怒りをコントロールするために僕が心掛けていることとそのリスク。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
僕は学生時代の頃くらいまでは怒りをコントロール出来ない尖ったどうしようもない馬鹿野郎でした。
誰かを傷付けるといったようなことではないのですが、とにかく沸点が低く、それ故に自分が孤立するようなこともありました。
ということで今回は、怒りをコントロールするために僕が心掛けていることとそのリスク、についてお話ししたいと思います。
学生時代の頃までの自分を振り返って。
サッカーをしていたということもあったんですが、僕はとんでもないくらい負けん気が強くて、サッカーの技術で負けると怒るということではなく、男として負けることが嫌だったように思えます。
僕よりもサッカーが上手い人間は山ほどいるので、そんな存在にサッカーという分野で喧嘩を売っても勝てないのは目に見えているので、例えばフィジカルや走力で負かしてやろうとこっそり努力をしていました。
そんなスタイルだからこそ、試合中はガッツリと相手とのコンタクトがあるシーンでは「ぶっ飛ばしてやろぞ!」的な意気込みでやっているので、監督からはお気に入りで通っているような状況でした。
そんな性格が日常生活でもモロに出ていた時期は20代前半くらいまでは続いていたので、そんな自分を変えたくて仕方ないと心の中では思っていました。
デザイナーという夢を家族にも軽視されて。
僕がフリーランスでデザイナーになると決めた10年以上前に、僕は毎日のようにデザインを手書きでコピー用紙に書いては、それを元にパソコンを触ってデザインをしていました。
今思えば本当に酷いレベルのものではあるんですが、当時の僕からすれば少しずつ上達出来ているような感覚を持っていた訳ですね。
そんな中で、家族に意見を聞いてみた時に「ちょっと変かな…」とか言われようもんなら、「あんたはなんぼのもんじゃい!」みたいな感じで怒りを露わにすることも少なくありませんでした。
その背景には「家族に夢を応援されていない」という部分があって、それが実は大きかったりする訳なんですが、自分の不甲斐なさを誰かに当たってしまうレベルで僕は幼かった訳です。
仕事が軌道に乗り始めてから気付いた感覚。
お仕事が軌道に乗るまでは僕自身が舐められていたこともあって、クライアントからの「二度手間の指示」とか「作り直し」といったルーズな対応に腹を立てていたことも何度もありました。
そんな当時の僕は、自分の好きな仕事をやっているのにも関わらず愚痴ばかり言ってしまっていて、その仕事自体が好きなものなのかも分からない様な感覚にもなっていました。
で、そんなこんなでお仕事が多少軌道に乗りかけて来たある時を境に僕は「想定する」という余裕を持つことが出来るようになったんですね。
要するに、先ほど言った「二度手間の指示」や「作り直し」を予め想定して熱量をコントロールしたり、そうならないように事前に色んな準備をすることで問題を回避するといった感じです。
想定することで起こるリスク。
僕はそんなこんなで「最悪の事態」を想定することで自分の心を安定させるように努めているのですが、それが良いことばかりではないのも事実だったりします。
「もしかしたらこうなるかもしれない…」みたいなことを考え過ぎてばかりいるとやっぱり不安が優ってしまうので、なかなか心が落ち着くことがないんですよね。
作品を提示した時に「ダメって言われたどうしよう…」とか、見積もりを出した時に「高いって言われたらどうしよう…」みたいなことばかりを考えて、考え過ぎてしまって僕は消耗してしまうんです。
大体の場合は自分が想像しているような最悪の状態にはならないことが99%だと思うんですが、僕の場合はそういう訳にはならないんですよね。
ならないけど考えてしまうという無駄なメンタルへの負担は僕にとってすごくストレスなんですが、それをしなければ起こりかねない問題に対応出来ない。
そういう風に考えたらどっちを取るかの話にはなるんですが、やっぱり何事もバランスが大事だと思うので、そういった部分のコントロールをしっかりとしてメンタルを安定させられるように努めたいと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。