どん底っぽい場所から浮上した時に見えた景色は感謝と優しさの世界だった。
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どん底っぽい場所から浮上した時に見えた景色は感謝と優しさの世界だった。

2023.07.20
2023.07.20

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

どん底(なのかは分からないのですが)っぽい場所にいた僕がなんとか少し日の当たる場所に戻って来れた時に見えた景色は思っていたものと違いました。

反骨心や復讐心を持って戦おうと思っていた僕はそこで、「ただいま」を言えば「おかえり」を言ってくれる沢山の人がいる優しい世界でした。

ということで今回は、どん底っぽい場所から浮上した時に見えた景色は感謝と優しさの世界だった、というお話をしたいと思います。

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自分で自分をコントロールすることが出来ない時間を過ごして。

アルコール依存とかニコチン依存とか、あとは精神疾患とか、自分をコントロール出来ないようになる瞬間って多くの人はそこまでの強度で、且つ長期間に渡って経験することってそこまで多くないと思うんですよね。

僕はこれまでの人生で結構な落ち込みを経験したりもしたんですが、持ち前の根性となぜか弱いくせに強く見せたい精神で無理やり身体を前に進めることが出来ていました。

でも、この数年は本当に自分自身をコントロール出来ない時期が続いていて、防衛本能が働いてしまうのか、とにかく「生きるため」にその瞬間に必要な(弱さとしての)行動を強いられるような状況でした。

そこに強さを持って抗える気力もなければ、そもそも戦おうというエネルギーすら枯渇してしまっているような感覚で、ただ自分自身の俯瞰で見る能力によって「情けない自分」だけを常に見続ける屈辱の時間ではありました。

僕がこの世に浮上するためにはインパクトが必要だった。

僕はその間、SNS(基本的にはインスタのストーリー)を封印していて、完全なる僕と内なる僕との鎖国状態の中で、ごく一部の人にしか本心を伝えずにこの世から姿を消していました。

久しぶりに会うほとんどの人から「あれ?最近インスタのストーリー更新してないけどどうしたの?」って聞かれることが多くて、僕はそこで「ちょっとね…」としか答えることが出来ませんでした。

そんな中で、この状況を続けていても何も変わらないとは思いつつも、どうやって自分がこの世の中に浮上していくかを考えたときに、自身も気力も失いかけていた僕にはなかなかその答えを見つけられなかったんですね。

そして少しずつ(無理やりにですが)自分の平常を取り戻しつつあるような状態の中で、僕に出来ることは「クリエイティブ」で、僕はそこで自分の殻を破りつつもインパクトを残せることを考え続けていました。

自分の殻を破り世間にインパクトを残すためのクリエイティブ。

僕はそんな時でも生粋の「クリエイター」で、なんだかよく分からないんですが、どうしても世間では「強い人」を演じていたい(実際にそうでありたい)生き物なんだと思います。

「復活したぞ!」っていうことを宣言することで、自分自身を奮い立たせながら、そのままのインパクトで突き進んでいける「助走」のようなものが必要だったんですよね。

そこで思いついたのが、動画に映ることも嫌い(というかしたこともない)で、自分の声を聴くのも嫌い(これもしたことがない)な僕が、映像と音声を使ったクリエイティブに挑戦するという答えでした。

自分が映像に映り、自分の声でメッセージを届けるという作品は、とても勇気のいることではありましたが、実際にやってみて感じたことは「真っ直ぐなメッセージの伝わりやすさ」でした。

どん底っぽい場所から浮上した時に見えた景色は感謝と優しさの世界だった。

「未来を取り戻しにいく。」というテーマで作った動画で使った「ただいま」という言葉に、信じられないくらいのリアクションをいただき、僕が有名人にでもなったのかを錯覚するくらいでした。

僕のインスタのフォロワーさんのみに発信したこの動画は、半年ぶりにいきなりインスタのストーリーに浮上したにも関わらず、フォロワー300人のうち100人以上が動画を見てくれる嬉しい結果となりました。

その日からずっと、朝起きれば僕のDMやLINEには沢山の人から「話したかったことがあるんだ」って感じのメッセージが届いている異常事態が起こってます。

そこで元々持っていた反骨心や復讐心みたいなものは一瞬で姿を消し、なんだか「ありがとう」ってみんなに伝えたくなる世界がありました。

これを書きながらも、なんだか目に熱いものが込み上げて、視界がぼやけてしまうような状態になるくらい、みんなの言葉が温かくて「頑張ろう」というよりは「頑張ってやろう」って思えるようになりました。

僕にはやっぱり「人の期待」とか「人の視線」みたいなケツを叩かれるような環境が必要だったんだと思います。

勇気を振り絞って無理やり浮上したこの感謝と優しさの世界で、僕は僕の大切な人のために最後まで命を燃やしたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer