マネタイズのタイミングを見極める判断力が営業の種を生む。
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マネタイズのタイミングを見極める判断力が営業の種を生む。

2024.03.04
2024.03.04

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

色々と思い悩みながらここ最近生きているんですが、自分自身が好きな仕事をしている中で発生する「お金」に対して特に考える時期が来たと感じています。

というのも、自分自身のやれることだけではなく、責任感の大きな仕事が増えて来る中で掛かってくるストレスみたいなものとの対価が釣り合わないように感じて来たからなんですね。

ということで今回は、マネタイズのタイミングを見極める判断力が営業の種を生む、というお話をしたいと思います。

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好きな仕事をしている中で発生する「お金」に対して考える。

このお話をする前に、つくづく僕は「お金」に対して嫌だなと思う部分があったりするんですが、どうしても生きていくためにはお金がいるんですよね。

好きなことをしている中で、正直な話お金なんてもらわなくても良いと感じる部分も沢山あるんですが、身の回りにある全てのものに価値がある中で、自分の行動だけ価値をゼロにすることなんて出来ないんです。

要するに、僕が「お金は要りません」ということで破棄した価値は、僕以外の誰かがそれを手にするということになるので、それは何となく腑に落ちない部分もあるんですよね。

僕が価値を手放した上でも、僕自身が生きていける世界がそこにあるとするならば、僕は喜んで全てを無償にすることが出来るんですが、そう上手くはいかないことが複雑で永遠のテーマだと思っています。

発足したてのスポーツチームのクリエイティブを担当して。

で、そんな中で、友人が運営する発足したてのスポーツチームのクリエイティブを担当しているんですが、そこでの全ての制作物に関して僕は「無償」を貫いているんですよね。

もちろん、そこで収益化をしようとした場合、スポンサーからお金を集めるようなレベルではないので、メンバーから月謝のような感じで集めることになる訳です。

皆んな優しい人達ばかりなので、一度はそういう話になったりもしたんですが、やっぱり僕はどうしてもチームメンバーからもらってまでクリエイティブをしたくないということで、お金をもらうことを断りました。

僕の価値を生むのは「時間」なので、もちろん時間を切り売りしている限り損失は生まれてしまうんですが、睡眠時間を削るだけではなく、チームグッズの仕入れなども全てを無償化すると僕が苦しいだけになるので、その元本だけは僕に回らないように回収することに決めています。

マネタイズのタイミングを見極める判断力を見誤らない。

そんな中で、きっと多くの人は「チームから費用を捻出する」という方法を考えたりする訳なんですが、最初から僕はこのチームでお金儲けをするつもりはないと言い続けて来ました。

グッズ制作の時も「いくらかお金を抜けよ?」と念を押されて言われましたが、僕は何着売れるか分からないようなレベルの数百円のマージンよりも、チームのメンバーがなるべく安く手に取れる手段を選んだんですよね。

昔から僕のスタイルはこういう感じなんですが、僕はこういう立場の状況を「種を植える」という風に表現しています。

少しずつ僕自身の技術やそのクオリティがメンバーに認められた時に、チーム関係なく「仕事を頼んでも良いか?」という相談が代表に届くようになったそうで、(もしもマネタイズする瞬間があるとすれば)僕が初めてマネタイズする部分はここ以降だということを最初から考えていたんですね。

営業の種を生むための行動選択。

自分自身が今まさにやろうとしている行動に対して、全て「対価」を求めようとするマインドは、僕の今までの経験の中では大した対価を生むことはありませんでした。

例えば僕が、このチームのグッズを作ってグッズ1個につき500円のマージンを取って、10人が買ってくれたとしても(たったと言ったらあれですが)5000円の収益じゃないですか。

そんなことよりも、チーム外での普通のお仕事の依頼の中で、1万円のチラシ制作を受けてた方が僕に取ってはプラスだし、そういう意味で500円安くした時にメンバーが喜んでくれることの方が僕にとっては価値がある訳なんですよね。

こういった無償でお仕事をする上で、その先の下心が無いかと言えばゼロだとは言い切れませんが、要するに「マネタイズのタイミング」っていうのはすごく重要なんですよね。

「あの人すごい頑張ってくれてるな」という印象を相手に持ってもらえることが、未来の投資につながると思えば、僕はここでメンバーが喜んでくれることを優先したいなって思ったんです。

そもそもお金はいらないと思っている中で、将来的に「福井さんに仕事をお願いしたい」と思わせるのは、今まさに僕がここで行う行動やクオリティを示すことだと僕は思っているので、タイミングを考えることってすごく大切ですよね。

経営者として、このタイミングの部分を見極める力ってすごく大切だと思うので、常に「種まき」とか「恩」みたいなことを今の行動が生む方向に進んでいきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer