お金で仕事をしていない僕が本気で取り組んでガッカリしたお仕事の話。
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お金で仕事をしていない僕が本気で取り組んでガッカリしたお仕事の話。

2023.05.17
2023.05.17

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

この話をブログに書くかはずっと迷っていたんですが、ぶり返す出来事が起こったこともあり、やっぱり自分の決意表明として記録に残すことに決めました。

クリエイター人生の中でも数えるほどの胸クソの出来事で、僕の周りの方にも同じような経験をさせたくないと言う思いもあります。

ということで今回は、お金で仕事をしていない僕が本気で取り組んでガッカリしたお仕事の話、についてお話ししたいと思います。

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知人から届いた補助金を使ったホームページ制作の相談。

とある知人から「補助金を使ってホームページを作りたい人がいる」といった話をいただいたのがきっかけでした。

たくさんの仕事を他にも抱えていた状況ではあったんですが、知り合いが昔からお世話になっている方だったということと、補助金の期限等が迫っていると言うこともあり、出来る限り優先するように対応しました。

早速お話を伺いに行ったところ「できるだけ補助金を多くもらいたい」といった希望もあるということを伝えられていました。

補助金を使っての制作となれば、そういった形で希望される方はもちろん過去にもいらっしゃったので、不自然にはならない形で、可能な限り対応させてもらうことを伝えました。

補助金を使って制作する際にクリエイターの僕がしてあげられること。

補助金にもいろいろあるんですが、クリエイターの僕が受けを得るお仕事としては「ホームページ制作」が補助金の対象になることが多いんですね。

これはコロナによる非接触の取り組みがもたらした副産物だとは思うんですが、一方で販促ツールとしてチラシ等の紙媒体に関しては対象外になることが多くなったように思います。

なので、そんな中で僕がクライアントさんにクリエイターとしてやってあげられる事は「ホームページ制作費用の中にチラシなどの制作費も含めた上で見積書を出す」ということなんですね。

要するに、書面上はホームページ制作として見積書を提出をするんですが、実際のところはホームページ制作だけではなく、チラシなど、他に作りたいものも複数盛り込んだ形で見積りを出すと言う手法です。(グレーといえばグレーなのかもしれません)

お金に目がくらんで欲張ったバカ野郎。

で、経営が苦しい方が多い昨今、僕がしてあげられる事はそういった工夫だということを信じて提案させてもらったんですが、一度決まりかけた内容に対してその方から「もう少し見積もり額を引き上げてほしい」と提案されました。

ただ僕はその提案に対して、実際の仕事に対する対価以上のもの以上の見積りを出して、半ば不正に補助金を引き上げるためだけに仕事の価値を上げることがどうしてもできなかったので、さらにプラスで別のお仕事を追加することによって見積り額を引き上げることで対応しました。

ここまでは良かったんです。

この制作がどういう結末を迎えたかをお話しすると、後から引き上げてくれと希望された金額が天井だったようで、それをベースに考えて「それ以上支払う予定はなくただ補助金を多くもらうためだけに見積もりを釣り上げただけ」ということだったようです。

要するに、当初50万円で出していた見積りに対して、その方は途中で50万円では少ない(上限が100万円までだった)ので、70万円の見積りを再度出してほしいと希望されたんですが、実際には50万円しか払う予定がなかったといったようなことです。(ちなみに50万円支払うとその方に25万円補助金で返金されます)

心からの愛を持って愛と向き合った制作をしているからこそ。

その事実を初めて知った時に、僕は一瞬どういうことか分からなかったというのが本音でした。

で、70万円の見積もりを出したにもかかわらず、50万円しか支払うつもりはなかったという差額の20万円をその方がどうするつもりだったか気になりますよね。

「お金の話をしたい」と納品が迫った中で説明を受けたんですが、要するに料金の支払いのタイミングで、僕がその方と一緒に銀行に行って、先方が50万円そして何故か僕が20万円を持っていき、僕自身の口座に合算して70万円を振り込むと言う魂胆だったようです。

そんな事実が最初から起こることを知っていたら僕は確実に仕事を受けなかったし、こんな汚いことを知らず知らずのうちにグルでやらされているような形になっていたことに憤りを感じました。(発想がなかったので想像もできなかった)

ほぼ100%納品が完了していたような仕事だったんでお金を黙ってもらってたら良かったんですが、僕は馬鹿なので、そこで「分りました」と言うことができず、その段階で実際に納品できていた分の費用を支払っていただきたいと言うことと、そんな汚い話に僕は乗ることができないという怒りを伝えました。

すると、その方からそれ以降パタリと連絡が取れなくなり、後日、弁護士からこの件に関する事実をすべてなかったことにするような警告の文書が自宅に届きました。

思いを誰にも経験して欲しくないからこそ。

そんな感じで、この仕事は何もなかったこととして数ヶ月の制作と時間が全てゼロになりました。

僕としては数十万円の損害を実質受けたわけなんですが、正直な話、お金の事はマジでどうでもいいと思っています。

そんなことよりも、打ち合わせの時にヒアリングで聞いていた「お客さん対する想い」として話されていたことに共感したことや、先方やそのご家族の方の笑顔を思い返せば、あれは本当に何だったんだと思う位がっかりな気持ちになりました。

僕は愛を持ってお客さんの思いを形にすると言うクリエイティブをを作っていく気持ちで、仕事に取り組んでいますが、こういった薄汚い結末に終わった事は非常に残念で行き場のないエネルギーをぶつける場所を探しています。

過去にも似たようなことがありましたが、こういった思いを他の方にもそして僕自身ももう二度と経験しなくて済むよう、付き合う人はしっかりと見極めて行けたらと思っています。(気をつけてはいるんだけどね)

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer