10年以上背中を追っていた大先輩からのヘルプに寄り添うことが出来た今に思うこと。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)
先日、僕が10年来のお付き合いをさせていただいている大先輩から突然電話があり、何事かと思ってすぐに電話を取り話を聞きました。
人生、一見すれば良い奇跡もあれば悪い奇跡もあるんだなと考えさせられたその内容の中で、すぐに僕は「何か出来ることがあれば教えてください」と伝えました。
ということで今回は、10年以上背中を追っていた大先輩からのヘルプに寄り添うことが出来た今に思うこと、についてお話ししたいと思います。
突然の大先輩からのヘルプに対して僕は。
冒頭でもお話しした通り、10年以上前からお世話になっている大先輩からの電話でお話を聞いた時に、思わず「そんなことあるんですか?!」と耳を疑うような問題が生じていることを知りました。
これは決して先輩が悪い訳ではなく、今まさに起こっていると感じるコロナあたりからやって来ている「日本中に漂う負のオーラ」がもたらした、人の心が寂れた状態によって作られた現象なんだと感じたんです。
そんな現象に巻き込まれる形となった先輩の想いを、「どうにかしてエンタメに昇華したい」という相談の中で、僕は「なんでもやります」と即答しました。
数日後また突然の電話をもらって「明日会えるか?」といったプライベートでのお誘いのような形で予定を聞かれた僕は、そこでも即答で時間を作ってお会いしに行くことを決めました。
寄り添える準備が出来ていたことへの喜び。
先輩からの事前の電話で軽くはお話を聞いていたんですが、実際に会って更に詳細を聞いていく中で「もしも自分が先輩の立場だったら」という面で、先輩の感情がスッと僕の中に入ってきました。
そして、これをエンタメに昇華するのであればぜひ僕に任せてほしいという使命感を超えた、自分自身のことに感じるような感情になり、僕の大切な人にこんな想いをさせている世の中に、僕は僕の感情を乗せて届けたいと感じました。
そこで、これから先に進める予定であるプロジェクトをどういう風に進めていくかの話をしている中で、10年以上前には既にクリエイターだった僕でも、当時は寄り添えなかった問題だと考えた時にすごく感慨深い気持ちになりました。
今の僕ならば、先輩が求めるどんな形のエンタメであっても対応出来ると感じたし、逆に10年来の付き合いだからこそ出来る感情移入で、誰よりもそのエンタメを真っ直ぐに伝えられると思えたんです。
仕事としてじゃなく人として心で話せた実感。
ただ実際のところ、そのお仕事の話は感情的な部分だけをしっかりと話して、実際に進めるであろうお仕事の話はふわっとしてまた後日って感じで終わったんですよね。
今日はそんな感じで終わりなのかなと思っていたところ、「福井くんことあとご飯行ける?」というお誘いをいただいて、僕からすれば職業は違えど10年以上リスペクトを持って背中を追っていた大先輩からのプライベートのお誘いほど嬉しいものはありませんでした。
食事の場では、お仕事の話というよりは、どちらかと言えば「人生の歩み方」とか「愛の在り方」みたいな価値観の話や、今の日本の時代の流れから感じる雰囲気的なことを話ししていました。
こういった感覚的な部分のステージ(波長)が合ったからこそ初めて食事に誘ってもらえたのだと思うし、そこでやっと僕は少しだけでも先輩と同じステージに足を踏み入れて、同じ目線で会話をし、共感し合える状態になれたことが感慨深かったです。
想いを伝えるデザイナーとして僕は戦う。
僕がここで選んでもらえた理由としては、「毎日ブログを書いているから」という表面的な理由があった訳なんですが、そこには「継続 = 信頼」とか、これまで僕を見てくださっていたからこそ感じる何かがあったんだと思うんですよね。
そして僕は「言葉をデザインする」というテーマを掲げたデザイナーであり、マルチな技術を手に入れた今では「想いをクリエイティブする」というクリエイターになれたと思っています。
そんな中で、大切な人の大切な想いを自分ごとだと感じながら、その熱量を一切のフィルターを通さず真っ直ぐに伝えられることを嬉しく感じました。
ここ最近「福井さんだから」という理由で僕を選んでもらえることが多くて、変な話じゃないですが「生きてて良かったな」とか「頑張ってて良かったな」って思うことが増えて来たんです。
やっぱり僕にとって「選ばれる」というのは「生きる意味」ではあるので、僕の周囲にいる素晴らしい方々から必要とされていること全てが、僕にとっての生き甲斐であり財産だなと感じています。
僕に出来ることは、クライアントさんを満足させつつ、その伝えたい想いを120%にして世の中に解き放つことだと思っているので、この(心の中では世の中に対してクソ腹が立つという)熱量を最高のエンタメとして昇華していきたいと思います。
それよりも何よりも、尊敬する方から選ばれたこの数日間の出来事は、僕はきっと一生忘れないと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。