消防士の「副業」YouTubeのゲーム実況で約100万円稼いだ件について思うこと。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2677 1457

消防士の「副業」YouTubeのゲーム実況で約100万円稼いだ件について思うこと。

2022.01.17
2022.01.17

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日「消防士がYouTubeゲーム実況で『約115万円』を稼ぎ懲戒処分」というニュースを見ました。

世間の意見は部分的にしか見てないので半々くらいなのかなぁといった印象なんですが、僕個人的な意見としてはて、率直に「すごいなぁ」と思ったんです。

ということで今回は、消防士の「副業」YouTubeのゲーム実況で約100万円稼いだ件について思うこと、についてお話ししたいと思います。

「消防士がYouTubeゲーム実況で『約115万円』を稼ぎ懲戒処分」というニュース。

和歌山県で勤務されている30代の消防士さんが「副業禁止」の上で、副業への認識が甘かったという理由で、約10ヶ月の間にYouTubeに「ゲーム実況動画」を投稿して約115万円の広告収入を得ていたということみたいなんですね。

「副業禁止」というルールのことは一旦置いておいて、自分もYouTubeに動画を投稿したことがある身として、この方の約10ヶ月で「314本投稿で再生回数は約227万回」という数字は、本当に努力の賜物だと思うんですね。

YouTube人気はすごいもので、チャンネルが増えて、登録者数や再生回数が極端に稼ぎにくくなった中で、コツコツと継続した成果が収益に繋がっているという、まさに「継続は力なり」の体現だと僕は感じました。

まず1つ、そういう意味で僕はこの方に対してシンプルに頑張っておられるなと思ったんですね。

誰だってする日常的なゲームをマネタイズしただけ。

百歩譲って「副業禁止」とあるのはもちろん組織のルールなので仕方のないことだと思うんですが、公務員にだってプライベートがあって、公務員だって日常生活の中で空いた時間にはゲームをするじゃないですか。

その「ゲームをする」という行動を「マネタイズ(お金稼ぎ)」に変換出来るなら僕はすごく効率的なことだと思うし、これからの時代すごく需要があることだと思うんですね。(消防士のトレーニングとか見てみたいもんね)

この人は、もちろんお金稼ぎを目的にしていた部分があったのかもしれませんが、自分のプライベートの趣味をYouTubeを使ってマネタイズしただけで、それが原因で仕事に影響を及ぼしていないのであれば誰も被害を被りません。

問題なのは「副業禁止」ということだけで、僕はそもそもこの副業禁止というルールに対して理解出来ない部分があるんですね。

「副業禁止」はいいけど組織は守ってくれるかな?

流行り病がやって来て、一般企業は続々と副業禁止を撤廃し、さまざまな働き方を提供するような柔軟性を見せて来ました。(副業だけじゃなくリモートワークなどもそう)

そんな働き方を国自体も推奨するようになり、その背景にあるのは「賃金が支払えない」という部分にあると思っています。要は、自社で支払える給料には限界があるので、それを自分自身(副業等)で補ってくれよということです。(結構投げっぱなしなんですけどね)

でも僕は、ここで副業禁止としてしまうよりも、それ以外の部分で自分が好きなことが出来るという保証は安心に変わると思うし、向上心の強い人はどんどん出世していける環境にあると思うんですね。

なぜ組織がそれを禁止するかと言えば「引き抜き」や「副業の好調による退職」を未然に防ごうとする保守的な考えがあって、自社から囲い、外に出させない思惑があるんだと思います。

「お前だけ得すると平等性が崩れるから」と言わんばかりの副業禁止制度には「社畜感」を強く感じて僕は本当に気持ち悪いと思うし、僕が消防士さんの立場ならきっと同じようなことをしていたと思います。

だって、公務員って基本的に固定給の年功序列で、自分の給料が安くても補う術がなくて、且つ何かしらの問題で退職せざるを得なくなった時には誰も守ってくれなですもんね。だからこそ自分で自分を守らないといけないと思うんです。

「副業禁止」の裏には大きな妬みがある。

僕はそもそも「副業」を成立させる人って能力が高い人だと思っていて、1つだけじゃなく、複数のジャンルで成功出来る人だと思うんですね。現にYouTubeで収益化するってめちゃくちゃハードルが高いことなので。

で、この件が何故バレたかというと『「消防士がYouTubeで副業をしている」と和歌山市に匿名で通報があった』からなんですね。恐らく内部告発的なことだと思うんですが…、要するに、きっと誰かが妬んでたんですよ。(自分より稼ぐな的な)

もしかしたら、ゲーム実況をすることで消防士のお仕事に支障をきたしていたのかもしれませんが、そうじゃなければ誰にも迷惑をかけているわけではないので、わざわざ告発する理由が分かんないです。

で、さっきも言ったんですが、最終的に国や組織は僕らを守ってはくれないので、この「自分の力で稼げる能力」を持っていることがすごく大事だと僕は思うんですね。今の職を失ったらどうするの?って考えるということです。

そしてここで「副業とか最低だよねー」的なことを考えている公務員の方がいらっしゃれば、発言せずに自分の中で飲み込んで、どちらかといえば「もしかしたら自分も将来するかもしれない」と思っておいた方がいいと思います。

きっとそんな未来が来ることが予想されるし、今副業を否定した人は将来的に副業がしづらくなるし、発言することで自分の首を絞めるだけだと思っておいてください。むしろ、もしもに備えて自分なら何をマネタイズ出来るか?を(マネタイズせずに)試しておくといいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer