クリエイターとして自分自身が商品になることが出来るという強み。
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クリエイターとして自分自身が商品になることが出来るという強み。

2024.02.26
2024.02.26

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

先日もお話ししたんですが、経営が少し不振気味のクライアントさんからの相談を受けて寄り添うことを決めた中で、ネガティブをポジティブに変えるべく僕は動き出しました。

ネガティブを受け入れるだけでは何も変わらない中で、僕は自分自身を「商品」にすることを選んだんです。

ということで今回は、クリエイターとして自分自身が商品になることが出来るという強み、についてお話ししたいと思います。

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ネガティブをポジティブに変える施策。

経営不振のクライアントさんからの嘆きを聞いた中で、クライアントさんからの僕にとってのネガティブ要望を受け入れた中で、そのままで終わっていては結局のところ共倒れして終わってしまいます。

そんな中で僕は「僕自身が会社の商品になります」ということを宣言し、自分自身がクライアントさんの会社でどうすれば商品になれるかを考えました。

実は僕、独学でフリーランスデザイナーになるというコネクション無しで生きて来た人生だった訳なんですが、有名なクライアントさんと業務提携をしていたりするんですよね。

それはこう言った公の場でいちいちいうことではないので公言はしていませんが、その会社とデザイナーとして業務提携をしているというネームバリューだけでかなりの権威性になるというのは確実です。

「僕を商品にしてください」と伝えた意図。

で、そもそも何で僕が「僕を商品にしてください」と伝えたかと言うと、普段から僕個人でお仕事をしている中で唯一自分だけで解決出来ない部分というのが「入口」だったんですよね。

僕は自分の技術を商品にしていますが、その商品を求めてくださる方がいらっしゃらなければ僕の技術なんて無意味以外の何物でもないんです。

そんな中で、僕がクライアントさんと共闘するとなった時に必要なのは「役割分担」で、僕は自分の技術を使った商品を生み出し続けるので、それを買いに来てくれるお客さんを捕まえて来て欲しいというチーム戦を提案しました。

もちろんそこで生まれる収益を考えると、僕自身は潤うのは確かなんですが、そもそもの話、僕はもうすでに個人でも仕事はパンク状態の中、それを受け入れるというのは「睡眠時間を削る」というシンプルな覚悟だったりします。

人が入れば入るほどロスが出ることを理解する。

そんな中で、1つだけ僕にとって絶対に良くなるという点があって、それは「人が間に入らない」ということなんですよね。

これまで、クライアントさんを(色んな問題があってどうしても)入り口にしないといけなかった仕事の中で、個人では2週間で終わるような案件を3ヶ月も半年もかかったりしてしまっていた事態が起こっていたんですよね。

もちろんこれには会社の看板やノウハウなどの理由があったりもするんですが、今回僕が提案することは「僕単独で普段から完結していること」になるので、入り口さえ作ってもらえればあとは介入不要という訳なんです。

よくある制作会社は「営業担当」「事務担当」「クリエイター」という3本柱以上の人間の介入があるので、クリエイターに指示が届くだけで何日も掛かったりするという「人が入れば入るほどロスが出る問題」を完全にクリア出来るのは僕の強みなんです。

入り口が増えてパンクした時こそ人を使うチャンス。

今回僕がこれを提案した理由が、そのクライアントさんが抱えるお客さんのホームページやパンフレットなどの制作物を見た時に明らかに分かるのが「クオリティの低さ」や「制作物に対する向上心の無さ」だったんですよね。

要するに、「昔からの付き合い」という感覚だけであぐらをかいて仕事をしていた(能力の低い)制作会社が、そういう会社のバックにいて、古臭くダサい制作物を無知識なクライアントに売りつけているような現状がそこら中にある訳です。

聞いたところによれば、3万円くらいのテンプレートを買って写真を差し替えただけのホームページを販売して、まさかの96ヶ月契約で、解約時は満額支払いというペライチの契約書を交わさせているような(僕からすれば)悪徳業者がいるんですよね。

僕は色んなクライアントさんから相談を受けたりするんですが、そこで「このホームページ〇〇万円掛かりました」という話を聞いた時に「僕ならもっと安く良いものを作れるのに…」って悲しくなるんです。

そこで「僕の感覚を形にしてくれる人」というのを探すのは難しい中でも、その悪徳業者なんかより余裕でクオリティの高い知り合いはゴロゴロといて、自分が商品となり入り口を増やすタイミングこそが「人を使うチャンス」だと感じました。

僕が最後にGOを出せるまでの物を納品することが出来れば、それは僕が認めたクオリティということになるので、これからは自分の手を煩わせるものかどうかを判断しながら、新しい才能に仕事を振っていけるくらい仕事を増やしていけたらと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer