【時代の波を感じる】キャッシュレス(PayPay)を導入しなかったクライアントに思うこと。
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【時代の波を感じる】キャッシュレス(PayPay)を導入しなかったクライアントに思うこと。

2020.12.10
2020.12.10

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(202010月現在)を突破しました。

今年に入って早々、コロナの波が押し寄せて、昨年には想像出来なかった事態となり、花粉症でもないのにも関わらず、国民のほぼ全員がマスクを着けているという事が当たり前になりました。

僕らは確実に時代の波に「順応」していて、自分が感染させないため、また人にも感染させないための行動を徹底しながら社会活動を続けています。

2020年10月のひと月での自殺者が約2000人で、当時のコロナでの死者の累計が2000人ということを考えれば、「コロナだコロナだ」と言って引きこもっていては経済が回らず、どんどん自殺者が増えるといった状況でバランスを取るのが本当に難しいです。

でも僕らは今出来る行動をやり続けなくてはいけなくて、この状況の中でも生きていく可能性を追求しなければいけません

ということで今回は、「時代の波を感じるキャッシュレスを導入しなかったクライアントに思うことについてお話ししたいと思います。

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昔の感覚で生き残れる時代じゃない。

関西では有名なお話なんですが、京都、大阪、兵庫(神戸)の人達は、お互いをライバル視ではありませんが、変に比較し合う対象であることは間違いありません。

中でも僕が住んでいる京都の人は、裏でコソコソと「隣の人は〇〇をやってるみたい」といった噂が回るのが早く、少し陰気くさい部分があったりします。

特に京都で昔から商売をしている人間は、過去に固執する人間が多かったり、横のつながりを大切にし、メリットのある新しい文化を取り入れることを、変なプライドで拒んでいたりするのが京都人です。(大阪もそうなのかな?)

これは県外の方が、京都の人(ちょっと古臭い人)に抱くイメージのまんまだと思ってもらって大丈夫だと思います。(最近の若い子はそんなことは一切ないですが)

今、コロナの影響で弱っている人の中にも、そういう世代の方々も多い反面、新しい文化を取り入れることを拒み鎖国化し、どんどん自分の首を絞めている人達をここ1年で見てきました。

ただ、もうその感覚ではこれから、生き残れない時代がやってきたんです。

クレジットカードやキャッシュレスによる手数料。

僕は自分のクライアントに、コロナが来る前から「クレジットカード以外のキャッシュレスを導入した方がいい」と伝えていました。

結果的に「キャッシュレスは手数料がかかるから考えとくわー」と、濁した返事で断られていました。(久しぶりに聞いたらまだ導入してなかった)

店舗がクレジットカード決済を嫌う理由は、クレジットカードの場合、店舗は手数料として約5%支払わなければならないからなんですね。

キャッシュレス決済 = 手数料を取られる」というイメージがあるから、ここで手数料を抜かれるくらいなら現金で支払ってもらうという感覚なんだと思います。

ちなみに「PayPay」を導入した時に掛かる手数料を調べてみたんですが、PayPayの場合は決済での手数料はなく、ジャパンネット銀行を振込先の口座に指定することで、入金手数料が永年無料になるそうです。(最短翌日入金らしいです)

加えて、PayPayを導入することで、PayPayのマップに掲載されたりするので、こんな店側にメリットしかないシステムはないと思います。(なんで導入してないお店があるんだろ?)

何も調べずに、キャッシュレス決済にお金が掛かると思い込んで変わった行動をしないという結果なんですが、(意地でも導入しない)というような「変なプライド」が確実にそこにはありました。

キャッシュレスを導入しないという機会損失。

現に、超現金主義だった(クレジットカードすら持っていなかった)僕が、クレジットカードを持つようになり、PayPayを使うようになってからは、既にPayPayを導入していない店舗を利用しなくなりました。(現金や財布自体を持ち歩かなくなった)

かさばる財布を常に持ち歩くことをよりも、スマホ1台で身軽に動ける方が便利なので、これまでは「コスパ」とか「味」とかで選んでいたお店選びに、「PayPayが導入されているか」が加わり、中でも大きな要素に変わっています。(だって現金ないんだもん)

ここで経営者は「キャッシュレスを導入しない」という選択肢を選ぶことによって、クレジットカードの手数料やPayPayを導入した時の手間よりも、お客さんが「キャッシュレスがないなら行かない」という機会損失よりも高いのかを考えないといけません

僕はこれに関しては「キャッシュレスを導入して受け皿を広くするという選択肢がマスト」だと思っていて、リスクのない利便性を加えることに躊躇はありません

キャッシュレスによる手数料の損害額を考える時に「年間にしたら大きな金額になる」という経営者が多いですが、そもそも売り上げとはリピートの可能性もあり、”もっと長い目で見ることが大切“だと僕は思っています。

要するに”お客さんに2回、3回と来てもらえるようなサービスをしていれば、そこに掛かった数%の手数料なんて大した金額ではない“ということです。

キャッシュレスを導入しているから行こうといういう人も多くいる時代で、ここを拒んでしまうとコロナの第三波は越えられたとしても、新しくこういった状況になった時に生き残る可能性は低くなります。(ギリギリその場しのぎのギャンブル経営になる)

時代の流れに悪い意味で乗れない思考ではいずれ消える。

僕は文化や歴史をすごく重んじる人間なので、それを守りたいという気持ちはすごく分かります。

が、「キャッシュレスを導入すること」によって、その文化や歴史がかすむことはないし、これからの新しいスタンダードの流れに、悪い意味で乗れない経営者はいずれ消えると思います。

僕は京都生まれ奈良育ちの田舎もんで、京都に住み初めて10年になりますが、お仕事を通じて「生粋の京都人」と沢山の繋がらせてもらっていますが、この変なプライドを持っている人が本当に多いです。(昔から京都に住んでいる人は特に)

僕自身が京都にゆかりのない人間ではないので、そういう考えももちろん理解できるんですが、今のこの状況はこれまでと大きく違った「時代の分岐点」になっていると思います。

凝り固まった思考を変えることは難しいと思うのですが、「断固拒否」の姿勢を取る前に、「まずは1度本気で調べてみる」というスタンスを経営者には持って欲しいなと思いました。

変なプライドに固執しないことの先に、意外とスッキリした未来が待っているかもしれません。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer