裕福と貧乏を経験した僕が感じた「お年玉」についての考え方。
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裕福と貧乏を経験した僕が感じた「お年玉」についての考え方。

2022.01.04
2022.01.03

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

僕の幼少期は、どちらかといえば裕福な家庭に育って、自分が欲しいと言ったものは何でも手に入って、それが当たり前と思ってました。

ただ、家庭の事情で貧乏を経験して、加えて独学でフリーランスデザイナーになると決めてから数年、欲しいものすら買えない食えない時期を過ごしました。

ということで今回は、裕福と貧乏を経験した僕が感じた「お年玉」についての考え方、についてお話したいと思います。

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僕がもらった「お年玉」の思い出。

親戚が多かったり、親戚も裕福な人達が多かったりした僕にとっての「お年玉」は基本的に、子供にしては似つかわしくない金額を貰ってたと思います。

もらったお年玉は親に全て渡していたのと、親は親で親戚の子にお年玉を渡していたので、結果的にはプラマイゼロみたいな感じになってたと思います。(もらった分を貯金してくれるのかもしれないけど)

お正月といえば、子供にすれば大金を簡単に手に入れられる行事であって、そういう意味で「お金のありがたみ」を僕は幼少期には学ぶことが出来なかったと思います。

「お金」を稼ぐのはすごく大変なこと。

そんな裕福な幼少期を過ごし、一方で大人になってから結構な貧乏と下積み時代を過ごした僕なんですが、自分がもし親になったとしたら子供には絶対に伝えてあげたいなってことがあります。

それはお金を稼ぐ」ということについての大変さです。

子供って、良い意味でも悪い意味でも純粋で、僕のように欲しいものは何でも手に入るっていう感覚の裕福な子って結構いると思うんですけど、それを親が当たり前のように与えてしまうことが1番危険なことだと思うんですね。

で、何より僕が実際それに気づいたのは「自分で働き始めた時」で、それまでは今自分が身に付けてるもの、食べているもの、そんなもののありがたみなんてそこまでリアルに分かってなかったんです。

そういう瞬間に、例えば2万円くらいするゲーム機を買うのに一体何時間働けば良いか、そして実際に働いた時の大変さを知っていれば、もっとありがたみが分かるんじゃないかと思うし、そうなればいくら子供だって普段から「買って!買って!」みたいにならないと思うんです。

お金のありがたみを知った時に「物を大事にする」が芽生えた。

さっきも言ったように、例えば時給700円として考えて、2万円のゲーム機を買おうと思ったら大体30時間くらい働かないといけないじゃないですか。

で、それに加えて家賃や食費や光熱費なんかの維持費がかかることを考えた時に、2万円の余剰を生み出そうとすればいったい何日かかるかって考えたら、やっぱり単純に30時間って計算にはならないですよね。

そういう部分まで子供に教えることは難しいかもしれないですけど、せめて30時間働かないと手に入らないものってことは教えられると思うんです。

事実として、僕は初めてアルバイトした時にそのお金を稼ぐことがどれだけ大変かを知りました。その頃から「物を大事にする」という思いが芽生えたんですね。(ただ全て自分に入ってくるお金だったので貧乏を経験した時によりその気持ちが強くなりました)

お金は「考えて使うもの」ということを教えるために。

大人でも子供でも一緒なんですが、この時期にもらえるお年玉って、どうしても「自由に使えるお金」って感じで渡されることが多いと思うんですね。でも、それってすごく浅はかなお金になってしまうと僕は思ったんです。

で、僕は今年初めて家族にお年玉を渡したんですが、「貯金する」とか寒いこと言われるのが嫌だったし、やっぱりこの自由に使えるお金を「考えて使うもの」に変えたくて条件を出したんですね。

それが「あなたの大切な人に全額必ず使ってください」って条件でした。

貯金するためならあげたくないし、やっぱりそのお金を使って誰かに幸せを運んでほしいと思ったし、そうなった瞬間に、そのお金は金額以上のものになると思ったんです。僕にとってお金はそういうものなので。(それがなかったらただの紙切れでしかないです)

例えば小さいお子さんがいらっしゃる方なんかで言えば、2000円のお年玉をあげるとして、1000円は「自分の人生にためになるもの」に、そしてもう1000円は「お父さんお母さんに対してのプレゼント」にみたいな条件を与えて、一緒に買い物に行ったりするのも面白いかもしれませんね。

お金は使い方次第で全て変わってくるものだと思うので、これから(特に小さい子に)お年玉をあげようと考えている人は、使い方に条件を付けて渡してあげてみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer