言葉の咀嚼度と発信者の信頼感によって、伝わり方と伝わる人が違う。
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言葉の咀嚼度と発信者の信頼感によって、伝わり方と伝わる人が違う。

2021.07.21
2021.07.12

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕は、とあるコミュニティで得た情報の中から自分の中で上手く落とし込めたことを、自分で咀嚼した上での経験や感想を「自分の言葉」として、ブログやラジオで発信していることがあります。

ただ、同じコミュニティに入っている人から「そのコミュニティ内での言葉では難しいので、要約したものとして、その考え方を僕のブログから改めて得ている」と感謝の言葉を伝えられたことがあり驚きました。

ということで今回は、言葉の咀嚼度と発信者の信頼感によって、伝わり方と伝わる人が違う、というお話をしたいと思います。

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情報は鮮度100%が最強だと思っていた。

情報って、僕の中では大元から直接聞く、いわゆる鮮度100%の情報がベストだと思っていたんですが、今回「僕が情報を咀嚼して改めて書き直した文章の方が分かりやすい」と言ってもらえたことで、少し情報発信に対する概念が変わりました。

自分自身が理解出来る内容の情報であったとしても、必ずしも、周りの人と感覚的なギャップがない状態で相手が情報をインプットしているとは限らないということを理解しました。

そしてそれと同時に、もし自分自身が「伝える立場の人間」である時には、伝える対象の人を、よりリアルにイメージすることが大切だなと感じました。

伝えたい人に寄り添った言葉選び。

例えば僕がデザイナーという職業だからといって、「Photoshop(フォトショップ)」のことを「フォトショ」、「Illustrator(イラストレーター)」のことを「イラレ」といった感じで、一方的に略した形で伝えたとしても、そのツールを知らない人からすればなんのこっちゃ分かりません。

相手がクリエイティブに携わっている人ならまだしも、それ以外の人達に対してフォトショやイラレといった言葉を使う際には、必ずその言葉を説明する前置きが必要になって来るんですね。

話し方や説明が難しいという問題の前に、使用する単語1つ1つを相手が理解出来ているかを想像する必要があって、自分が伝えたいことを伝える中で、聞き手がここにストレスを感じてしまったり、単語が分からないせいで話をうまく理解出来ない状態になっていては本末転倒なんです。

そういう意味で、「伝えたい人に寄り添った言葉選び」は、伝える立場の人間が相手に合わせた形で最低限やらなければいけない努力だと思います。

「要するにどういうこと?」がまとめられていることの大切さ。

また、人によって情報に対して咀嚼の仕方が違っていて、その話の要点がどこにあるかを掴むのが難しい人もいるので、いかに分かりやすく「要するにどういうこと?」を伝えることが出来るかがかなり重要になってきます。

YouTubeなんかでもよくありますが、昔からよくある「まとめ動画」や、最近流行っている「切り抜き動画」もまさにそれで、「忙しい人」や「難しいことが分からない人」に対して要点をまとめたり、重要な部分をピックアップするといった形で、情報を整理したものがウケているのが分かります。

限られた時間がある中で、情報を取り入れることに費やす時間にも限界があるので、情報整理が得意な人とそうでない人の感覚をしっかりと見抜いて、それぞれにあった「伝え方の形」を探るのが伝える側の人間の出来る配慮なんだと感じました。

要するに、子供に話す時と大人に話す時で話し方が違うように、聞き手によって話し方だけではなく、言葉の咀嚼度も変えていく必要があったんですね。(この感覚が大人相手だとなかなか難しい。)

信頼する人からの言葉の方が響く。

そしてもう1つ、かなり大きな要素として「伝える相手との関係性」も大切だと感じました。

全然知らない人から情報を聞く話って、そもそも「聞いてみよう」と思うまでのハードルは高いし、それよりも自分の家族や友人から話を聞く方が聞く気にもなりやすいし、信頼している人間からの言葉には信憑性もありますよね

こんな風に、例え元が同じ情報であったとしても「言葉選び」「咀嚼度」「信頼性」によって伝わり方が違っていて、ただ伝えるということの奥深さを改めて感じることが出来ました。

感覚的な部分で正解が無い話になるので、なかなか表現することは難しいと思うんですが、自分が何かを伝えようとする時に、伝えたい相手の特徴をリストアップして、人それぞれに合った伝え方が出来たらと思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer