無責任な自由を追い求めないために考えるべきこと。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)
今年に入って、沢山の人の「やりたいこと」を聞いている中で、僕自身がサポートすることでそれを実現することが出来ないかを模索したりしています。
ただ一方で「無責任な自由」は存在して、自分以外の誰も求めていないチャレンジに対して突き進むことは、残されたものの気持ちも考えることも重要だと思うんです。
ということで今回は、無責任な自由を追い求めないために考えるべきこと、についてお話ししたいと思います。
色んな人からの「やりたい」を聞いて。
先日、何十年ぶりかにお会いして食事に行った昔からの知人のお子さん達が、「YouTubeに動画を上げたい」とか「アイドルになりたい」とか言い出して、親としては心配しているというお話を聞きました。
そんな中でも僕は「こういう風にすればいけそう」と、色んな試作を提案した中で「絶対に戻れる軸を持った中でチャレンジした方がいい」ということを伝えました。
捨て身でしか戦えないチャレンジはもちろんあるんですが、その中でも「保守的な部分」は絶対に残しておいた方がよくて、自分の才能を確かめながら進む道もあってもいいと思うんですね。
そのベースを持った上で「顔出ししないアイドル」とか「週末だけYouTuber」といった可能性を試しながら、そっちが軌道に乗ってきた時点で、軸を切り替えれば良いと僕は考えています。
無責任な自由を貫き通した先輩を見て。
少し前に「俺は鉄板焼き屋になる夢を諦めない」といって、急に仕事を脱サラし、多額の借金までしてお店を開店した(と聞いている)先輩がいました。
お店を出すということは、そこに拠点が固定されるということで、SNSの使い方すら全く分かってない先輩がどうやって集客をするのかは分からないのですが、きっと僕は上手くいかないだろうなと思っています。
僕は最初に「週末だけご近所さんに配ってアンケートを取ってみたら?」とか「屋台ベースで週末だけ考えたらどう?」といった感じで提案したんですが、それは先輩に奥さんと子供、そして買ったばかりの家のローンがあったからなんですよね。
僕はクリエイターとして営業は一切しないのですが、「集客の難しさ」は重々理解しているつもりで、ここをクリア出来ていない状態で(漢気というカッコつけで)チャレンジすることを「無責任な自由」だと思うんです。
無責任な自由が無責任にならないようにサポートする。
僕はみんなの「やりたい」を、大切なものを失うことがないようにチャレンジ出来るようにサポートしたいなと思っているんですね。
要するに「サラリーマン兼 鉄板焼き屋」とか「学生兼 アイドル」といった感じで、その人達には1つ1つの選択肢しか選べないかもしれないのですが、色んな手段を考えれば両立することだって可能になって来るんですよ。
1つしか無理だという思考の元で考えた時には、どちらか1つを絶対に選ばないといけないとなってしまう中で、両方選べるとしたらどういう風な試作を打ち出していくかが僕の仕事になって来るのかなと思いました。
決して、どっちつかずの状態が悪いことではなく、どちらに対しても本気になれると僕は思っているのでで、無責任な自由にならないように考える思考を持つことが需要なんですよね。
可能性を広げるために食わず嫌いを消していく。
色んな人とお話ししている中で「色んなことをよく知ってるなー」って感心されたりするんですが、僕はYouTubeオタクというよりはコンテンツオタクみたいなところがあって、色んな分野のそれを仕事中に垂れ流しにして見ているんですね。
選り好みする部分ももちろんあるんですが、それでもおまかせ再生的な感じで垂れ流しにしていると「今はこんなものが流行ってるんだー」って感じで日々情報がアップデートされていきます。
「SNS分からんのよなー」とか「見てても面白くないしー」といった思考では、引き出しを作ることすら消してしまっている状況になる訳で、そんな状態の僕であればサポート出来る可能性が一気に下がってしまうんですよね。
だからこそ僕は、色んな人の趣味・嗜好に目を向けて、それの何が素晴らしいのかを聞き出したり、実際に自分が体験してみたりして理解を深める最低限の努力はしているつもりです。
自分自身の才能を理解していなくて、それを上手く使えない人が沢山いる中で、その人が適した場所に連れていってあげることを含めて、無責任な自由を追い求めないために考えるべきことも伝えていけるクリエイターになれたらと改めて思いました。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。