制作の全ては準備で決まる。
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制作の全ては準備で決まる。

2025.01.10
2025.01.10

準備の大切さを痛感させられる日。

自分の非力という言葉で片付けたらそれまでなんですが、どうしてもどうにもならないこともあったりするんですよね。

特に、どれだけ準備しようとしても情報を提供してもらえなかったら何も出来ないって事はあったりするんで、そういう意味で不甲斐ない準備しかできないこともあったりします。

先日も撮影の案件で、何週間も前から撮影リストを作成して、スケジュール表まで作成しようと準備していたことがあったんですが、先方からの情報提供が少なすぎることと、ギリギリまでそれが決まらなかった状態で撮影に挑んだからです。

当日現場に入ってから、どんな場所があって、どんなシーンが撮れそうかをその都度考える必要があり、先方から「どうしたらいいですか?」と言われる中で、秒単位での判断を強いられるジョウキュでした。

編集作業中に感じる不足感。

色んなカメラマンさんに聞いたりもするんですけど、どれだけ準備していても、当日の現場でどうしても背景が映えないとか、シーン数が稼げないとか、現場判断でどうすることも出来ないことってあるあるみたいなんですよね。

ただ、そこで臨機応変にパターンを沢山提案できたり、ポージングなどの指示をして無難にクオリティの高いものを撮影することが出来るのは、何を言っても場数しかないと感じました。

その素材を使って編集をしている際に感じる不足感は、きっと次の課題につながると信じているので、僕もまた極限状態で無難を確実に撮れる気がしています。

無難を確実に重ねる安定感。

気を衒ったクリエイティブを生み出すのはもちろん大切ですが、僕のようなマルチクリエイターは無難を確実に重ねる安定感が全てですからね。

僕はそういう意味で無難を極めるタイプの人間だと思っています。

というかそもそも気を衒ったCMなんかを作る人たちの準備って緻密に緻密を重ねて、それをやるためだけの準備の中での制作なので、そこまでガチガチに固めなかったらあのクオリティは出せないですよね。

作ってるものが違うというか、規模が違うというか、あそこを目指すのは大事ですが、あそこと比べるには(予算的に)無謀だとは思います。

次に向けてのワクワクしかない。

まぁそんな中で、どうしようも出来ないことを、どうにかするのが僕のスタイルなんですよ。

それが僕としてのプロだと感じる中で、こういう臨機応変に立ち回れる安定感ってすごく重要なんだと気付かされたと同時に、また次の制作に向けてのワクワク感が増してきました。

ただ、次ならもっと出来ると思えるのはクリエイターの成長の兆しで、ここが無くなった時に成長は止まると思っていますし、まだそれを感じた事はありません。

今回もかなり準備を重ねて挑めたと思っていましたが、終わった瞬間に「もっと出来る」と思ったので、次に控えてる制作では更にクオリティを上げられる自信が湧いてきました。

ここで「もっと出来たなぁ…」と凹むのか、「次に繋がった」とポジティブに捉えるのかで全然変わってくると思うので、僕はこれをプラスに捉えて次の仕事に繋げられたらと思います。

「もっと出来た」じゃなく、「まだ出来る」という芽が出ました。

絶対にまだまだ伸びます。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer