僕がギャンブルを簡単にやめられた理由とお金の話。
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僕がギャンブルを簡単にやめられた理由とお金の話。

2021.02.02
2021.02.02

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

久しぶりに会った友人達と話をしていると、競馬や競艇なんかの予想をしたり、今でもパチンコやパチスロなんかに行った話を聞いたり、会話の中に結構ギャンブルの話が多いなーと感じます。(株とかFXとか仮想通貨とか僕よくわかんないんですが。)

きっと僕をこういった発信を通じて知って下さった方からすれば、「僕 = ギャンブル」を想像できないかもしれないのですが、実は僕パチンコやパチスロにそれなりに通うギャンブラーだったんです。

「急にギャンブルの話?!」と思われた方には、ちょっと誤解して欲しくないのですが、今回お伝えしたいことは、僕がフリーランスとして働き始めてから変わった「お金に対する考え方」のお話です。

ということで今回は、僕がギャンブルを簡単にやめられた理由とお金の話についてお話ししたいと思います。

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どのくらいギャンブルをやっていたか。

ギャンブルとして、競馬や競艇なんかの賭け事はしなかったんですが、僕はパチンコとパチスロをやってたんですね。(大体週に2~3回は必ず行ってました。)

(依存症の人はもっとすごいので)僕はそこまで中毒だったということではないのですが、世間一般的な観点から見た時に、明らかに「金銭感覚」は狂っていたように感じます。(今冷静に考えたらちょっと恐ろしく感じます。)

今、一万円の買い物をするのに1週間も1ヶ月も悩んでいる僕が、パチンコやスロットに1時間も経たずに一万円を入れることに躊躇なかったんです。

ギャンブルなので、ただ減るだけではなく、もちろん勝てば大きく返ってくることもあるのですが、お金を賭けていることへのスリルと、派手な音や演出に少なからず中毒性を感じていたんだと思います。

僕の中でパチンコは「勝てるギャンブル」だった。

ちなみに僕は19歳~21歳くらいの頃、家族の事情で貧乏を経験して、普段は働きながらでしたが、他でアルバイトしてシフトに入ったり出来ない都合上、合間時間でお金を少しでも稼ぐためにパチンコをしていました

話せば長くなるので割愛しますが、当時の僕に取ってパチンコは絶対に勝てるギャンブルだったんですね。

その勝ち方をちょー簡単に説明すると、パチンコって色んなタイプ(当たり確率が1/100とか1/400とか)がありますが、要するに確率論なんですね。そこでサイコロを使って説明すると、1回100円でサイコロを振り続けて「1」が出るたびに賞金が出るというゲームで、当たる確率は「1/6」なので1回の当たりを引くまでに600円掛かるんですね。なので当たった時の賞金が、599円以下だと負け続けるし、601円以上だと勝ち続ける、600円ちょうどだとずーっとプラマイゼロみたいな感じです。

そんな感じで、自分のお小遣い稼ぎや、弟がいたので何か買ってやるためにヘソクリのために、僕は普段の仕事が休みの日には、せっせとパチンコ屋に足を運んでお金稼ぎをしていました。

パチンコ台の特徴をはじめ、確率論までしっかり勉強して、世間一般ではギャンブルだと言われるパチンコで僕は、計算した上で「常勝」していたんですね。

そういった感覚で、仕事としてもギャンブルをやって、自分の時間が出来てからもズルズルと遊び感覚でギャンブル続けていた時に、今回お話したいギャンブルを止める瞬間が訪れました。

お客さんの顔が浮かんで来るようになった。

そのキッカケとは、(下積み時代も含め)フリーランスデザイナーとして活動し始めた頃から、デザインのお仕事とは関係のないアルバイトで稼いだお金と、実際にデザインのお仕事を通じて稼いだお金の重みに違いを感じるようになったんです。

物理的なことから考えても、アルバイトで時間を拘束されることへの対価として支払われるお金と、営業から制作・納品までを全部自分ひとりでやるフリーランスとしての仕事を比べた時に、同じ1000円の価値に僕の気持ち的に雲泥の差があったんです。

実績もクソもないデザイナーに(当時は優しさで)仕事を頼んでくださる人も多かったので、その方達の優しさとして受け取ったお金をギャンブルに使うことが出来なかったんですね。

パチンコ台にお金を入れる時に、お客さんの顔が浮かんで来た時、僕は依存症を感じることもなくアッサリとギャンブルを止めることが出来ました

もうそれから、毎週の様に通っていたパチンコやスロットには、かれこれ7年以上は行っていません。(トイレは綺麗なのでたまに借ります。)

お金をもらうのではなく「預けられる感覚」を知った。

言葉にするのは難しいんですが、僕がアルバイトで稼いだお金は「自由に使えるお金(悪い言い方をすれば思い入れのないお金)」という感覚なんですが、フリーランスデザイナーとして稼いだお金は「お客さんから預かったお金(思い入れのあるお金)」という風に感じるようになったんだと思います。

そんな「お客さんから預かったお金の使い道」は、“お客さんに見せても恥ずかしくないように使わないといけない“という風に思い、そう思えたのは、「お客さんと直接繋がれるというフリーランス特有の環境」があったからだと思います。

僕は元々、食品に関していえば「食事を残す」とか「消費期限を切らして捨てる」なんかも嫌いですし、基本的には贅沢はせず浪費も一切しません。加えて、自分の物は長く大事に手入れしてまで使うタイプの人間なんですが、その部分の気持ちも一層強まりました。

ただ誤解して欲しくないのは、お金に関しては、自分の技術や時間を提供したことによる「自分のもの」であることには変わりないので、もちろん基本的には自由に使って良いものだと僕は思っています。

ただ、実際に僕がフリーランスデザイナーとしてお金を貰えるようになるまでに経験してきた苦労の歴史を考えた時に、僕の感覚として、そのお金が「お客さんから預かったお金」という気持ちになったとういうだけのことで、預かったものだからこそ、いつか何かしらの形でお客さんに返さないといけないものに僕の気持ちの中での考え方が変わりました。(そういう感情が良いサイクルを生んでるとも思います。)

僕は、別にお金の使い方に関して詳しい人間ではありませんし、上手い運用方法を知っているわけではありませんが、自分がフリーランスデザイナーとして稼いだお金に対しては、いつもそういう気持ちを持って使っていますよっーてことが、今回のお話で伝われば良いなと思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer