フリーランスのインボイス制度やサラリーマンの給与・退職金の増税について思うこと。
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フリーランスのインボイス制度やサラリーマンの給与・退職金の増税について思うこと。

2023.07.05
2023.07.05

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

僕はTwitterに関して、簡単に世間のトレンドを調べるため程度に1日に何回かチェックする様にしています。

下手にネットニュースなんかを見るより、そのニュースに対して周りがどういうリアクションをしているかをみた方が、その上で冷静に自己判断が出来るからですね。

ということで今回は、フリーランスのインボイス制度やサラリーマンの給与・退職金の増税について思うこと、についてお話ししたいと思います。

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2023年10月からスタートするインボイス制度について。

年収1000万円以下のフリーランス(事業者)が消費税を納めなくてもOKだった制度が今年の10月から終わり、新たに「インボイス制度」というものがスタートします。

インボイス制度とは、年収1000万円以下のフリーランスもそれに応じて消費税を納める必要があって、正直なところ「平等を考えるなら当たり前な処置」であると今は把握しています。

その代わりに「適格請求書」という請求書を発行し合えるもの同士の消費税だけが認められるということとなり、その適格請求書を発行することが出来るのはインボイス制度に登録したフリーランスだけということになる訳ですね。

10月からガラッと変わる経費を前提とした目的の出費。

僕の周りの事業者は、僕みたいなひよっこ事業者とは違って(余裕で)1000万円を超えている収入の方々ばかりなので、この話をすると「ずっと得してたんやな!」って笑ってくれたりするんですね。

ただ今回の場合は話が違って、先ほども言った適格請求書を発行出来ない場合、僕がインボイス制度に登録していないと、クライアントさんが僕に支払ってくれる費用を「経費」にすることが出来なくなるんですね。

これまでは「そっちは勝手にやっておいてくれ」みたいな感じで終わってたやりとりが、お国の監視の元で消費税を納税している者同士でしかそれを認められないとなれば、インボイス制度に登録した者同士のお仕事が当たり前になって来る訳です。

接待交際費なんかで落としていたクライアントさんとの食事なんかの経費も、大手チェーンなら適格請求書を発行するのは当たり前だと思いますが、それを逃れてインボイス制度に登録していない個人店なんかの利用を僕は控えることになると予想してます。(だって経費にならないんだもんね)

岸田政権が目論むサラリーマンの給与・退職金の増税について。

で、今回Twitterのトレンドに上がっていた、岸田政権が目論むサラリーマンの給与・退職金の増税についてのニュースに対してのコメントを見ると、「サラリーマン版インボイス制度」みたいなことが書かれていました。

もちろん皆んなボロカスに政府を批判している意見ばっかりだった訳なんですが、もう一周回って僕は「そんな制度にも柔軟に対応できる様になるべき」ってことを思います。

そもそも日本に住んでいてなんですが、日本を信用して「守ってくれる」なんてことを思う時代でもないじゃないいですか。

コロナがやって来て、みんなが自宅に箱詰めにされた時だって分かる様に、そのあたりから「安定」なんて言葉はないし、そこでいかに柔軟に活動していくことが必要かを求められたばかりで、そこに対応出来た人間が生き残ってる世界なんですよ。

誰がどう苦しくなるなんてどんぐりの背比べはムダ。

少し前まで僕はインボイス制度の導入によって、自分自身にどれくらいの損害(というか実質払わなくて助かってた費用)が出るのかを計算して、それを出来るだけ緩和するためにはどうしたら良いかを考えたりしました。

結論から言えば「インボイス制度に登録している者同士の取引しかしない」ということと、より徹底的に税金対策をするという答えでした。

で、サラリーマンが苦しくなって安定がなくなったとか思ってる人に1つ言いたいんですけど、副業禁止の会社に属しながらでも、いくらでも副業する方法なんてありますからね。

何も勉強しないで、今いる自分の環境が苦しくなったから文句を言う人なんて本末転倒でたかが知れてるんですよ。

僕がサラリーマンなら絶対に副業禁止でもなんとか副業はするし、そう考えたらフリーランスなんてなんの後ろ盾も保証もないままインボイスが強行されて、それこそ時間拘束による定期収入みたいな安定すらない訳です。

そんな中でみんな戦ってるんだから、結局のところ今の時代に必要なのは「柔軟性」であって、そういう部分を考えながら学んで成長してる人って不満とか言わずに「そうきたか」って感覚で次の対応を考えてると思うんですよね。

どの立場でも元々それぞれがキツい国になって来てるのは確かだし、そんな中で口ばっかり動かしてないでもう少し頭を使った方が良いんじゃないかなって思いました。

僕はそうやって頭を働かせてヘルプを出してくれる様な人に寄り添って一緒に戦っていきたいと思うし、そこで戦っていける武器を持たせてあげられるようにクリエイターとして自分を磨いていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer