【経験と知識】若い世代に尊敬される上司になるために。
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【経験と知識】若い世代に尊敬される上司になるために。

2020.11.20
2020.11.20

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(202010月現在)を突破しました。

巷では「老害」と呼ばれる悲しき大人たちが、日々誰かにマウントを取ることに必死になっていて、それが普通の社会生活を送りたい人たちにすらも悪影響を及ぼしていたりします

仕事で言えば、若い子が的を得た良いアイデアを出したとしても、老害の持つマウントは「アイデアの質」に対してではなく、「若いヤツが偉そうに発言してやがる」となる感じで、全く分かり合える余地がないんですね。

これを繰り返せばもちろん、マウントを取られ続けている若い子達は仕事が嫌になってくるわけで、素晴らしい才能が押し潰されたり、仕事を嫌いになって辞めたりと、死活問題な出来事として現代社会において慢性している問題だと思います。

ということで今回は、「経験と知識若い世代に尊敬される上司になるために、というお話をしたいと思います。

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若者の方が知識やスキルが高い可能性があると思える心。

そもそもこの情報化社会の中で、今40~50代を迎えるオジサン達がこれまで生きてきた時代と、今の20代の若者達との情報量に差があることを認識出来てないことが一番ヤバいですよね。

もちろん40~50代の人でも、誰よりも努力をし続けていて、情報を取り込み続けてる人にこの話が該当するわけではないんですが、こと「老害」といった人種の人に限っては絶対にそれはあり得ないと思います。

加えて僕らは、ずっと10代の学生でいられないように、その時代その時代の感覚というのはその時代でしか持つことが出来ないんです。

身体の大きくなった僕らは、純粋に幼稚園児と一緒に遊具で遊ぶことは出来ないし、この遊具がもっとこうなっていれば楽しめるという「幼稚園児目線」にはなれないわけですね。

僕はそういうドンピシャの感覚を持っているのが、実際に今時代を生きている各世代の本人達だと思っています。

そう考えた時に、自分が提供しているサービスの対象者が若ければ若いほど、自分より若者の意見を聞く方が得策であることに気付くのは簡単なんですね。

成果を独占しようとする人間が「老害」である。

それがいくら良いアイデアだったとしても「老害さん」は圧倒的にマウントを取りはじめ、「自分が知らないこと」「自分が苦手なこと」は絶対にダメだと押し潰して来たりします

「お前が知らないだけで、みんな知ってるよ!」的なことでも、老害さんの前ではNGになったりするんです。

これは老害さんが「成果を独占しようとしている」ということだからなんですね。

自分以下の部下がやり遂げた仕事は、全て自分の手柄にしたいと考えていることから、自分ができる範囲内のことでしか手柄に出来ないと思っている大バカちゃんなんです。

一刻も早く出世して、今を逃げ切りたいと考えている人達の生き様といえばまさにこんな感じです。

対若者との関係の中で、勝ちは何かを考える。

まず、組織に属している身としての”勝ち”とは、各チームが団結して掴む勝利の集合こそが組織の勝利であって、組織の特定の1人が勝利したところで与える影響は正直しれています。

実は僕もゴリゴリにプライドが高く、老害まっしぐらだと思っていたのですが、実際にこういった場面に出くわした時に自然に取れた行動は「老害予備軍」ではありませんでした。(よかった)

対若者との関係を築く中で、例えば自分が会社の若い子よりも得意なことでも、若い子にとっては尊い経験になり得るんですね。

自分が出来る仕事でも、それを「任せるよ!」って丸投げして、後のフォローを自分がしてあげた時に、若い子にとって自分がどう見えてるかといえば、それこそ「頼れる先輩」になるわけだし、後輩も経験によって成長出来てWin-Winじゃないですか。

それを逆に「お前には任せられん!」とばかりに、全部自分でやってドヤ顔してたり、お前は何も出来ないなと部下を蔑んで見たりしていては、自分の下の人材を自分の手で潰していることになるんです。

正直、ここを上手くコントロールするのが上司の役割だと思っていて、それが出来なくて、若者より給料が高くて成長も見込めないオジサンなんてマジでいらないんですよね。

「老害」にならなず、尊敬される上司になるために出来ること。

組織に属している中での「経験」って、入社1~2年の子達には少なくて、尊敬される上司になるために出来ることの1つが、その経験を活かすことなんですね。

若い子の意見をしっかりと判断し、これまでの経験で築いて来たコネクションを使って、「若者の意見を自分の判断として」さらに上司に伝えたりする架け橋になることは、経験が作った関係性がなければ出来ません。

ここを「若者の意見を自分の判断として」伝えることが出来ず、「自分の意見」として伝える人が老害さんなんですね

これはどう考えても尊敬出来ないし、何より「あの人にアイデアを言えば自分の手柄にされる」と思ったら、意見すら出したくなくなります。

僕が思う「老害」にならないために出来ることは、「今の時代の知識」は若者でもしっかりとした意見を持っている子は沢山いるということに気付ける気持ちを持つことです。(自分より若者の方がすごい才能を持っている可能性も多い)

自分にスポットライトが当たる時代は終わり、「築いて来た経験」と「今の時代の知識」の融合として、若者にスポットライトを当ててあげられる大人こそが、尊敬される上司への近道じゃないかなと思います。

僕も老害にならないために、日々の頭のストレッチを頑張ります。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer