説明が得意な僕が頭の中で考えていること。
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おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
最近僕、ただ自分で制作をするだけではなく、誰かにリモートで仕事を教えたり、ホームページの使い方の手順を説明したりすることが増えて来たんですが、総じて皆さん分かりやすいと言ってくださるんですね。
それは何故かと考えた時に、毎日続けているこのブログによって情報整理が上手くなっていることと、もう1つ重要な要素として「想像力」があると思いました。
ということで今回は、説明が得意な僕が頭の中で考えていること、についてお話ししたいと思います。
ブログを書いていることで説明上手になれる。
僕は毎日ブログを書き始めて約450日目くらいになるんですが、この約450日の間でも、ブログを書き始める前よりも色んな人の文章から色んなものを吸収してきました。
やっぱり自分がやっているのとやっていないのとでは見ることに関しては大違いで、ブログを書くようになったからこそ、「文章の読みやすさ」や「文章の書き方・組み立て方」を意識した上で読むようになったんですね。
人は無意識に「美味しいもの」を好んで食べるように、やっぱり文章も読みやすいものや面白いものを選ぶ傾向にあると思うので、自然と良い文章を選ぶようになって来るので、それを意識して見るということは必然的にスキルも上がってきます。
このように「意識して見る」を繰り返していくことで、情報整理が上手くなり、それを伝える順序や組み立て方が上手くなり、それによって説明が上手くなるということなんですね。
引き出しの多い人は説明が多い。
もう1つ文章を書いていて思うのは「語彙力」の大切さで、やっぱり言葉の種類を多く知っている人の方が伝え方が上手くて面白いと思います。
僕はホントに語彙力のない単純な文章しか書けないので、いろんな方の文章を見ていて「こんな言葉があるんだ」とか「こんな表現の仕方するんだ」と感動して見ながら、こっそり凹んでいたりします。(だって毎日頑張ってるんだもの)
要するに、文章を書く上で必要なのは「語彙力 × 表現方法」だと思っているので、語彙力だけを付けすぎて堅苦しい文章になったり、表現方法だけをつけてチャランポランな文章になったりを防ぐために、どちらかに偏るのではなくて、バランスよく向上しているのが良いんだと思います。
僕は本業があるので、なかなかブログに費やしている時間というのは多くないので仕方ないと思うんですが、やっぱりもっと語彙力を付けて引き出しの数を増やして、より多くのことを面白い表現で伝えられるように努力したいですね。
「料理」から考える説明力の向上。
ここで、どんな人でも想像しやすいように「料理」を例にして、この説明の上手さを向上するコツを教えたいと思います。
1つ質問なんですが「ナンプラー」ってどんな味か分かりますか?
僕は特にアジア系の料理が苦手だったりするんで、(食わず嫌いもあるんですが)ナンプラーを滅多に食べることがないので、どんな味か具体的に分かりません。
で、分からないということは説明出来ないということなんですね。
一方で「塩」や「砂糖」や「マヨネーズ」なんかはよく使うと思うので、どんな人でもある程度説明することが可能だと思うんですが、「ナンプラー」って説明出来る人ってそれよりも少ないですよね。
そして、これがリアルになればなるほど可能になるのが、「量」や「混ぜる」ということの先にある味まで想像することが出来るようになるんです。
多分皆さん無意識に、塩をこれくらいかけたら大体どれくらい辛くなるとかくらいなら分かると思うし、醤油マヨネーズの味も分かると思います。
こんな風に、サンプル量(経験)が多ければ多いほどイメージすることが可能になるので、自分が伝えたいことを自分自身がどれだけ経験しているかが大切になって来るんですね。
人にものを教えるのが得意な僕の頭の中。
こんな風に、僕の中での「説明が得意だという理由」を言語化して伝えてみたんですが、要するに僕の頭の中で行われていることは、これまでの「サンプル量(経験)」をブログで培った「文章の書き方・組み立て方」を駆使して説明の仕方を考えています。
Aのことを伝えるには、Bのことをまず最初に説明しておいたほうがわかりやすいかなーとか、そんなことを考えながら頭の中で組み立てています。
そして、実際にそれを説明した時に「分かりやすい」と言ってくれた相手の反応を見て、なんで分かりやすかったのかを聞いたりして、今後の説明に生かしたりと試行錯誤するんですね。
僕が説明上手になるために大切だと思うことは、文章を読む時、誰かの説明を聞く時に「意識して見る」ということでまず伝えることを上手くなることと、そこでの経験を自分の「引き出し」として持っておける状態のものに残しておくことだと思います。
説明が上手くなることは、どんなお仕事にも通ずる便利なスキルだと思うので、ぜひ今回の発信を通じてやってみようと思う人は実践してもらえたらなと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。