ネガティブとポジティブをコントロールする。

僕はよくネガティブな発言をしたり、荒れた行動を取ったりしてしまうことがあるんですが、自分自身でそれが「これをするとネガティブになる」ということを理解している部分があるんですよね。

多くの人は、メンタル疾患を持っていたとしても、その中で「ネガティブなマインドに心を奪われている」という状態にある中で、僕はどうしてもそっちに持っていかれそうになる感じの中、少しギリギリのところでそれがネガティブであることを理解しています。

それを楽しんでいる訳ではないのですが、「〇〇依存症」と呼ばれるようなものが沢山ある中で、それを一部で「認める」ということが、ネガティブとポジティブをコントロールすることなんだと感じています。

だからこそ僕は、反対に「これをするとポジティブになる」というマインドや行動を理解している部分があって、実際のところそんな自分が「好きな自分」であることも分かっている中で、ネガティブを知ることで得られる深みがあるということも事実です。

想像以上にこの世界は優しくなる。

ネガティブをそれなりに奥深くまで経験した僕が感じるこの世界は「自分の思い込み」という部分がかなり大きくて、「心配事の79%は起こらなくて16%は対応可能」とか言いますが、まさにそれくらいの感覚でネガティブは自分の世界だけで回っています。

要するに5%程度くらいしか自分のネガティブが現実に起こることもなければ、それこそ「なんとかなる」ということが正しいくらい、どんなことが起こっても結局はそれなりに落ち着くんですよね。

じゃあそれが、デカい犯罪を犯しました的なことであれば話は別ですが、自分自身が愛情を持って真っ当に生きている中で、犯罪者と同等の扱いや仕打ちを受けるようなことはありません。

そう考えられるようになった時に、自分が想像するよりもこの世界は優しくなるし、そして優しい世界では素直に優しさを与えようと思えるのがポジティブのマインドなんだと僕は思っています。

やってあげたいを等価交換で。

僕は19歳の頃に自分（という人格）が一度死んだと思っていて、そこから尖りまくっていた僕が人が変わったかのように「人を笑顔にする」ということだけを目的に生きていくこととなりました。

そこで偶然「クリエイティブ」に出会い、クリエイティブを通じて大切な人の人生を変えていけるような活動がしたいと志していくうちに、たまたまフリーランスで食っていけるようになったんですよね。

そこで僕はよく「無償対応」みたいなことをしてしまっている部分があって、それは相手はシンプルに喜ぶところがあると思うんですが、どうしてもそれだけじゃ僕の体力が持たなくなってきます。

だからこそ、どんな時も忘れてはいけないのが「やってあげたいを等価交換で」ということで、ポジティブになるためには「等価交換」という部分が相手と上手く均衡を保っていないと出来ないことに気付きました。

感謝の気持ちを忘れないということ。

なんかたまに「生きてるだけで感謝」とか言う人がいるんですけど、僕はそれだけでポジティブになれる意味を理解は出来なくて、いちいちそれを言うのは気持ち悪いというか何というか、ただ生きているだけではなく、自分自身がそこに何か意味がないとダメだと思うんですよね。

「生きてるだけで感謝」というのは根本的なこと（それ言い始めたら全部やん理論）であって、ポジティブを自ら作っていく場合には、その中で「与えること」を継続していかないと何の解決にも繋がらないんです。

これは子供の頃にお手伝いをしたら「ありがとう」って言われたことが「嬉しい」に変わったような感覚だと思うんですが、結局大人になっても「ありがとう」を言ってもらえたら嬉しいんですよ。

コンビニとかで買い物をして言われる「ありがとうございました〜」とそれは違ってるんですが、ポジティブを自分でコントロールしたい場合は、マインドの中にそういう意味での与えるを作り、それを行動にしていくことが大切だと思います。

「ありがとう」を言われることが増えると、そしたら自然と自分も「ありがとう」を言いたくなって、極論ですけど、最終的に「ありがとうって言ってたら（思ってたら）なんかうまく回ってきたな」みたいな感覚になって来ると思います。

そしてそれは自然と、人に感謝することで謙虚さが生まれることになっているということで、謙虚さを保てれば勝手に色々なものが変わってくると思います。

もちろん通常運転はネガティブですが、僕は理屈くさい中でポジティブをある程度コントロール出来るようになった立場として、少しそれを言語化してみました。

とりあえず「ありがとうって言っとけ」ということが参考になれば幸いです。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。