自分自身がオールラウンダーだからこそ感じる人生に対する苦悩。
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自分自身がオールラウンダーだからこそ感じる人生に対する苦悩。

2022.06.14
2022.06.14

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

自分で言うのもなんなんですが、僕って「オールラウンダー」だと思っていて、大概のことは人並み以上にすぐ出来るようになっちゃうんですね。

その一方で、1つを尖らせるようなことが苦手な部分があって、クリエイターとして生きている中でも「マルチクリエイター」と自分のことを名乗る時に使っています。

ということで今回は、自分自身がオールラウンダーだからこそ感じる人生に対する苦悩、についてお話ししたいと思います。

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すぐに人並み以上になれると思う理由。

僕が大概のことを人並み以上出来てしまう、いわゆる「オールラウンダー」になれる理由の一つとして、「学び方のコツを理解している」という部分がすごく大きいと思います。

どこで情報を仕入れて、どういった風にそれを自分に落とし込んでいくかという部分でのコツを知っているので、要領をつかむまではかなり早い方だと思います。

ちなみに、仕入れる情報としてのヒントは「権威性のある人の意見をベースにした上での周りの意見の多数派に寄る」ということで、自分に落とし込むヒントは「ブログ」だったりします。

他人と同じ時間を勉強すれば同じだけの知識が定着するということではなく、定着させる方法を知っているか否かで「時間の価値」というのも変わってくるということなんです。

苦労を多く経験して来たからこそ身に付いた能力。

で、僕はそんなオールラウンダーな人間で、「生きること」だけにフォーカスした時に、正直「周りの力を必要としない」ということがあります。

これは決して一人で生きていけるということではなく、仕事も1人で完結することが出来ますし、収入も1人では充分過ぎるほどで、料理もそこそこ上手いと思いますし、掃除や洗濯も毎日自分でやっています。

料理が好きということもあるので、毎日のようにランニングの帰りに買い出しに行き、自分が食べるものほぼ全てを自炊していて、それ故に「節約」も本気でやろうと思えばそこらの主婦と同レベルのことが出来る自信があります。(1ヶ月家族4人で食費1万円の生活を経験したこともあるので)

人生経験が複雑なこともあり、色んな部分で苦労して「やるしかない状況」が生まれて来たことが今の僕にとっての財産になっているというか、重荷になっているというか、表現は難しいのですが、とにかく何でもやれば人並み以上に出来ちゃうわけですね。

なんでも出来る「オールラウンダー」だからこそ起こる弊害。

側から見れば「絶対に何でも出来る方がいいやん」って思われると思うんですが、実際自分がそういう人間として生きて来て、もちろん良いこともある反面、良いことだけじゃ無いっていうのも事実なんです。

想像しやすいことで言えば「子供が新しいことを出来るようになった時に周りが感動する瞬間」ってあるじゃないですか。あの感じの感動が消えちゃうってことなんですよね。

加えて僕もそこそこ良い大人なんで、自分が新しいことが出来るようになった時の感動も自分自身薄れていることもあるし、それを見た周りのリアクションも薄れて来ることもあるし、反対に僕が周りを見た時にもその感覚が薄れているのを感じます。

ゲームの攻略法を見てしまった時に「出来て当たり前」という感じで、その先の未来にワクワクしなくなるような感覚で、良いことではあるんですが、一方で虚しくなるという難しい感情があったりするんですね。

全て自分で出来てしまう中で感じる今後の課題。

そういう意味で「なんでも出来るからダメなのか…」と落ち込んでしまう時もあるけど、いざ何か新しいことをやってみようとなった時には、やっぱり超効率的に動いてしまってすぐにコツを掴んでしまう自分がいて、バランスがすごく難しいんですよね。

そして、自分で出来てしまうからこそ、人に頼る「頼りしろ」がなくなるし、自分が出来ることを誰かに頼るという部分での頼り方も難しいし、どうしても「自分でやった方が早いし良く出来る」って思っちゃう自分がいるんです。 

そうなった時に、自分が周りに求めることは「そっとしておいてくれ」ということで、基本的には干渉されるのが嫌になって来たりして、反対に自分は何もしてもらってないのに要求だけしてくるなよってなって距離が生まれちゃったりします。

自分のそういうスタンスを俯瞰で見れば「フリーランスになるべくしてなったんだな」って思うことを多々感じる中で、それだといつか自分が潰れてしまうって思う部分もあるので、これからの僕は「誰かに頼る」という部分を上手くなれるようにしたいと思います。

これはきっと永遠のテーマなんですが、僕が誰かを活かすということが出来るようになることが1つの大きなステップアップだと思うので、小さなことから取り組んでいきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer