【継続力】センスがないからこそ気づけた地味な努力の大切さ。
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【継続力】センスがないからこそ気づけた地味な努力の大切さ。

2021.01.02
2021.01.02

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まずにやっているランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

今日は僕が日々発信する「継続」の大切さについてお話ししたいと思いますが…。

自分では意外と「努力の人」だと思ってるんですが、感覚的に生きているイメージが先行して、実は周りの人からは「センスで生きてきた」と思われていることが多いです。

でも全然そんなことはなく、実際、僕にそんな天才的なセンスは一ミリもありません

そんな中でも、デザイナーというクリエイティブをお仕事にさせてもらっている以上、センスがないと言い切ってしまうのも良くないですよね。

ということで今回は、「継続力センスがないからこそ気づけた地味な努力の大切さについてお話ししたいと思います。

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サッカー少年だった頃の昔話。

きっと僕を昔からよく知っている人は、昔の僕に感じるイメージって、身体能力が高めで、要領が良くて、何不自由なくそれなりの人生を歩んで来た、「そこまで努力をしていない人」に見えてると思うんですね。

これは小学校4年生くらいにやっていた少年サッカーで経験した昔話になるんですが、当時、仲の良かったコーチから「次の試合、左足でゴール決めたら焼肉な!」的なことを言われたんですね。

でも僕は右利きで、サッカーも下手くそで、そもそも左足ではボールを一切蹴ることが出来なかったんです。

試合までの数日間、僕は学校が終わったらすぐに毎日近くの公園に行って、ひたすら苦手な左足でボールが蹴れるように練習するようになりました。

いざ試合の日になったんですが、たった数日頑張ったくらいで、そこまで左足が上手くなっているわけでもありません。

でも、何としてでも左足でゴールしたくて、僕はなぜか試合中に右足を使うことを禁止しました。(当時の焼肉のパワーってすごいですね。)

何度も何度も左足でシュートを打ってゴールを狙うんですが、あっちへ飛んだりこっちへ飛んだりで、しまいには「どこ蹴ってんだよ!」ってチームメイトに怒られる始末。

それでもずっと諦めずにチャンスを伺っていた試合終了間際に、ゴール前の良いところで、僕の左足の前にボールが転がって来たんですね。

その瞬間、自分の意思というよりは感覚的に、自然な反応で僕は左足を思いっきり振り抜きました。

左足が下手くそな僕ですから、遠心力で自分の身体も一緒にぶっ飛ぶくらいのフルスイングをしたにも関わらず、シュートはボテボテのゴロ。

でも、そのボールはゴールに向かってコロコロと転がり、ゴールネットを揺らしました。

地面に倒れながらその自分のシュートがゴールに入るのを見たのと同時に、ベンチではコーチが飛び跳ねて、自分のことのように喜んでくれていた姿が見えたのが凄く嬉しかったんです。

地道な努力は絶対にウソをつかない。

僕は結局その試合までの数日間で、左足でボールを蹴ることをマスターすることは出来なかったんですが、結果として僕が左足でゴール出来たことには努力の成果は少なからずあったと思います。

きっと、毎日公園に通ってボールを蹴り込んだ努力がなかったら、あの時、転がってきたボールに対して自然に身体が反応しなかったかもしれないし、右足を封印するという判断も出来なかったかもしれない

僕は小学校4年生の時に、あのゴールを自分のことのように喜んでくれたコーチのおかげで「地道な努力は絶対にウソをつかない」ということを感覚的に教えてもらった気がしました。

そこからは、苦手な左足もしっかり練習するようになって、これまで右足で蹴れる範囲しか見れてなかった「視野」が、左足で蹴れる範囲も見れるようになって、サッカーのプレーの幅が一気に広がりました。

センスは引き出しの数で決まり、引き出しの数は努力の数で決まる。

僕はこの「視野(見れる範囲)」を広げることが、お仕事でいうところの「引き出しの数」だと思っていて、引き出しの数は「努力の数で決まる」と思っています。

僕は左足を一生懸命に練習したことで、試合中に新しい景色を見ることが出来たし、そこに走り込んでいるチームメイトに気付いてパスを出すことが出来るようになりました。

そして、そのキックの飛距離が最初は5mくらいだったのが、地道な努力を重ねることによって、10mになり、20mになり、どんどん見える景色が広くなり、遠くのチャンスまで見逃さないようになりました。

この左足の技術やキックの飛距離は仕事でも全く同じことで、僕がWEB制作の技術を磨いたり、動画編集の技術を磨いたりすることで、仕事での視野が広がり、チャンスを見逃さないように準備することが出来てるんです。

夢や目標に対して明確な答えがない時は、地味な努力を選ぶ。

僕は小学校の時に「努力は報われる」ということを感覚的に教えてもらいました。

デザイナーになろうと思った約10年前も、自分のセンスのなさに何度も発狂しそうになったし、将来を考えれば不安しかなかったけど、だからこそ、そんな気持ちを努力をすることでごまかすことが出来ました。

少しずつ少しずつ努力を重ねていく中で、出来ることが少しずつ増えてきて、どんどん視野が広がってきました。

そして更に、それぞれ別で勉強していた「WEB制作」や「動画編集」なんかの技術の点と点が、ある時に線で結ばれたりして、そこからまた新しいチャンスを見つけることが出来るようにもなりました。

なので僕は「夢」や「目標」に辿り着くまでの明確な答えが見つからないことに対しては、迷わずに「地味な努力を継続する」という選択をするようにしています。

正直、努力が必ず報われるとは思っていませんが、努力をしていない人の足元にシュートチャンスのボールが転がって来ることはないと思いますし、もし偶然に来たとしても身体は反応出来ないと思います。

そのチャンスの瞬間にゴールを決めるために必要なのは、ボールに対して身体が自然に反応するようになるまでの反復練習だったりすると思うので、僕はこれからも、ボテボテのゴロでもいいので、しっかりチャンスでゴールを決められるように地味な努力を継続していきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer