金髪短パン姿で訪問した企業さんから即日に継続案件をいただいたお話。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2892 1672

金髪短パン姿で訪問した企業さんから即日に継続案件をいただいたお話。

2022.08.22
2022.08.22

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日、とある業務委託のお仕事で訪問した社長さんから「福井さんに個人的にお仕事を依頼することは可能ですか?」とお声かけいただきました。

早速1件目のお仕事が決まったんですが、こちとら一匹狼タイプのフリーランスなので「B to B」的な礼儀を一切兼ね備えておりません。(体育会系だから挨拶とかは出来るけどね)

ということで今回は、金髪短パン姿で訪問した企業さんから即日に継続案件をいただいたお話、というお話をしたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

僕がフリーランスの道を選んだ理由とプライド。

僕はフリーランスデザイナーを目指す際に「人の笑顔を直で感じれる仕事をしたい」という思いを持ってこの道を選びました。

僕がフリーランスを目指した10年前、世間のフリーランスに対する目は明らかに今とは違っていて「フリーランスが企業と仕事をするには信頼が足りない」といったことを言われていました。

そんな中、僕は「絶対に見返してやる!」という反骨心を持って、怒りや悔しさをエネルギーにして突き進んで来ました。

そういう経験があるからこそ、自分という人間を見て信頼を感じてほしいと思ったし「外見は関係ない」ということも含めて、フリーランスという生き方を認めてもらいたいという思いを強く持っていました。

僕らは仕事をする前に「人間」である。

例えばの話、工事現場でお仕事をすると決めた人間が「露出度の高い服」を着ていたとしたら、それは僕はプロ意識に欠けると判断しても良いと思います。

なぜならそれは「怪我のリスクを高める」ということもあり、お仕事を継続していく中での自己管理を怠っていると判断するからなんですね。

そういう意味でフリーランスのデザイナーの自己管理といえば、「睡眠」「食事」「運動」なんかであって、いつでも万全な状態でお仕事を出来る状態を作ることが必要であり、その中に「服装」は一切関係がないと思います。

なのでここで「仕事だからスーツを着ないといけない」というのは明らかな偏見で、お仕事をする上でそこを指摘してくる人達に対して僕はいつも疑問を感じていました。

僕らは仕事をする前に「人間」であって、そういった人権を自分の偏見で判断してしまうのはすごく勿体ないなと思うわけです。

金髪短パン姿で訪問した企業さんに与えたイメージ。

僕が今回訪問させていただいた企業さんは「製造業」の会社で、どちらかといえば職人気質な人達の多いイメージで、特にこういう礼儀やら服装やらを気にされるんだろうなとは思っていました。

だからこそ、別に調子に乗っている訳ではなく金髪短パン姿で訪問した時に、企業さんからいただいたイメージは「お若い方ですよね?」という純粋な疑問だけで、お話が始まれば格好なんて一切関係のない話になっていました。

大きな企業さんになると、どうしても「うわ金髪が来た!」みたいなリアクションは初見では生まれがちですが、最近は無意味な偏見が薄れて来たことをホントに強く感じます。

そういう意味で、僕という外見の人間に対して話しているのではなく、僕の心と会話をしてくださる企業さんが増えて来ていて、フリーランスとして、そして人として生きやすい世の中になっていると僕は感じています。

僕が即日「継続案件」を依頼してもらえたと思う理由。

今回のお話でお伺いした企業さんは2回目の訪問で、社長さんとお話しさせていただくのも2回目だった訳です。

その際に「元制作会社営業」という肩書きを持つ方が会社の顧問をされていて、その際に僕を見定めるではないですが、1度お話を聞いてみたいということで僕からすれば審査をされる日でもあったんですね。

僕が見せることが出来たのは真摯に向き合う姿勢と4年前に作って更新していない(出来ていない)ポートフォリオだけで、加えて僕からすれば10年前からのライバルの方(制作会社)な訳なんです。

当時は制作会社に所属していないと企業とは仕事が出来ないという中で、僕が外見でも「金髪短パン」という必要ないネガティブ要素を引っ提げてお伺いしたんですが、結果としてすごく気に入っていただけました。

今回は単発のお仕事でテストといった感じだったと思うんですが、今後は継続案件として様々なところで助けていただきたいとお話をいただきまして、心の中で「制作会社に勝った」とホッとした瞬間でもありました。

今の時代、まだまだ分岐点のような状況ではあるのですが、フリーランスが生きやすく、そして個人を見てくださる企業の方々も沢山増えて来ていると感じるので、皆さんもどんどん個性を発揮してお仕事していってほしいなと思います。

生き方に決まりはありませんし、きっと今はないものでも貫くことでそれが道になると思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer