先輩の夢を応援したいと熱い想いを伝えた結果。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2670 1450

先輩の夢を応援したいと熱い想いを伝えた結果。

2022.11.11
2022.11.11

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日、僕に無責任な夢を語って怒られた先輩がその後どうするかの話をするついでに、京都に顔を見せに家族で寄ってくれました。

僕は夢を持つことを絶対に馬鹿にはしないし、全力でサポートしてあげたいと思う一方で、順序というものは少なからず存在するものだと思っています。

ということで今回は、先輩の夢を応援したいと熱い想いを伝えた結果、というお話をしたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

無謀な夢を応援するのは優しさじゃない。

今回先輩は、奥さんと子供たちも連れて京都に顔を出してくださったんですが、僕はこんな幸せな存在があるからこそ先輩の夢を簡単に応援することは出来ませんでした。

自分が歩んで来た人生があるから、もちろん夢は叶うものだと思っているし、どんなことがあっても応援してあげたいなと思っています。

ただ、今ある立場や環境を失うリスクを背負ってまで戦うべき時とそうではない時は確実にあって、色んなものを天秤にかけた時に背中を押せるか否かを判断しないといけません。

何でもかんでも、無謀な夢を応援するのは優しさじゃないと思うからこそ、僕は嫌われる覚悟を持って先輩に説教じみた声をかけてしまったんですね。

鉄板焼き屋をやりたいという夢。

あまり深くは話しませんが、先輩は鉄板焼き屋を開業したいという夢を持っていて、その夢について自分がどういう風にしたいかの展望を話して来たんです。

そのまず第一歩に「仕事を辞める」ということと「借金をする」ということがあって、僕はそれに伴う「今出来る努力」を先輩がやっているのかどうかをまずは確認しました。

家族がいる以上、絶対にリスクが先に来てはいけないし、そんな大切なものを失う可能性が限りなく高いのであれば、失わなくても良い範囲で出来る努力をどれだけやっているかが大切です。

僕はそんな夢を応援したかったからこそ、男気や熱さだけでは片付けることの出来ない部分を先輩に伝えようとした感じです。

飲食店という難しいジャンルだからこそ。

シンプルに考えて、鉄板焼きって冷凍して全国に届けたりなんかするよりも、やっぱり焼きたてが美味しいものだと思うんですよね。

そもそもそういうことを視野に入れず店舗を持ちたいと言ってるんだからこそ、僕は「人のつながり」が大切だということを先輩には伝えました。

要するに「味が良ければ人が来る」という考えだけでは、鉄板焼き屋さんのような「地域密着型」の飲食店では戦うことが出来ないんですよね。

ジャンル的にもお酒も飲むだろう中で、半径何キロメートルのお客さんをいかにつかみ続けるかが大切で、だからこそ「ご近所の方レベル範囲での周知を優先してください」と伝えました。

サラリーマンという武器を最大に生かして。

仕事を辞めるとか借金をするとか、そんなことを一旦置いておいて、僕がやって欲しかったことは「サラリーマンという武器を最大に生かすこと」で、リスクを最小限に抑えて休日に出来ることをやってほしいと伝えました。

要するに「自分が焼いたお好み焼きをご近所さんに配る」ということで、初期投資で借金を数百万円しないといけないその経費でお好み焼きが何人分作れて配れるかということを考えてほしいと提案したんです。

どんなSNSの広告なんかよりも強い、地域密着型だからこそ出来るやり方はそういう部分で、まさに「どぶ板営業」をサラリーマンという武器を最大に生かしてチャレンジしてほしいということを理解して欲しかったんです。

先輩は少し理解に苦しんだ部分もありましたが、最終的には「なるほど」と自分の中で落とし込んでくれて、今やれることをやってみるという気持ちを伝えてくれました。

そして先日、奥さんも一緒に来てくださった時に「福井くんに出会っててよかったね」って言ってくれたことがすごく嬉しくて、自分も少しは人の役に立てたんだなと思えました。

人それぞれ環境や立場がある中で、叶えたい夢を持って、それに邁進することはすごく素敵なことだと思っていますが、自分に合った夢の叶え方は必ずあると思うので、そこを見誤ることだけはやめてほしいなと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer