ちょっぴり幸せな気持ちになったタクシーでの経験から得たサービスの形。
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ちょっぴり幸せな気持ちになったタクシーでの経験から得たサービスの形。

2022.01.22
2022.01.21

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

以前タクシーに乗った時に、ワンメーター程度の近い距離の行き先をお願いした時に、あからさまに嫌な顔をされ、しまいには「止めてください」という言葉を無視して距離を稼がれました。

もうそのタクシー会社は利用しないと決めたんですが、今度はその逆パターンのタクシーを利用することが出来たんですね。

ということで今回は、ちょっぴり幸せな気持ちになったタクシーでの経験から得たサービスの形、についてお話ししたと思います。

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いつも時間ギリギリになってしまう不思議。

少し話は脱線するのですが、例えば10時に集合となった時に、時間に余裕があろうがなかろうが、いつもギリギリの時間になってしまうっていうことはありませんか?

あれ何でなんでしょうかね。結構余裕を持って準備しているはずが、気付いたら家を出る前に急に「あ、あれ忘れた…」とか、「あれする時間忘れてた」とかでバタバタしたり、僕が心配性なのか分かりませんが、いつもなかなかスムーズには行きません。

きっと性格的な問題なんだと思いますが、そんなこんなで僕は遅刻癖があって、遅刻してくる人のことで腹立たしく思うことはないんですが、僕と同じように遅刻してくる人はホントにいつも遅刻して来るので、そういう時は「自分だけじゃないんだなー」って面白くなります。

遅刻しそうになって飛び乗ったタクシーの話。

話は戻りまして、徒歩で行ける距離ではあったんですが、例の如く打ち合わせに(5分から10分くらい)遅刻しそうになってしまいまして、急遽タクシーを拾うことにしたんですね。

いつもたった5分・10分の話で1000円近いお金を支払うのはホントにもったいないなーって後悔するんですが、その先にあるお仕事のことを考えたときに、背に腹は変えられないと思って遅刻しないを優先するようにしています。(1000円あったら美味しいランチ食べれるよね)

で、乗り込んですぐに今回もほぼワンメーター程度の近い距離を「近くて申し訳ありません」お願いしたんですが、運転手さんは以前嫌な思いをしたタクシー運転手さんと同じくらいの年齢だったんですが、嫌な顔1つせず、気持ちいいテンションで車を走らせてくださいました。

一応僕もこう見えて大人だし、加えてサービス提供者の端くれなので、安い費用しかからないことでお仕事を頼むのは申し訳ないと思うので、近い距離の場合はちゃんと「近くて申し訳ありません」と前置きをしてお願いするようにしています。

降り際のサービスで次回も利用しようと思った。

目的に到着して、僕が再度申し訳なさそうに「近くて申し訳ありません」とお伝えしたところ、「いえいえ!そんなことよりこれどうぞ!」と、開運祈願的なことが書かれた小さな小袋を渡してくださいました。

中には1つ1つ手でカットしたであろう開運祈願のお札のようなものと5円玉が入っていて、運転手さんは「良いことあると良いですね」と言わんばかりの笑顔で気持ち良く送り届けてくださいました。

紙の小袋代、開運祈願の紙の印刷代(とカットの手間)、そして5円玉、たった10円程度の経費をかけて、お客さんをこんなに幸せな気持ちに出来る工夫ってホントに素敵だなって思ったんですね。

その時はワンメーターしか利用しなかったんですが、もし今後長い距離を乗ることがあるとしたら、僕は間違いなく同じタクシー会社を利用しようと思うはずです。そういう意味で、こういう細かな気配りってほんと大切なんですよね。

サービス提供者が理解しておくべき細かな気配りの大切さ。

で、僕はここで伝えたいことって、当たり前のことって特に印象に残りにくいってことなんですね。タクシーでいうところの「目的地に送り届ける」ってことです。

僕はクリエイターなので、僕の場合は「商品を納品する」という部分になるんですが、いつも大切にしているのは「納品までの過程で特別感を持ってもらう」ということなんです。

他には無い体験をしてもらうことで「また利用したい」と思ってもらえる訳なので、サービスの一連の流れのどこか、もしくはアフターサービスで特別感を提供する細かな気配りがホントにすごく大切なんですね。

僕はそんな感じで、「無茶振りにも喜んで対応する」とか「レスポンスを早くする」とか「サンプルの提供を分かりやすく工夫する」とか、きっと他の方がやらないだろうなってレベルでの気配りをするようにしています。

(いやらしい話ではないんですが)ホントに小さな気配りだけで自分に対して持ってもらえる印象って変わって来ると思うので、こういった部分で手を抜かないことが意外とお仕事をいただいたり出来ることのヒントになって来たりします。

という感じで僕は、(こういうご時世ではあるんですが)昨年まではやらなかった新年の挨拶回りを兼ねて、出来る限りクライアントさんと直接コミュニケーションを取りに行く試みをしています。(もちろん断られたら無理には行かないけどね)

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer