経験に大切なことは必ずしも「時間」だけでなく「質」であるというお話。
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経験に大切なことは必ずしも「時間」だけでなく「質」であるというお話。

2022.02.10
2022.02.10

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

僕はクリエイターとして生きて今年で(多分)7年目に入るんですが、よく「僕は広告業界に〇〇年いてー…」みたいに、年数を推してくる人がいるんです。

でも僕は、何事も「考えてやった経験数の質」が全てだと思って思っていて、その分野に何年いたかということは重要なことじゃないと思っています。

ということで今回は、経験に大切なことは必ずしも「時間」だけでなく「質」であるというお話、をしたいと思います。

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そこにいた年数ではなく結果が全て。

先日発信した「株式会社にして従業員が増えて来たクライアントさん」じゃないですが、年齢とか、その業界に何年いたかとか正直どうでもよくて、結果的に「今どうなの?」ってことだと思うんですよね。

特にクリエイティブの業界において年数なんてほとんど関係ないんですね。要は良いものを作った人が正解であって、なんだったらプロとして仕事をしていない人でも良い作品を生み出せることだってあるんです。

以前、塗装屋さんをしている知り合いの方にデザインをお願いしたところ、僕よりも断然アーティスティックなデザインが返ってきましたが、彼はそこを1番のプロとしてはやってなかったりするんですね。

下手な(古臭い)広告代理店なんかに依頼しても古臭い(よくある)デザインしか返って来ないのにはそういった経験年数に甘んじている(大切なところで努力を怠っている)部分があったりするんです。

今の自分に出来ないことを経験することでの急成長。

僕はここ最近、「カメラマン」として働くことが増えてきたりしてるんですが、何度もいうようにプロじゃないんですね。(資格とかがないので実際デザイナーとしてもプロじゃないかもしれない)

ただ、仕事としてやってくれと頼まれたら、僕に頼んでくれたということに敬意を持って出来る限りのことはやりたいと思うし、そういう意味で僕はこれまで1回もお仕事を断ったことがありません。

じゃあ出来ないことをどうやって仕事として受けるの?って話なんですが、それは簡単なことで、「当日までに急成長する」ってことだけなんですね。当日、相手が求めているか、それ以上のサービスを提供出来たら結果として勝ちなんです。

もちろんそこで確実な成功はなく失敗することもあるだろうし、反省することもあると思うんですが、そこで何も考えずにやるのではなくて「考えて経験する」ということが大切なんですね。

人より深い学びを得るために「考えて経験する」ことの大切さ。

事実として僕は、京都では有名な某アパレルブランドのモデル撮影を(なぜか)お願いされたんですが、僕1回目の撮影の時点で「モデル撮影未経験」だったんですよ。なんだったら人物写真なんか1回も撮ったことがなかったです。

で、アパレル業界って基本的にマーケティング準備の季節が真逆で、このクソ寒い中で春・夏用の服を必要に応じて屋外で撮影するわけですから、撮影中はモデルさんが寒さに震えている状態で短い時間で確実に必要なカットを撮影する必要があるんですね。

そんなタイトで重要な仕事を撮影初心者が受ける訳ですが、現場に行ってしまえば僕はプロになるしかなくて、そこでプロか否かを決めるのはクライアントさんなんです。

そんな究極の実戦の中で自分に出来ることは何かと考えた時に、しっかりと事前学習をして、個人でも日々考えて練習することだと思い、僕はその撮影に挑むまで合間時間でめちゃくちゃ勉強したり、他の案件でも積極的にカメラを触って練習しました。

実戦でも練習でも、「考えて経験する」を繰り返すことで、事前学習の確認作業が出来るので、どんどん技術を自分に落とし込んでいきやすくなるんですね。

年数に安住している人に未来はない。

結果的に僕はそこで確実な成果を残して、ホントになぜかよく分からないのですが、実質的に「専属カメラマン?」をお願いしてもらえるような形になりました。(次からもお願いしよーって感じで)

僕はまだまだ素人に毛が生えたレベルだと思っていますが、1つ言えることは仕事としては成立したということなんですね。(クライアントさんが満足してくれることが仕事なので)

なので、僕はカメラを触り始めてまだ2年くらいのペーペーではあるんですが、クライアントさんから「これだけ撮れるんだったら仕事としてやってますって言っていいよ〜」って言ってもらえるまでに達しました。

ここで満足はしてないんですが、急成長出来る理由はやっぱり「考えて経験する」ということであって、ただその業界に何年携わっていたかという肩書きだけのような経歴は全く通用しないということなんですね。

1つ1つの行動の質を上げることで、今は素人だったとして来年にはプロになれることだってあると思うので、自分がここだと思った経験についてはしっかりと考えて、自分に落とし込める経験にしてもらえたらと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer