僕が大人の立場として「夢」について子供達に伝えていきたいこと。
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僕が大人の立場として「夢」について子供達に伝えていきたいこと。

2021.11.03
2021.11.03

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

言い方は良くないかもしれませんが、僕の家族は『可能性を消す家族』だと思います。

事実、僕もこれまでの人生の中で『フリーランスデザイナーになる』という夢を何度も消されかけましたし、血の繋がった家族にすら僕の言葉を信じてはもらえませんでした。そんな中で、僕は自分の夢を叶えました。

ということで今回は、僕が大人の立場として「夢」について子供達に伝えていきたいこと、についてお話ししたいと思います。

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親は子を「守るための選択」を選びがち。

僕が自分が思い描いた夢を消されそうになった背景には、1つの家族の優しさというものがあって、要するに安定』を求めて不自由させないような選択を子供にさせたいという思いがあったからだと思います。

普通に考えればそうですよね。その選択の先に『確実な成功』がない限り、自分の子供に苦労をさせてはいけないと、それが子供の持った夢であろうが全力で止めたくなる気持ちも分かります。

でもそれって子供の人生じゃなく、『親の理想の人生』じゃないですか。

僕が「独学でフリーランスデザイナーになる!」と言った約10年前。その宣言は高らかに響いたの同時に虚しく消えていくような感覚で、「いつ辞めるの?」「いつ就職するの?」みたいなプレッシャーをひしひしと感じていました。

たった一度きりの人生の中で『親が子を守る選択』を子が真っ直ぐに歩み、その先に子供の本当の幸せがあるとは僕は一切思いません。

「失敗」を糧に出来る人間に「失敗」は存在しない。

以前も発信しましたが、弟の度重なる転職に対して「だから〇〇は向いてないって言ったやん!」と罵声を浴びせる親の声を聞いて、僕自身は『目的のある行動』を続けていれば後悔することなんて1つもないと感じていました。

辞めた仕事で得たものがあるのであれば、それを次に生かせればいいし、例え親がした同じ失敗をもう1度子供が失敗したとしても、それは1つの経験になると僕は思っています。

だからこそ、絶対に失敗すると思うことを見守るのも大人の役目であると思うし、その後にどんな声をかけてあげるかが問題なんですよね。

そこで「だから言ったやん!」ではなく、「良い経験出来たな!自分も過去に経験したんやそれー!やってみなわからんよな!次頑張ろ!」って感じで肩を叩いてあげることだと思ってます。(実際やってみないと経験出来ないことだって沢山あるので)

失敗を責めるような言葉なんか吐く必要はなくて、『失敗も成功のための経験』として、失敗も可能性として残されていることに対してチャレンジする気持ちと、もし失敗したとしてもそういう風に思えるメンタルを育ててあげるのが大人の仕事だと僕は思っています。

親の時代の失敗が、今の時代の失敗に必ずしも繋がらない。

僕は高校3年生の時に「コンピューターの専門学校に行きたい!」と親にいました。

そこで親からは「専門学校に行っても就職はありません」と言われ、僕の目の前に与えられた選択肢は『4年生大学』という道だけでした。

そして僕は皮肉にも、フリーランスデザイナーとなり、今は毎日パソコンを使って、パソコンが無ければ食っていけない様なお仕事をしていたりします。とんだ遠回りをした(させられた)んですよね。

紆余曲折ありながら、そこで苦労をして色んな経験を積み重ねてきて今がありますが、これを『良い遠回り』と自分の中に落とし込めたのは僕自身の解釈の仕方であって親の功績ではありません

なんだったら「あの時コンピューターの専門学校に行っていれば…」って未来を想像しても、きっとそっちはそっちで成功してたんだろうと思えたりするからです。

過去の常識が今の常識じゃなくなっている部分もあるからこそ、大人が子供に対して何かを示す時に『安易に可能性を消す行動』っていうのをするのは僕はすごく危険だと思うんですね。

どの時代でも変わらないものこそが「道徳」である。

僕が生まれた時、携帯電話なんてものは存在しませんでしたし、分からないことを調べるのにネットを開くなんて習慣はありませんでした。全部テレビや新聞から情報を取り入れてたんですね。

僕は今32歳ですが、たった30年やそこらで常識がガラッと変わってくる時代なんです。

いつまでも自分たちの時代の頭で考えでいけるほど社会は甘くないし、本当に子供を思う大人であればもっともっと勉強した上で発言していかないといけない。じゃないとただの老害になっちゃうわけですよ。

でも全ての人がそこまで勉強出来る環境にないと思うんですが、僕はたった1つ、どんな時代も変わらないものが『道徳』だと思っています。

「パソコンとかよく分からないけど仕事になるんかなぁ…」とか、正直ね『分からないなら黙っとけ』です。

日本で生きてれば、(例え犯罪を犯したとしても)絶対に経済的に終わるなんてことなんてないんですよ。例え失敗したとしても、何度だってやり直せるんです。

だからこそ、大人は子供の夢を尊重して、道徳を踏み外さないようにだけ支えて応援してあげることが大切だと思っていて、道徳ベースでさえ考えていれば、基本的に間違った選択なんてないと僕は思っています。

「おじいちゃんやおばあちゃんは大切にせなあかん!」とか言ってられる子供が、どんな道を進もうが絶対に明るい未来が待っている決まってます。もっと子供を信じて、一緒に寄り添ってあげて欲しいなって思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer