しっかりと練り込んだ出て来た問題と準備不足は大きく違う。
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しっかりと練り込んだ出て来た問題と準備不足は大きく違う。

2022.01.09
2022.01.09

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

年末年始関係なく、休みなくバタバタと次から次へと仕事が立て込んでいて、365日の中でイベントというイベントはあってないような人生を送っています。

そんな納期が迫っている仕事が多々ある中で1番避けたいのは「二度手間」で、これがあるかないかで仕事へのモチベーションが大きく変わってきます。

ということで今回は、しっかりと練り込んで出て来た問題と準備不足は大きく違う、というお話をしたいと思います。

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僕がいつも口うるさく言う「準備」の大切さ。

仕事だけじゃなく、何事も「準備」が大切で、僕はこの準備で全てが決まってもおかしくないと思っています

というのも、WEB制作の中で、まずデザイン制作を始める前に「ワイヤーフレーム(骨組み)」を作るんです、その骨組みを元にデザインをして、そこからやっと本格的なコーディングなんかの制作を進めるという感じになるんですね。

ここで「ワイヤーフレーム(骨組み)」の段階で、クライアント(もしくは自分)の準備が少なくて、そのまま進めてしまった制作は、デザインを作った段階で「あ、やっぱりここはこうしたいです!」みたいな意見を言われて「作り直し」なんてことがあるんです。

ホームページを作る上で「どんな要素が必要か?」ということを練りに練った上で進めることで、こういった二度手間を減らすことが出来るので、そこに対しての努力が必要になってくるんですね。

クライアントワークをする上で出来る「僕の準備」とは。

で、個人で何かをする上での準備ということであればシンプルなんですが、これがクライアントワークとなれば話は違って来ます。

いくら自分が準備をしていたとしても、クライアントの準備不足をコントロールすることは難しいんですね。

そんな中で僕自身が個人的に出来る準備といえば、例えば情報提供の期日なんかの「催促」や、ヒアリングを行う際の「工夫」なんかしかなくて、あとはクライアントさんとの信頼関係でしかないわけです。(相手も人間なので)

多くの場合、クライアントさんか「〇〇月までには欲しいです!」みたいな感じで言われることが多いんですが、結局のところその通りに行ったことはほとんどなくて、大体制作が遅れてしまうことがほとんどなんですね。

そういう空いてしまう時間を考えた時に、僕自身は準備していたとしても、遅延によって頭のリスタートを繰り返さないと行けなくなってしまった場合に消耗が生まれてしまいます。

しっかりと練り込んだで出て来た問題と準備不足は大きく違う。

僕の中で、クライアントさんの理想を形にすることが最大のテーマとしてあるので、結局のところ終わりよければすべてよしではあるんですが、やっぱり相手に対する印象は最後まで良いものであって欲しいなと思うんです。

いくらお金を多くもらったからといって、それが楽しい仕事出なければいつか破綻してしまうじゃないですか。で、お金って自分の理想を一定数超えたくらいからそこまで重要なものじゃなくなってくるんです。(いくらあっても困りはしないけど)

そう考えた時に、モチベーションを保つために大切になってくるのは「誠意が見える瞬間」なんです。

ただ単にサボりが原因でダラダラと遅延して生まれた「二度手間」と、ずっとその問題と向き合い続けて練り込んだ上で生まれた「二度手間」って全然違うんですよ

クリエイターのモチベーションを保つための準備。

例えば、1ヶ月制作期間があるお仕事と、3ヶ月制作期間があるお仕事ってどっちが余裕があると思います?数字だけ見れば確実に後者じゃないですか。

でも、3ヶ月の制作期間がある方の情報提供がラスト1週間に確定するなんてことが往々にしてあるわけなんです。一方で1ヶ月しか制作期間はないけど既に練り込まれた情報が提供されることだってある。

そういう風に考えた時に、クリエイターとして全力を出せる期間がどれだけあるか?ってことがモチベーションを保つ上ですごく重要になって来るんですね。

要は「二度手間を恐れず向き合える時間がどれだけあるか」ってことです。

「二度手間になるかもしれない…」って制作にはやっぱり全力で向き合えないし、そうなって来ると準備が整っている(修正の恐れがない)仕事の方が必然的にクオリティは上がって来るんですね。

そういう意味で僕はクリエイターとして、クリエイターを効果的に使うなら「クライアント側の準備不足は避けろ」と口うるさく言うんです。

どうせなら良いもの作りたいじゃないですか。そっちの方がお互いWIN-WINだし。だからこそ、クリエイターのモチベーションを上げるための工夫は重要だなと改めて思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer