上手くチーム作りをするための心構え。
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上手くチーム作りをするための心構え。

2021.01.25
2021.01.25

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕はプライベートで社会人のサッカーチームに参加していて、このチームでここ数年起こったことがまさに社会の縮図で、その中で僕自身が取り組めたことが、すごく良い結果を生んだので紹介したいなと思い、今回お話をさせて頂きます。

正直、僕はキャプテンとかチームをまとめたりするのは「面倒なので勘弁」ってタイプなんですが、ふと思い返してみれば、実は小学校の時から何故かずっと副キャプテンを任されていることに気付きました。(で、実はちょっとだけ得意だったりするんですよね。)

ということで今回は、上手くチーム作りをするための心構えについてお話したいと思います。

たかが遊びのサッカーでの出来事ではありますが、チーム内での行動について少しでも参考になればと思います。

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副キャプテンという立場が好きな理由。

チームで物事を決める時に、いくら面倒だといっても「誰かがまとめないといけない」となった時に、リーダーやサブリーダーのように大体チームには2~3人まとめ役が必要になって来ますよね。(プロジェクト毎とかでもそうですよね。)

そんな時に、僕って絶対にリーダーには向いてなくて、その理由は僕自身に「影響力や権威性がない」ということが1番大きいと思います。

たまに抜けてたりするし、ずっと完璧な人間ではないポンコツなので、表向きに立ってる人はやっぱり見栄えが良い人や、それこそいるだけで説得力がある人が必要なんです。(貫禄のあるキャラクター的な人。)

僕はその人の裏でこっそりと躍動し、リーダーにしか分からない必要不可欠な存在で、リーダーにだけすごく頼られているけど僕自身は輝かず、リーダーを輝かせるという立場が自分的にしっくりくるんですね

別にリーダーになるような人が嫌なわけではないんですが、個人的に(言葉は悪いですが)自分がイキってるみたいに感じてしまうので、そういう意味で副キャプテンという、1枚影に隠れた存在が好きなんですね。

社会人チームで副キャプテン的なポジションを任されて。

で、今回のお話に戻るんですが、チームが新体制になるということで、いわゆる「世代交代」が行われて、僕の所属チームには20代前半~50代までの方が幅広く所属していて、当時は下から数えて3番目くらいの若さだったんです。(年齢層は高めで、まさに会社と同じような構図なんです。)

リーダーは早々に決まったんですが、その運営をサポートする人が決まらず、チーム存続のために僕が手を挙げることになり、そこから全てが始まりました。

これまでチームをまとめてくれていた、50代くらいの1人のオジサンが、僕に信頼を置いていない状況で「若いヤツに指示されたくない」という気持ちで、僕が役割分担とかの指示を送ったりした時にすごく冷たい(というかちょっとイジメ的な)行動を取るようになったんですね。

「早くしろ」とか「お前が全部やれ」とか、僕が指示を出すようになる前まではニコニコしていたオジサンが豹変して、ちょっと怖いオジサンになっちゃったわけです。

加えてえリーダーは大事なことは言いますが、「細かいことは任せた」と僕に完全に頼り切ってる部分もあったので、もう僕がやるしかないという状態だったので、ひとまず頑張ってみることにしました。

チーム作りにおいて最も動く必要があるのは「指示を出す人」である。

僕はチームの試合までの出欠確認や、年間を通しての役割の振り分け、試合当日のメンバーのポジションの管理や筆記作業、試合後の試合結果の報告の連絡など、ほぼ全て担当するようになりました。(そんな大した量の仕事ではないですが。)

慣れないことではありましたが、いろんな場面でチームの先輩にも頭を下げたり、新しく入って来た後輩にも説明したりしながら、これまでチームの一部の人間しか担当していなかった雑務を、チーム員がそれぞれ平等に担当するように変えていきました。(ここでオジサン世代にも平等に与えることにしたのが、1人のオジサンのカンに触ったのかも。)

やっぱりみんな、同じ会費を払ってサッカーという遊びをするために集まっているので、そこは年齢関係なく平等にイヤなことも負担していこうということで、オジサンのプレッシャーは怖かったですが、これはしっかり貫き通しました。

その代わり、事前のフォローやアフターケアなど、出来る限りのことは一生懸命にやり続け、今期はコロナの影響でだいぶ試合数は減りましたが、先日、僕が副キャプテンを担当したチームの2年目最後の試合が終わりました。

で、家に帰って少ししてふと携帯を見ると、例のオジサンからのLINEで「いつもありがとう!来シーズンもキャプテンのバックアップよろしくお願いします!」と、お礼のメッセージが届いていました。

友達追加してなかったくらい初めての個人連絡で、こういうことをする人だとは思っていなかったので、2年間それなりに一生懸命やって来たことが報われた瞬間で本当に嬉しかったです。

ここで改めて気付いたのは「チーム作りにおいて最も動く必要があるのは指示を出す人である」ということでした。

チーム内での違和感は必ず本人に直接アクションを起こす。

チームで行動していると、1人が無責任な行動をしたり、(特に新しく入って来た若い子は)先輩に対して失礼な対応を知らず知らず取ったりすることがあるんですが、そういう違和感を感じた時に、怒るのではなく理由をしっかりと伝えて納得してもらえるように説明することが大切だと思いました。

それは、例え相手が先輩でも、後輩にやっていることと全く姿勢はブラさずに、同じようなことがあったら同じように説明して、決してヒイキしないということですね。

そういう部分に発言力を持たせるためにも、僕自身が普段から1番キッチリとやっていないと「お前に言われる筋合いはない」と言われて終わりなので、改めて人をまとめることは大変だと感じました。

相手に感謝やリスペクトを伝える発言と行動を心掛ける。

で、2年間リーダー的なポジションを任されて感じたことは「見てくれてる人は見てくれてる」ということで、僕みたいなクソガキの声に耳を傾けて、サポートしてくださる先輩方の優しさをすごく感じました。

僕がグループLINEでの連絡内容を間違っていたら、僕が恥をかかないように個人LINEで「間違ってるよ」って教えてくれたり、当日の人数が足りなかったらどんなに急でも人を探して来てくれたり、僕が出来ない部分を補ってくれる人がいたから、僕が副キャプテンとして立ち続けられたと思っています。

僕が行動を見せ続けたからこそ周りの人たちがサポートしてくれたと思うし、そんな時に、普段からしっかりと「ありがとうを伝えることが大切」だと思いました。

今年は特に色々とあって、(お話を聞いてもらったら分かると思うんんですが)ほぼキャプテンという立場になってしまっていたと思うのですが、来年は出来る限り副キャプテンの立ち位置になるための努力をしたいと思います。笑

今回は、「人を動かすためには、まず自分が1番行動しろ」ということを痛感した出来事を経験したことをお話しさせてもらいましたが、何かのお役に立てれば幸いです。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer