頭を下げられない人間に対して手を差し伸べられないという現実。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2892 1672

頭を下げられない人間に対して手を差し伸べられないという現実。

2022.08.28
2022.08.28

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

こんなことを発信するのは正直気が引ける部分はあるのですが、僕にはどうしても誇ることの出来ない家族がいます。

正直、家族とか友達とか仕事仲間とか、人と人として全ての人間と付き合っている僕にとっては関係のないことなんですが、近い存在だけに少し悲しくなるんですよね。

ということで今回は、頭を下げられない人間に対して手を差し伸べられないという現実、についてお話ししたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

「職人気質」という流行らない性格を貫いて。

このお話をする上で最初に説明しておきたいんですが、僕自身がクリエイターとして活動していることもあって、「職人」という言葉に対しては自分自身もすごくリスペクトしています。

古くから代々受け継いで来られた技術や経験を後世に伝えていくような伝統技術から、建築現場や工場なんかの技術職の方々まで色んな方のお話を聞かせてもらいましたが、すごく強いこだわりやプライドを持ってお仕事をされている訳ですね。

そういう意味で、職人さんに対して僕は憧れますし、自分もそういう強い思いを持ってお仕事をしたいなと思います。

その一方で、今回お話しする僕の家族は特定の技術職で「職人気質」であるらしいんですが、その意味を大きく履き違えて貫いてしまってるんですよね。

他の人に出来ない技術が自分にあるのが偉い訳ではない。

この社会において、人と人って持ちつ持たれつの関係がは当たり前であって、自分が他の人に出来ない特定の技術を持っているから偉いという訳ではないんですよ。

自分は人にないものを持っていても、自分にないものを人は持っているので、そこはお互いリスペクトの関係であることは間違いないんですよね。

僕は某大手製薬会社の社長や、業界トップシェアの建築会社の社長さんともお話しさせてもらいましたが、僕の領域であるクリエイターの部分に関してはリスペクトを持ってお話ししてくださる訳です。

ただ僕の家族はそこで「自分が褒め称えられること」にプライドをおいていて、少しでもその部分を軽視された途端にそっぽを向き、ひどい時はその人と口を聞かなくなるようになったりします。

僕が職人だからこそ職人をナメている訳ではない。

で、僕は僕自身がクリエイターという職人だからこそ職人にリスペクトを持っているし、リスペクトを持った上で相手に対して行動している訳ですね。

ただ僕の家族は「自分の技術だけにスポットライトが当たってたら良い」ということで、人を褒めることもしなければ、自分の技術が軽視されたら怒るといった最強の職人気質なんですよ。

加えて、それが仕事だけならまだしも、仕事以外のことは炊事・掃除・洗濯なんかもほとんど出来ないような人間なんですが、そこを指摘されたとしても同じような反応になる訳ですね。

これはもう、子供の頃から坊ちゃんとして育てられて苦労を経験せずに、そのまま仕事だけを覚えて「その仕事しか自分にはない」という典型的なダメ人間パターンなんです。

頭を下げられない人間に対して手を差し伸べられないという現実。

そんな家族から僕は嫌われているんですが、嫌われてはいるけれど、僕にしか出来ないパソコン関連の設定を母親伝いでやってくれと要求して来たりするんですね。

僕からすれば、嫌われて不義理を働かれただけでなく、こういう時にまで自分で頭を下げに来ない人間に差し伸べる手はないと思っていて、母親からは「めんどくさいからやってあげてよ」って言われるんですが今回僕は断りました。

作業には時間もかかりますし、実際に自分で使いこなすにはそれなりのレクチャーが必要で、実際にその場で作業を教える必要がある訳ですね。

どうしてそれを僕の方から「教えに来させてもらいました」って歩み寄りをかける必要があるのかは意味が分からないし、そんな時間に自分の時間を使いたくないなって思いました。

僕は今、嬉しいことに沢山の方に必要としてもらっていて、お仕事だけでも順番待ちの状況になっていたりします。

そんな中で僕に出来ることは「時間を無駄にしないこと」だと感じたので、今回は「もうそんな時間はない」と断ったんですね。

こういう人間を見ていると、反面教師として自分自身が正される瞬間でもあるので、しっかりと自分の姿勢も整えながら、自分がやるべきことを明確にして行動してしていきたいと思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer