「ライスワーク」と「ライフワーク」で分けるお仕事に対しての考え方。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2677 1457

「ライスワーク」と「ライフワーク」で分けるお仕事に対しての考え方。

2022.08.16
2022.08.16

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日、僕がリスペクトする数少ない先輩(美容師さん)にヘアカラーをしてもらいながらいろんな話を聞かせていただいていました。

僕がお話しさせてもらうことはおこがましいレベルの方なんですが、いつも僕みたいなへなちょこの相手をしてくださる素敵な方とのお話の中で新しい表現の気づきを教えてもらいました。

ということで今回は、「ライスワーク」と「ライフワーク」で分けるお仕事に対しての考え方、についてお話ししたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

「想い」を1番に持ってお仕事をしている人の宿命。

基本的に僕とその先輩は、圧倒的に先輩の方がステージは上にいらっしゃることを除いて「仕事に対する価値観」の部分ではすごく似ている部分があるんですね。

その先輩も「想い」を1番に持ってお仕事をされている中で、今僕が少しだけ抱えている「忙し過ぎて全てのお客さんに想いを込められているのかが不安」という悩みを抱えておられました。

自分の体が1つしかない中で、お客さんが1人の時にその1人に込められる想いと、お客さんが10人になった時に10人に対して込められる思いとはどうしても違ってるように感じますよね。

それぞれのお客さんからすれば「いつも良くしてもらってありがとう」という気持ちは今も昔も変わらないのですが、自分が思い描いていた初期からの基準とは確実にギャップがある中で違和感を感じながらお仕事をされています。

多忙を極める先輩が今捨てなければいけないと感じるもの。

そんな中で、先輩が理想の自分のサービスに近づけるために必要だと思っているのは「捨てるべきものの選定」で、僕と同じで極度のビビりらしいのでなかなかそれを選ぶことが出来ません。

その捨てるべきと考えるものを少し挙げてみると「家族との時間」「お客さんとの時間」「プライベートの時間」のような感じで、自分の時間にどう余白を作ればより良いサービスが出来るんだろうといった葛藤なわけですね。

僕と先輩の意見で合致していることと言えば、お客さんの笑顔を生きがいとしているサービス提供者として「プライベートの時間」を捨てることは容易です。

ただ、先輩にはご家族がいらっしゃるので、年齢的にも「家族との時間」を大切に考えたいと思っておられるようです。

そうなってくると必然的に削らないといけなくなるのは「お客さんとの時間」なんですが、これを削ったからといってお客さんが感じる満足度を下げることはしたくないというのが願いです。

お客さんの満足度を下げずにお客さんとの時間を減らすには。

1人に対してであれば100%の想いをぶつけられると思っている中で、10人に対してだと10%ずつしか想いを込められていないと錯覚してしまう状況の中で、お客さんの満足度を下げずにお客さんとの時間を減らすにはどうしたら良いのかを話していました。

その中で出たのが「価格を上げる」ということで、価格を上げることで「本当に必要としてくれている人が見えて来る」ということに繋がると思うんですね。

実際に先輩は(カリスマ美容師の域の)オーナーであるにも関わらず、指名料も取らずに従業員と同じ価格でお仕事をされているので、お客さんの僕からしても「もっと値段上げたら良いのに」と思っている部分がある訳です。

ただ一方で、コスパを考えれば圧倒的なので「上げて良いと思うけど上げられると困る」という自分がいるのも正直な気持ちなんですね。(それは先輩も逆の立場としての感覚は同じだそうです)

「ライスワーク」と「ライフワーク」で分けるお仕事に対しての考え方。

で、多くの人は「家族の時間」が大切なんだったら、とっとと値段を上げて稼働時間を減らして自分の時間に余裕を作っちゃえば良いやんって思うと思います。

そこで、今回のタイトルでもある「ライスワーク」と「ライフワーク」で分けるお仕事に対しての考え方についての話になるんですが、この2つの言葉を先輩から教えてもらったんですね。

仕事は2つに分けると「ライスワーク(食っていくための仕事)」と「ライフワーク(人生をかけている仕事)」に分けるというやり方があるみたいです。

僕も先輩も「自分が食えなくても周りが笑ってたら良いよ」って感覚を持ってお仕事をしているので、お仕事に対しての考え方は確実に「ライフワーク(人生をかけている仕事)」なんですよね。

だからこそ僕は先輩に惹かれるし、冷静になって考えてみれば僕の周りにはライフワークをしている人ばかりだなって思います。

値段を上げることで離れていくお客さんがいることも悲しいけど、1人1人の時間が減っていくことも悲しいって悩み、僕は「ライフワーク(人生をかけている仕事)」をしている人にしか巡ってこない悩みだと思うし、僕自身もそういう悩みを抱えていけるような人間であり続けたいと感じました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer