目に見えない金額というものに自分自身の行動が縛られないために。
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目に見えない金額というものに自分自身の行動が縛られないために。

2024.01.14
2024.01.14

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

先日、雇われ思考の方とのお電話の中で、フリーランス思考のお話をしていた時に「報酬」に対する考え方が全然違うなってことを驚かれたんですね。

それが良い悪いは置いておいて、もしも僕がその人と同じ立場として「チームで足並みを揃える」となった時には、何だか少し違うなと感じました。

ということで今回は、目に見えない金額というものに自分自身の行動が縛られないために、についてお話したいと思います。

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報酬に対しての雇われ思考とフリーランス思考。

まず最初に、何か行動する時に発生する「報酬」に対して、大きく分けて「雇われ思考」と「フリーランス思考(経営者思考)」の2つがあると思っています。

この2つがどう違うかというと、まず雇われ思考の人は「リスク小・安定タイプ」な感覚で、時給換算が基本的で、且つ同僚を含めて大体報酬に差がなく、ボーナス的な要素が少ないので(託された仕事以外に)頑張り甲斐が見出すのが難しいといったように感じました。

一方で、僕を含むフリーランス思考(経営者思考)の人間は、「リスク大・上限無限タイプ」な感覚で、細かく言えば時給換算でもあるのですが、「やればやるだけ評価される」という感覚で、その代わり雇われのように保証などの後ろ盾がないという感じなんですね。

この根本的に違う2つの思考が違ったり、理解されないままで「足並みを揃える」というのはなかなか難しいと感じたので、僕が思っている「報酬」に対してのフリーランス思考を伝えたんです。

金額というものに自分自身の行動が縛られないために。

例えばなんですが、お仕事の依頼を受けたとして、本来なら10万円で受けているような案件を相手の都合で「半額にしてくれ」と言われた時に、同じ10万円のクオリティを(僕ならやりますが)出そうと思うとモチベーションが違うと思います。

逆に、本来なら10万円で受けている案件を「100万円でやってくれ!」と言われたら、きっと半額で受けることになるよりも確実に奮い立つと思いますし、普段はやらないような施策だったり思考が生まれたりすると思うんですよね。

こんな風に、知らず知らずのうちに提示された「報酬金額」によって潜在意識的に自分自身の行動は多少なり変わると思っていて、この目に見えない部分を可視化してくれるのが「報酬 = 期待」になると僕は思っています。

これはお金が好きだとか嫌いだとかいう話ではなく、この社会の中で分かりやすくそれを可視化してくれるのが「お金」というだけで、そのお金に対する価値と同等の何かの場合もあると思いますが、きっと最終的なところではそれに近いものになっているんだと思うんですね。

経営者を押し上げることで報酬が上がるという思考。

で、ほとんどの雇われの人にはないだろう思考の1つが「経営者を押し上げることで報酬が上がるという思考」だと思っていて、これは時給によってどんな仕事をしようが報酬が変わらない仕組みで働いてる人には仕方ない部分だと思います。

要するに「商品を売って来い」と言われて、10万円売っても100万円売っても報酬が変わらないのであれば「まぁ1個売れたし良いか」みたいな感じになると思います。

ただ、10万円ならボーナス1万円、100万円ならボーナス10万円みたいな建て付けになったとしたら、モチベーションが上がる人は増えると思うんですが、こういう仕組みで働ける環境ってすごく稀だと思うんですよね。

これが完全にフリーランス思考の考え方で、僕のようなクライアントワークを中心にやっている人間は、そのボーナスの部分に「経営者を押し上げる」ということによって、報酬を上げてもらうための交渉の種を作ろうという感覚を持っている人が多いと思います。

報酬面でWin-Winの仕組みがあるからこそ同じ立場で戦える。

最後に言いたいのは「報酬に対しての考え方は人それぞれ違う」という部分はもちろんあるので、金額の大小でモチベーションが上がるか否かは必ずしもYESではないと思ってます。

ただお金というのは分かりやすい数字であることは間違い無いのですが、それが「機会」だったり「名誉」だったりすることもある中で、損をしている人がいない環境を作ることが僕の中での「足並みを揃える」ということだと思っています。

ここでたまに「お金いらないんで」といった感じで、僕みたいにお金を気にせず楽しさだけで生きてる様な人間が言ったりするんですが、これは「お金もらってないんでという逃げ」を知らず知らず作ってしまってるんだと感じるんですね。

多少なり報酬があるからこそ生まれる責任感みたいなものはあって、それがあるからこそ「投げ出す」という選択肢が消える部分もあるんですよね。

僕はお金が好きじゃないし、そこに縛られて生きていくのは苦痛でしかないのですが、お金が発生する環境で動いている中で、トラブルを起こさず健全に活動するためにはしっかりと「報酬」という形でバランスを取るのがWin-Winの仕組みになると思っています。

自分に見合ってない報酬を要求するのは違いますが、雇われだろうがフリーランスだろうが、それぞれの人の時間には価値があると思うので、その辺りの考えを少し変えてみると人生が違って見えると思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer