【未来に投資する】勝たせたいの理由を理解する。
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おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信しています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
昨年2月に日本やって来たコロナの影響で、僕たちは生き残る方法を模索し続けて、それは1年経った今も尚続いていて、まだまだ苦しんでいる方々が沢山おられる状況です。
いくら有事の際の意識が低い人でも昨年の4月の緊急事態宣言が出た頃には、ほとんどの人が「自分が生き残るためにはどうした良いか?」と考えていた頃に、僕が考えたことは「誰を勝たせれば良いか?」ということでした。
これは決して汚い下心を出すようなお話ではなく、自分自身が生き残るための理屈を、まず理解することが大切だということへの注意喚起の内容でもあります。
ということで今回は、「未来に投資する」勝たせたいの理由を理解する、というお話をしたいと思います。
自分が生き残るためにまず考えないといけないこと。
僕はコロナがやって来て、それこそ緊急事態宣言が出る前から、ほぼ全てのクライアントさんへ「顧問契約料」や「デザイン料」などを減額したり、無償にしたりするというアクションをすぐに起こしました。
これには2つの理由があって、まず1つは「心の底からクライアントさんを助けたい」という気持ちと、もう1つに「クライアントさんが倒れたら僕も倒れる」ということです。
要するに、自分が生き残るためにはまずは「クライアントさんが立ち続けていることが大前提」で、ここで「自分の生活がキツいから減額はしません」と頑固になっているサービス提供者は、それこそ共倒れになってしまったか、自然に縁をを切られてしまったかのどちらかだと思います。
僕も今でこそ、「クライアントさんが倒れたら僕も倒れる」という2つ目の理由を言葉として伝えることが出来ていますが、当時の状況ではそこまで冷静ではなく「とにかく出来ることを何かしたい」という純粋な気持ちしかありませんでした。(ただその行動が正解だっただけです。)
すぐに「クライアントさんを助けたい」と行動に移せた理由。
僕は独学でフリーランスデザイナーになり、センスもなく実力もない頃からずっと多くの人に支えてもらって今があります。
それこそフリーランスとして活動を始めた最初の数年は、活動を維持することだけでやっとで、デザイナーとしての仕事だけでは到底食っていけない状況でした。
そんな時に感じたクライアントさんや、周りの方々の恩というのは、やっぱり今コロナで困っている方々が、善意に対して感じる恩とタイミングは違えど全く同じだと思っています。
偉そうなことを言う訳ではありませんが、辛さとか、惨めさとか、それを周りに「助けてくれ」と言いにくいってことは、僕にはやっぱり分かってしまうんですね。(特に僕を昔から支えてくださっていた目上のクライアントさんは。)
僕が困っていた時に、手を差し伸べてくれた人が困っているなら、僕が手を差し伸べるのは当然のことだろうと思えたからこそ、すぐに行動に移すことが出来たんです。
僕の仕事である「デザイン」とは。
ここで2つ目の理由として、「クライアントさんが倒れたら僕も倒れる」ということについて考えた時に、僕が仕事を通じて出来ることは偶然にも「デザインを通じて人を勝たせること」だったんですね。
生きていく上でもちろんコストは掛かりますが、僕は仕事をする上でパソコン1台あれば出来るリスクの低いことなので、そんな時こそ僕の行動で、困っている人を勝たせる時だとより強く思えたんですね。
コロナで飲食店が困っているなら、テイクアウト用の写真を撮ったり、チラシをデザインしたり、販売用のホームページを作ったりする、僕にはその力があったわけです。
で、僕はこれまでの人生の中で「恩」を重んじて生きて来たからこそ、過去に受けた恩はずっとずっと心の中に残っているし、僕はその感謝を胸に頑張ることが出来ました。
ここで僕が相手に対して「恩を売る」という言い方をすれば聞こえは悪いんですが、僕は家族や友人と繋がる理由の中には必ずしも「恩」というか、それに近いものがあると思うので、僕は大切な人との関係の中で恩の売り合いはある意味で美しいことだと思っています。(言葉にすると汚いですが、お土産の渡し合いみたいな感じです。)
自分は「誰を勝たせれば良いか?」を考える。
そこで、冒頭にお話しした「誰を勝たせれば良いか?」ということに繋がるのですが、これも汚い捉え方をすれば「自分に多くのお金を落としてくれる人」と考える人もいるかもしれませんが、僕はそうじゃありません。
どちらかと言えば「誰と苦労をしていきたいか?」という基準で、辛い時こそ一緒に戦って、そんな中で”お互い恩を売り合って生きていける人を勝たせたい“と思ったんですね。(頑張った後に一緒に負けても良いって思える人ってことです。)
僕は今31歳ですが、人生の3分の1はそれなりの苦労をして来たと思っているし、それなりの底も見て来た中で、そういう時に手を差し伸べてくれる人のお陰で今豊かな心を持つことが出来ています。
僕の大切なクライアントさんの中で、コロナの影響で規模縮小した方々はいらっしゃいますが、まだ失業したり倒産したりした方は1人もいません。
緊急事態宣言は続き、2021年がどうなっていくかはまだまだ分かりませんが、僕は自分のクライアントさんが立ち続けられるような支えになれるよう、今年も出来ることを頑張っていきたいと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、またね。