僕がクライアントさんとお金の話をほとんどしない理由。
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僕がクライアントさんとお金の話をほとんどしない理由。

2021.06.14
2021.06.14

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

仕事柄、クライアントさんから「〇〇やっておいてください!」みたいな感じで、費用の話をせずに依頼が来たりします。

そこで慣れたクライアントさんとの関係で、「〇〇円かかりますがよろしいですか?」の確認を挟んでいてはレスポンスがすごく遅くなってしまいますよね。

そんな、仕事をする上で僕の1番嫌いな「お金の話」を皆さんに共有したいと思います。

ということで今回は、僕がクライアントさんとお金の話をほとんどしない理由、についてお話ししたいと思います。

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昔はお金の話が終わらないと仕事が始まらなかった。

フリーランスとして活動を始めて3年目くらいまでは、収入がまだまだ少なくて、とにかくお金を確保することに必死だったこともあり、これでもかと言うくらいお金に対して慎重なっていました。

それもそのはず、デザインや商品を納品したクライアントに飛ばれたり、無許可でサンプルを使われたりと、フリーランス2年目までにお金に対して散々な目にあったことがあったからです。

広告代理店と名乗っているだけで、会社のパソコンにデザインツールを入れてないので、デザインデータの中身を見れない業者や、不動産業の仕事の中にデザインの仲介を上手く入れて中抜きしたり、当時は生き残ることに必死で、(後々気付いたことではあったんですが)ホントに色々な人と仕事をしました。(今は一切の関係を切りました。)

心から信頼出来るクライアントさんに出会えて。

月日が経ち、フリーランス4年目になる頃から、これまでよりも仕事の質が上がったこともあってか、お仕事をさせていただくクライアントさんが少しずつ変わって来ました。

友人の結婚式のプロフィールムービーや席次表を(友達なので趣味として)制作させてもらったことがキッカケで、そこで僕の作品を見た方が、僕を紹介して欲しいと声をかけてくれたのを友人が繋いでくれたんです。

そこで出会った方が、ホントに素敵な方で、「良いものは良いし、多くの人に知られるべき」といったスタンスで生きている方で、僕の仕事はそこからどんどん口コミで広がっていくこととなりました。

信頼している友人からの紹介がスタートで、心から信頼出来るクライアントさんと出会い、その方が紹介してくださる信頼出来るクライアントさんと…といったように「信頼の連鎖」が起こったんですね。

今も僕はその連鎖の中で仕事をさせていただいていて、ホントにこのキッカケを作ってくれた友人には頭が上がらない状態です。(先日その友人ともお仕事することが出来ました。)

万が一、お金が支払われなくても。

お金の話に戻るんですが、僕がクライアントさんとお金の話をほとんどしない理由には、まず大前提に「信頼」があります。

その上で、「必ずお金は支払ってもらえる」という安心と、一方で「お金を支払ってもらえなくても良い」という僕のクライアントさんに対する想いもあったりします。

ただ、僕としては払ってもらえなくても問題はないけど、クライアントさん側が「払わせてください」と言ってくださることがほとんどなので、そういう意味で信頼関係が出来上がっているんですね。

生きていく上で必要になる「お金」ではありますが、仕事ということだけを考えた時に、僕の中では「一番考えたくないこと」でもあります。

出来ることなら全て無償でやりたい反面、生きていくにはお金が必要という葛藤もあり、僕は「見積り」や「請求」がホントに大嫌いな作業です。(これはフリーランスになってからずっと変わりません。)

手前のお金よりクライアントの未来。

慣れていて、信頼しているクライアントさんとお仕事をする中で、僕が大切にしているのは「レスポンスの早さ」と「柔軟性」です。

冒頭でお話しした「〇〇やっといて!」と言われた時に、逐一お金の話を確認していてはレスポンスの早さをベストにすることは叶いません。

そこでダラダラとしているよりも先に、「了解です!」と仕事パパッと終わらせている方が、よっぽどクライアントさんの印象は良くなるし、そういう仕事をしている方が、クライアントさんは自分を離したくなくなると思います

そのためにはまず、信頼のおけるクライアントさんと出会うことが必要になりますが、僕はもう「最悪お金をもらえなくても良い」と思って、自分が信頼する(勝たせたい)クライアントさんに全力を注ぐことを決めました

そんなスタンスで仕事をする様になってから、逆に仕事が増えたり、上手く回る様になり、結果的に収入も増えました。(これはあくまで僕の場合です。)

クリエイターさんなら分かってもらえるであろう「お金の話」は、すごく難しい問題であると思いますが、クライアントさんとの信頼と、仕事レスポンスのバランスを上手くとって、仕事がスムーズに回る最適解を見つけれたら良いですね。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer