What I wanted to express in creating my annual zodiac design.
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毎年恒例の干支デザインを作る中で僕が表現したかったこと。

2024.01.04
2024.01.04

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,561日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

この時期になると、毎年恒例の唯一SNSでは年に1回だけストーリー以外で投稿する「干支デザイン」を仕事の合間で作っています。

それは、僕自身の1年間の抱負であり、今の僕自身の感情でもあり、その1年を象徴するデザインとして考えていて、今年も僕はそこに自分自身を投影して制作に移りました。

ということで今回は、毎年恒例の干支デザインを作る中で僕が表現したかったこと、についてお話ししたいと思います。

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去年の「卯年」のデザインがまんまと違った意味で実現された。

今年のお話をする前に去年のお話をすると、去年の卯年のデザインは「雲から突き抜けるのにジャンプする必要のない大きなウサギ」として、雲からひょっこりと顔を出すほどの大きなウサギを表現したんですね。

これに関しては、今思えば僕自身の「慢心」や「天狗」になったていた部分も入っていたりすることを感じていて、要するに「どんと構える様」みたいな感覚もあったんではないかと思いました。

僕の中では「飛ばなくてもそこに在る存在感を示せるような年にしたい」みたいな感覚で作ったものだったんですが、それがあまり良い風な方向に進まなかった年だったと思います。

こんな風に、自分自身と干支デザインにはリンクする部分が無きにしも非ずだと思っていて、そんな中で今年は「龍」という空想上の生物を題材にしたテーマの中で、どういった風にデザインをしようかと悩んでいました。

今年の裏テーマは「AIとの融合」

そして、今年の裏テーマの1つは「AIとの融合」で、ここ最近いよいよ発達してきたAIが生み出すクリエイティブの中で、クリエイターの需要が危ぶまれている部分があると皆さんは感じていると思います。

もちろんそういった部分も無きにしも非ずな部分はあるのですが、僕はまだまだ人間が生み出す「意図して作り出すクリエイティブ」の需要は十分にあると思っていて、その証明が今回の作品であることを伝えたかったこともあったんです。

なので、今回の作品は当初「AIが生成した画像」で作り出そうと思ったんですが、やはりAIへの命令が技術的な要素になる中で、なかなか完全にそれをコントロールすることは難しかったこともあり、AIが生成した画像の合成と僕自身の融合を試みたんですね。

今回の作品については「AIが作り出した背景」を数枚合成することと、人間が作った龍のデザインを合成すること、そして意図した場所に意図した形で設置されたテキストという3パターンの組み合わせで表現することにしました。

今年の龍の干支デザインに込めた想い。

そして、今年の干支デザインに込めた想いですが、色んなことが重なって、愛で生きて来た僕の愛が沢山の場面ですれ違い、裏切られ、それが擦れたり、空回りし続けた数年間の中で、メンタルが壊れてたのを僕自身薄々気付いてました。(特に去年は過去一と言って良いくらいにぶっ壊れていた状態でした)

ただ、僕の心の奥底には沸々と湧き上がる今にも爆発しそうなエネルギーが常に満ち溢れていて、そのエネルギーを爆発させる場所がないことにもどかしさを感じていたんですね。

で、そのエネルギーは時に「死」に向かうエネルギーに変わり兼ねない時も多々あり、去年は自暴自棄になり「全てを捨ててやる」という想いに、心の中で「そうじゃない」と相反する想いを持つもう1人の自分が必死に食らいつくように生きていたような気がします。

そして、そんな僕の荒れ狂うほどに行き場を失ったエネルギーが、やっと暗い暗い地中から爆発と共に飛び出し、自分自身が弾け散るかの如くそのエネルギーを地上で放出し、その波動は雲をぶち破り、空という希望に溢れた場所に向かう様をデザインに表現しました。

反骨心と復讐心と嫉妬心と愛を持って。

こんな感じで、僕はずっとこの時期になると「干支デザインは何にしよう…」と考える訳なんですが、数週間前に「龍が土の中から飛び出すデザイン」とメモに描いた時に、それをデザインで表現出来るのかなってことを考えてたんですね。

そこにあれもこれもと感情を繋ぎ合わせていって、最終的に形にしたのは実は「作りながら」なんですよね。

龍に僕の姿を投影して、どんな迫力でこの地上に飛び出し、目は血走っているのかとか、空はどんな風に裂けて開けたのかとか、色んな部分を作りながら時間の許す限り表現し、時間があまり使えない中で今年は強いメッセージを作れたのではないかと感じています。

で、去年までの僕は、きっと本当の自分ではなくて、どこか宙に浮いたような状態で悲しみと孤独だけを背負って必死に死場所を探してた人間だったと思うんですね。

それに虚勢を張って、破天荒に生きてみたり、でもそれって僕が愛を持って必死に生きようとした証だったと思います。

そこで得た悲しみや苦しみ、色んなことに対する後悔による経験は僕に深みを与えてくれたし、この深みを僕は今年溢れんばかりのエネルギーと共に、少しずつ優しさに変えていけたらと思っています。

反骨心と復讐心と嫉妬心と愛を持って、僕は必ず復活します。

こんな僕をどうかよろしくお願いします。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer