お金に対する考え方や価値観が変わってから仕事に対する取り組みが変わった話。
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お金に対する考え方や価値観が変わってから仕事に対する取り組みが変わった話。

2022.03.25
2022.03.25

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

元々経済的な基準が低い人間ではあるので、決して僕がお金持ちという訳ではないのですが、先日もお話ししたようにここ数年でお金に対する価値観が大きく変わった部分がありました。

ただ、昔から僕は、周りの友達が「月手取りいくらなん?」といったような、お金基準の会話をしている中で、僕はいつもつまらないなと思って聞いてたんですね。

ということで今回は、お金に対する考え方や価値観が変わってから仕事に対する取り組みが変わった話、についてお話ししたいと思います。

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駆け出しデザイナーの僕が今の仕事で食えなかった時代。

デザイナー(というより僕はもう何でも屋さんですが)のお仕事といえば、駆け出しの頃なんて、名刺のデザイン1件取るのすらも必死で、確か当時は1件(両面デザインで)3000円という破格で受けていたことを覚えています。

計算してみてください。名刺の案件を足で稼いで拾って来る労力と、ヒアリングたり、デザインを作って見せたりのやりとりって1日2日で終わる話じゃなく、印刷まで全部やり遂げる頃には1週間以上かかってたりするんです。

それで、たったの3000円の報酬を受けるために、当時の僕は一生懸命働いていたんですね。ただ、当時はデザインをお金をもらってさせてもらえる状況に飢えていたので、お仕事をもらえるだけで満足はしていました。

でもそんな状況が何ヶ月も続いている中で、そんな単価ではやっぱり生きていけないことは重々承知している中で、元々は好きなことで生きていく目的だった僕にとって「お金を稼ぐために仕事をしていない」という葛藤との戦いがありました。

自分の仕事の単価を思い切って上げた結果。

そんな時に先輩から「浩太。お前は自分を安売りし過ぎや。それじゃ自分の価値を下げてるのと同じやぞ。」と言われ、お金を稼ぐために仕事をしていないという言葉に矛盾を感じながらも単価を上げることを決意しました。

僕ごときにその時以上の価値を付けてしまったら、きっと仕事なんてもらえるはずがないと思っていたし、既存のお客さんも離れていくと思ったんですが、たったの1人もそんなことはなかったんですね。

その時既に、自分の技術が請け負っている単価をゆうに超えていて、僕自身が単価を安くしてしまい過ぎているが故に「価格破壊」が起こっていた状態だったんです。

当時の僕のクライアントさんに「もっとちゃんとお金を取ってください」と言ってくれる人がいなかったこともあり、僕はそれに気付くことが出来なかったんですね。(今は結構な確率でそれを言われます)

僕の技術が大きな利益を生むことを知った日。

そんな転機のような時期が、クリエイターを続けて来る中で何度か起こって、僕は今現在そこらの(安売り量産型の)ネット業者なんかよりは単価が高くなっていると思います。

で、昔は「ネット業者よりも安くしないとお客さんがいなくなる…」と思っていたんですが、逆に単価を上げたことで信頼性は強くなり、僕に声をかけてくださるクライアントさんが変わって来たんです。

今だからこそ言えますが、昔は「僕を安くで利用しようとする人間」が一定数集まっていたと思うし、そういう人達は僕が単価を上げた時点で自然と消えていきました。(でも大切な人達は今も繋がり続けてくださっています)

そういう方たちは、なぜ自分と繋がり続けてくださっているかといえば、実質的な数字以外の部分も含めて「価値(利益)を生める人間」だからで、僕の技術はいつしかそういった価値のあるものになったんだと感じました。

お金に対する考え方や価値観が変わって取り組みが変わった。

で、僕が今、必死にというまででもありませんが、過去には避けていた「お金を稼ぐ(適正な料金をもらう)」という行為に昔よりも固執するようになった理由があるんですね。

それは、僕自身が潤うということは、僕自身に余裕が生まれるということになり、例えば設備投資が出来たり、クライアントさんのお店に行けたり、すごく柔軟に行動出来るようになることに気付いたんですね。

お金に余裕がなければ、クライアントさんのお店に顔も出せない、困っているクライアントさんに対して料金もケースバイケースで下げてあげることも出来ないとなると、そんな窮屈なことはないなと思ったんです。

なので、僕は仕事に定価を定めずに、資金に余力のある方、ない方をしっかりと判断して、それぞれの適正価格として、Win-Winの関係を築きながらお仕事を受けるようになりました。

そうした方が助けられる人が増えるし、みんな揃って満足することになると実際お仕事をしていて感じたので、自分自身がお金を沢山稼ぎたいと思っている訳ではありませんが、そういった価値観を持つように仕事に対し取り組んでいます。

僕自身はお仕事に対する考え方は昔から変わっていませんが、少しそういった部分での考え方を変えることで、思わぬ形でお仕事が上手く回り出す瞬間があるので、固定概念で考え方を固くし過ぎずに、その先にある未来を想像してみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer