけなんですね。

そもそも、エンドユーザーが見えていないクリエイターは大したクリエイターじゃないと思っているし、だからこそ僕は、お金をもらっている立場としても関係なくそれを指摘して、時には言い合いに発展することだってあります。

それくらいエンドユーザーを無視したデザインは危険で、自分がやりたいことをやっているだけじゃ、ファンが固まっていたり、よほどの共感を得てない限りはサービスは売れないことを知った上でお仕事をしています。

ジリ貧クリエイターにならないために出来ること。

クリエイター(サービス提供者)として見るべきものがエンドユーザーであるべき理由を分かりやすく説明しますが、「サービスそのもの自体が成り立たなければ何も続かない」ということなんです。

多くの人は目先の利益を追求するんですが、クライアントだけを喜ばせて、エンドユーザーに響かなかった作品(商品)はもれなく売れないし、売れないということは次の仕事がない可能性があるということになる訳です。

要するに知っておいて欲しいのは「クライアンとを喜ばせるだけでは継続案件にはならない」ということで、そこがエンドユーザーの目線から大きく離れていた場合に、指摘しないと自分自身も食いっぱぐれるということなんですね。

多くのクリエイターはここで、目先のクライアントを喜ばせることで手に入る報酬に目が眩みがちなんですが、僕らの仕事は「種を蒔き続ける仕事」な訳です。

そんな中で、クライアントを喜ばせるだけの仕事というのは、そこで既に「収穫」してしまっているということで、本来はクライアントワークを通じてエンドユーザーに種蒔きをしないといけない訳なんです。

そこが分からないクリエイターは、きっと新規ばかりを追い求める「ジリ貧クリエイター」になってしまうと思うし、クリエイターに関わらず、これまで消えていった人間を沢山見て来たのでこれを読んだ皆さんは気をつけてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer