【センスは経験値】誰にでも出来るイメトレの考え方。
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【センスは経験値】誰にでも出来るイメトレの考え方。

2021.01.06
2021.01.06

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信しています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

たまに、何をやらせてもすぐにそこそこ上手くなる人っていますよね。

実は僕もそういうところがあって、ダンスを除いて、大体のことを人よりも早く飲み込んで、ある程度のレベルにはサラッと到達出来ることが多いです。

それこそ毎日ランニングをしているのでそこそこ体力もあって、そこに身体能力が合わされば、スポーツなんかをやらせれば全般的に上達スピードが早いのも納得してもらえると思います。

でも、これを「センスあるなぁ」という言葉で片付けられることがあると思うんですが、実はここにセンスなんて1つもないんですね。

ということで今回は、人より飲み込みが早い秘密はイメトレにあるというお話をしたいと思います。

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センスを磨くのは反復練習であるということ。

もちろん感覚的に「センス」というものが存在しないかというと、必ずしもそうではないと思うんですが、そもそも僕に元々センスがなかったのに、今はセンスがあると言われるということは、感覚的に元々センスがある人(もしくは努力に気付いていない人)と、元々センスは無かったけど(努力によって)習得した人がいるわけです。

僕は、センスのことを「気付きの数」だと思っていて、「こういう場合はこうしよう」「こうすればより良くなる」なんて感じで、その状況に対していかに多くの気付きを持って、いかに多くの選択肢を持てるかだと思っています。

で、1回の経験の中で、その気付きにいくつ気付けるかというのは人それぞれだと思うので、そこに個人差は生まれてくると思うんです。

ただ、1回の経験で10個の気付きをするAさんに対して、1回の経験で2個の経験を出来るBさんは、その経験を合計5回すれば、BさんはAさんのセンスに追いつけるということになります。

もちろんAさんのように1度の経験で多くの気付きを得れる人の方を「センスがある」と言ってしまっても良いんですが、ここでセンスのあり方をそういう風に定義すれば、努力をする人が劣っているような気になってしまうので、僕はそういう定義をしません。

ここで言いたいいのは、どんな人にとっても大切なのは「反復練習」であって、何度も何度も繰り返し経験を続けていけば、いつか自分の憧れや、理想とする人と同じような「センス」を手に入れることが出来るということです。

反復練習はイメージの中でも出来る。

僕がいつも大切にしていることは、この反復練習は「イメージトレーニングの中でも出来る」ということです。

もちろん実際にカラダも動かしてトレーニングをすることもありますが、それ以上に頭の中で何度も何度もイメトレをしていて、僕の場合はイメトレが9割を超えていると思います。

1つ余談なんですが、このイメトレのメリットとして「カラダが疲れない」ということがあるので、スポーツのイメトレをする時なんかは、カラダに疲労を溜めずに何回もチャレンジ出来ちゃうんですね。(頭はめちゃくちゃ疲れますけど)

例えば、サッカーのゴールが目の前にあって、ゴールの右側にシュートを打つのと、左側にシュートを打つのって、蹴り方はもちろん、カラダの向きや、助走する角度は微妙に違いますよね。

それを目を閉じて(閉じなくても良いけど)、その場面をイメージして、実際にゴールの右側や左側に蹴り分けてみて、その左右でのカラダの向きや、助走する角度の違いを感じるんですね。(やってみてください。多分全然違うと思います。)

真面目な話、これを一切もやらないのと、何度もやってからチャレンジするのでは、マジでめちゃくちゃ差が生まれます。

ただ1つ問題があるんです、「サッカーボールを蹴ったことのない人」に、サッカーボールの重さや、蹴った時の感覚って分かりますか?

いかにリアルなイメージを作り出せるかが重要。

サッカーボールを蹴ったことのない人に、サッカーボールを蹴った感覚が分からないように「経験したことのないものに対してのイメージ」って、僕らは作ることが出来ないんです

で、例えばサッカーボールを1回だけ蹴ったことのある人と、1000回以上蹴って、ある程度の感覚を掴んでる人のイメージの「リアルさ」には大きな差があるのは想像出来ますよね。

僕がイメトレをする時に大切にしているのが、この「リアルさ」で、よりリアルなイメージを持った上でやるイメトレと、そうでないイメトレにも大きな差が生まれると思っています。

(サッカーの話ばかりで申し訳ないんですが)例えば、シュートを打つ時の環境にしても、地面が土なのか芝生なのか、シューズはスニーカーなのかサッカースパイクなのかでも大きく変わってきますが、芝生でボールを蹴ったことはあるにしても、サッカースパイクを履いたことがある人って、ほぼサッカー経験者以外いないですよね。(サッカースパイクの方が蹴りやすいことも分からないですよね。)

こんな感じで、イメトレをする上で、自分の経験値というのがめちゃくちゃ大切になってくるんです。

リアルなイメージを作り出すのは経験値(サンプル量)である。

要するに、センスを磨くためには反復練習による経験しかなくて、その反復練習はイメトレでも出来る、ただ、その反復練習の質を高めるには、よりリアルなイメトレをすることが大切だけど、そこには経験値(サンプル量)が必要だということです。

なんか結局ふりだしに戻ったみたいなんですが、実際のところはそうで、やっぱり実際に多くの経験を積んでいる人の方が成長は早い(要するに飲み込みが早い)というのは間違っていません

氷は冷たくて、炎は熱くてとかって、僕らは物心も付かないうちに経験してて、当たり前のように知っていることなんですが、機会の多い少ないだけで、氷を触ることも、サッカースパイクを履いてみることも1つの経験なんですね。

で、クリエイティブな面から意見を言うとすれば、この経験は、先人たちが作ったデザインや撮影された写真を見て、細かく分析するということでも得られることだったりします。

この経験をいかに多くしているかというのが、想像力を高めてくれることだと思うので、より好奇心を持って、目の前の経験をいかに体験しているかが大切だと思います。

そこで1つ1つの経験を、いかにリアルに自分の感覚としてインプット出来るかで必要な反復数も変わってくると思うので、1つの経験に対して、しっかりと噛み砕いて情報を整理して、記録に残していくことが大切だと思います。(好奇心旺盛な人の方が成長が早い理由はこれです。)

なんか今日は当たり前のことを熱く話ししてしまったような気がしますが、今チャレンジしていることが、なかなか上達しないという人は是非参考にしてみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer