環境を変えて次に目指すステージは「自分の自由」ではなく「自分を最大限に活かす」という選択。
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環境を変えて次に目指すステージは「自分の自由」ではなく「自分を最大限に活かす」という選択。

2023.04.02
2023.04.02

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

2023年も4月に入り、先日は1日のエイプリルフールということで冗談的な広告を見るのかなと思いきやそんな感じでもありませんでした。

僕自身もこの状況でくだらないウソを呟いたりする余裕もないので、これからの意気込みを整理して語ろうと思いました。

ということで今回は、環境を変えて次に目指すステージは「自分の自由」ではなく「自分を最大限に活かす」という選択、というお話をしたいと思います。

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「人の笑顔のため」に生きるということの意味を考える。

僕は19歳の頃に、誰かを笑顔にするためのメッセージを届けたいという想いを持ってデザイナーを志しました。

その時は「自分が生み出すもので笑顔を欲しい」という風に思っていた、というよりはそれしか手段がないと思っていたんですよね。

ただそういう風に全力で生きて来た中で感じたのは、自分自身の体力や時間の限界と、僕が尽きた後に何か続くものがないとその時だけの自己満足でしかないということだったんです。

自分自身の時間の消費が「奉仕」から「制作」とか「経営」に偏って来がちになった時のモチベーション維持も難しくなって来たこともあり、これからの生きる方法を考えることに至りました。

僕が培って来たもので出来る「人の笑顔のため」は何か。

僕はクリエイターであるという固定概念に縛られて、僕は「作品を生み出してなんぼ」という風に考えてしまっていたと思います。

ただ先日、お仕事の依頼が立て込んで来た状況でクライアントさんに「そろそろ僕が全てを制作していたら間に合わなくなる」という理由からディレクション的な立ち位置に移行しないとダメだということを伝えました。

そんなことを言うと、やる気がないのか?とクライアントさんから怒られると思っていましたが「それ私も思ってましたし今年はそこに少し移行出来るようにチャレンジしましょう」という風に言ってもらえました。

その時にハッと気づいたことは「作品を生み出す」ということだけではなく、僕の生きる道の中に「作品を生み出せる人を作る」ということもあるんだということだったんですね。

「作品を生み出せる人を作る」という道に生き甲斐を感じられるか。

僕のこれからのテーマはもちろん「人の笑顔のため」ということに変わりはないんですが、これまでは「作品を生み出す」ということにフォーカスして100%のエネルギーをそこに込めて来ました。

で、僕がそこに魅力を感じていたのは100%のエネルギーをそこに向けていたからこそ、リターンも100%だったからということなんですよね。

ただ1人で1つの作品を全力で生み出して来たからこそ感じる中毒性のあるその100%のリターンに変わるものを、「作品を生み出せる人を作る」という先に見つけられるのかが不安だったりします。

人を育てるということで、いきなり自分の仕事を100%その人に振ることは出来ないと思うんですが、部分的に振ったら70%…50%…とそのリターンの比率は感覚的に減っていくような気がするんです。

それでも僕は新しいステージに進んでいく。

それでも僕は、これから変わっていく新しいステージの中で「作品を生み出せる人を作る」ということを実現させていこうと思っています。

というよりは、僕が培ってきた「独学でフリーランスデザイナーになる」というものを構成してるものの中には、デザインの技術だけじゃないし、それ以上に大切なものがあると思うんですね。

技術が高いだけでは仕事は来ないし、逆に営業が上手いだけでは仕事で信頼は得られないといったように、自分の技術で自立するというのは1つを磨けばいいというわけじゃないんです。

そう考えた時に、これまでお仕事で一切の営業をしたことがない僕が教えられることは沢山あると思っていて、そこも含めた上での「育成」を僕は実現させていければ良いかなと思っています。

学習塾のような感じで開くのか、オンラインで開くのかはわからないのですが、僕は技術が尖っている人間ではないからこそ、トータル的な(主に感情論を主軸にした)育成をしながら自分も成長していけたらと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer