年齢を重ねる毎に衰えて来た記憶力を補って。

昔ではあり得ないと思ってたんですが、ここ最近「記憶力」というのが著しく低下して来たと感じることがあるんですが、よく考えれば覚えられないくらい色々なことをしているという状況とも言えるような気がします。

そんな中で「そんなこと言いましたっけ？」ってことになっては絶対にダメなので、お仕事のことは出来るだけ詳細にメモをするようにはしているんですが、「メモをした」ということも忘れてしまったりもします。

そんな記憶力の低下なのか分からない面をカバーするのにメモは本当に尊い行動で、もしもメモをしていなかったことを想像した時にが怖くなります。

デザイナーを志した頃は胸にずっとメモ帳を忍ばせていて、その時についたメモ癖がこんな未来にも役に立つことだとは思ってもいませんでした。

どんな状況でもやれるメモ。

冒頭でもお話ししましたが、車移動中ってどうしてもパソコン作業は出来ないので、基本的には「ながら作業」が可能かどうかで行動を選ばないといけません。

そんな中でも「目」はそれなりに動かせるので、例えば車内から見える看板なんかの広告などからアイデアを収集することが出来るんですね。

じゃあそこでスマホにメモを書き込んだり、物理的に紙に書き込んだりなんかは危険なので絶対に出来ないですか。

なので僕はボイスメモや音声入力を使ってメモしているんですが、これが本当に効率よくて、精度が良すぎるのでブログを書いたりする時もあったりするくらいです。（ここ最近の音声認識機能には本当に驚かされます）

アイデアは鮮度が命。

アイデアを書き出す時に大切なのが、アイデアが出た「その瞬間」と「10分後」だとその鮮度が全然違っていることに気付かないといけないということなんです。

要するに「アイデアは鮮度が命」ということなんですが、なぜ鮮度が大切かというと「枝分かれするアイデアが生まれるのは思い出した瞬間が多い」ということだと思っています。

そのアイデアに対して良いと思ったのには理由があって、その良いと思った瞬間には実は複数の理由があるからこそ良いと思えているので、それを瞬時に書き出せるのがその瞬間ということなんです。

僕はよくその瞬間にメモが出来なかったことで、「あの時どんな感じだったっけ？」って感じで後悔することがあったり、もっと言えば「何を考えてたっけ？」みたいな後悔をした時には結構凹んだりします。

デスク作業の効率を爆上げするメモ術。

で、僕はこの「メモ術」に関しては色んな成功者の意見を聞いたりしているんですが、そこで共通しているのが「箇条書き」だったりします。

イメージしやすいのは「本の目次」みたいな感じの箇条書きを意識することで、要点だけをポツポツ書き出すのではなく、要点を噛み砕いた項目をその下に複数書いておくのが良きだと思います。

ただメモをするだけでは意味がなくて、記憶力が散漫になってしまう時こそ「後から読み返してもその瞬間と同じ感覚で見返せる」というのが大切です。

その感覚を得られるだけの情報量が整ったメモかどうかの基準を作っておくことこそが、それぞれの人に合ったメモ術になると思うので、その規則みたいものを把握出来るように心がけてみてください。

僕はメモを上手くできるようになって、デスクに戻った時の作業効率が爆上がりしました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。