「いつ死ぬか分からない」という思考を全ての行動に当てはめられる強さ。
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「いつ死ぬか分からない」という思考を全ての行動に当てはめられる強さ。

2024.02.20
2024.02.20

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

先日、昔からお世話になっているクライアントさんから「業務委託費用を減額していただけませんか?」というご連絡をいただきました。

今年は、正直僕の方も厳しいと予想される中、僕は即答で「YES」と答えました。

ということで今回は、「いつ死ぬか分からない」という思考を全ての行動に当てはめられる強さ、についてお話ししたいと思います。

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「いつ死ぬか分からない」という上での行動選択。

僕はそもそも長く生きたいと思っているタチの人間ではないのですが、生きる目的として「人を笑顔にしたい」というのがあり、それを僕に対して求めてくださる人がいる限りは生きていようと思っています。

そんな中で今回、昔からお世話になっているクライアントさんから「業務委託費用を減額していただけませんか?」というご連絡があり、僕の頭によぎったのは「いつ死ぬか分からないから」という思考だったんです。

実際に話を聞いてみれば、今季はなかなか厳しい状態であったらしく、きっと普通の人であれば「それは困ります」というレベルの費用を減額してほしいとお願いされたんですよね。

そんな中で僕は声色をむしろ明るくしたくらいで「全然大丈夫ですよ!」と即答しました。

自分自身のやりたいことだけをやるというマインド。

「いつ死ぬか分からないから」という表現の続きにあるのは、多くの人の場合は、だからこそ自分のやりたいことをやるというマインドだと思うんですよね。

もちろん僕にもそういう部分は少なからずある中で、僕は自分が後悔しない行動ということに対して、同じ熱量で誰かのために自己犠牲しても良いかなって思える部分があるんです。

要するに、今回僕がそこそこの減額対応を飲んだところで、僕自身は「いつ死ぬか分からないから」という中で、その減額を受けたからということで別に死んでしまうようなレベルじゃない訳ですよね。

だったら、その自己犠牲を伴ったとしても目の前の助けたい人を助けるのは必然的なことだと思うし、僕からすれば当たり前のことだと思って行動しました。

僕が寄り添うことで復活すればそれ以上のことはない。

「今季厳しいんで…」という言葉の中に、減額してほしいというお願いはありましたが、一時的な減額を経た後に、来期には正規の費用に戻してくれるということを伝えてもらいました。

今思い返せば、少しずつ一緒に働いていた人が減っていき、なかなかキツそうだなと思っていた中で何もしてあげられなかった僕がいた部分もあったので、致し方ないという思いを持ちつつ「僕で稼げることがあればなんでも言ってください」ということを伝えました。

例え今、僕も厳しい状態であったとしても、そこで僕が寄り添うことで事業がある程度持ち直し、加えて共に戦うことで未来が今までよりも明るくなる希望が見えるのならそれ以上のことはないと思うんですよね。

そうなった時に、僕は自分の死期なんてものは見えない中で、僕の「明日死ぬかもしれないから」を相手に捧げた方が、僕は将来より良くなる可能性が高くなる訳です。

目先の利益に心が動かされるバカにはなるな。

出世が見込めない経営者や、それこそサラリーマンの人なんかには理解できない思考だと思うんですが、「目先の利益に心が動いたらたかだか知れてる」ってことなんですよね。

例えば僕が今回、クライアントさんが悲痛の中でものすごく申し訳なさそうに伝えてくださった減額のお願いに対して「え?僕もしんどいんで困ります」的な感じで断ったらどうですかね?

きっとしんどい時に寄り添えない奴と今後仕事するビジョンが見えてこなくなってしまうと思うんです。

じゃあそこで減額されたのが10万円だったとした時に、10万円を損することでこれから10年先の未来を消してしまうよりも、10年の付き合いを考えて損した方が得られるお金って多くなるのは分かりますよね。

むしろ、そんな細かいことでゴネて交渉したりする暇があれば、今回の僕のように「下げてもらって大丈夫ですけど僕を使って稼げる方法を考えましょう!」と提案した方がポジティブじゃないですか。

そういうマインドってすごく大切だと思うし、そこで不服を感じてネガティブになっているよりもさっさと切り替えて次に行ってる方が絶対にお互い健康ですよね。

それこそ「いつ死ぬか分からない」ということだから、いちいち面倒なことを考えてる暇があれば、今自分が出来ることを一生懸命したら良いと思うし、ここ数ヶ月の生活の苦しさなんて考える必要はないんです。

それくらいの度量があってこそ、僕は経営者として懐深く生きていけると思うので、極端な例ではありますが相手が困ってる時こそ寄り添うことで、強い恩を感じてもらえると思います。

僕らは腐っても「恩を売る人」なので、そういうマインドはこれからも大切にしていきたいですね。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer