英語を話せない僕が外国人のコミュニティーで友達を作るために捨てたプライド。
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英語を話せない僕が外国人のコミュニティーで友達を作るために捨てたプライド。

2023.12.20
2023.12.20

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

僕は数年前、ほぼ外国人しかいないコミュニティーに参加する機会があって、初めてそこに行った時はまさに「隅っこで黙ってる人」みたいな感じだったんですよね。

ただ、今ではそのコミュニティーで出来た外国人の友達とメールでやり取りしたり、食事に行ったり、サッカーをしたするようになり、そこで培った経験は他の人生での行動力に良い影響を与えてくれています。

ということで今回は、英語を話せない僕が外国人のコミュニティーで友達を作るために捨てたプライド、についてお話ししたいと思います。

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外国人のコミュニティーに飛び込んでみようと思った理由。

僕は23歳くらいの頃、ワーキングホリデー(ワーホリ)を使ってバックパッカー的な感じでオーストラリアに行こうと思っていた時期がありました。

その理由は、デザイナーを志していた当初は「メッセージTシャツデザイナー」を目指していたこともあって、(日本語をTシャツにプリントしてもダサいので)自分の言葉として英語でメッセージを入れたTシャツをデザインしたかったからなんです。

紆余曲折あり、英語を話せる方が身近にいてくれるようになったこともあり、僕はそのタイミングで英語を学ぶことを(効率的に考えて)止めたんですが、それと同時に身近に外国人がいることが当たり前のような環境になったんですね。

そんな中、パーティー付きの外国人特有のハロウィンやクリスマスパーティーなどのイベントに誘われるようにもなり、全く英語の話せない僕が極度の人見知りという自分の殻を破るために、そのコミュニティーに飛び込むことを決めました。

外国人が陽気だからといって誰でも馴染める訳ではない。

で、いざそのコミュニティーに参加してみたところ、僕が想像していた外国人像とは少し違っている部分もあって、外国人だからといってフレンドリーで陽気な人ばかりではなく、初対面の状態では冷たさを感じることもありました。

もちろん何の伝手もなく行ったわけではなかったので、気を遣って僕に声をかけて仲良くしようとしてくれる人も沢山いましたが、言語の壁は想像以上に大きくてほぼ会話が続かないような状態です。

そんな沈黙の時間は長くは続かず苦痛を味わっていたし、彼らは彼らでその特別な日を大切な人と過ごしたい中で、僕がただジッと待っている状態を見せ続けていることに申し訳なさを感じてしまいました。

ただ、僕は「自分の殻を破る」と決めた上でそこに参加している訳で、まずは相手の発音を聴き取れないといけないと思って、文法とかは置いといて、最初にヒアリング能力をつけるため、そこから僕は毎日「洋楽を同じ発音で真似して歌い続ける」という独自の勉強法をスタートしました。

英語かぶれという見え方を友達を作りたいという想いが上回った時。

日本人の感覚的に、当時はまだまだ「英語」というものに対しての世間とのギャップがあったと感じていて、例えば「外国人の友達が出来た」というのは「ハイブランドの服を買った」みたいな感覚に聞こえる人もいたと思います。

そんな中で、僕は外国人のコミュニティーに参加する度に味わう苦痛をまずは解消したかったことと、必死にアクションを起こしてくれる外国人に対して、英語でコミュニケーションを取れるようにするということで恩返しをしたかったんですよね。

外国人も日本人も同じで、仲良くしたいと思ってくれている人もいれば、こちらからそういう風に思う人もいて、その言葉の壁を少しでもクリアしないと話にならない中で、僕が出来る最大の歩み寄り方は「クソほど苦手な英語を勉強する」ということだったんです。(相手も日本語を学ぼうとしてくれていました)

そして毎日のように続けていた「洋楽を同じ発音で真似して歌い続ける」という勉強法は効果抜群で、1ヶ月もすれば相手が大体何を言っているかを(意味は分からないけど)聞き取ることが出来るようになり、「この単語の意味は何?」という英語さえ覚えていれば、コミュニケーションが続くようになったんですね。

プライドを捨てたことによって手に入れた財産。

ちなみに、自分が英語が凄く苦手で全く話せない状態の中で何十人もいる外国人のコミュニティーに飛び込む時の感覚って、一言で表現すれば「孤独」で、僕が生まれて初めて(ボーイとして働くために)ホストクラブのお店に入った時と似たような感覚を感じました。

加えて、相手がバリバリ英語を話せる状態の中で、僕の片言の英語で会話を試みるというのは孤独を感じる上で「恥ずかしさ」もあって、元々高過ぎるくらい持っていたプライドを一気にゼロにするくらい捨てないといけなかったんですね。

ただ、そんなプライドを捨て切って僕がこの外国人のコミュニティーで手に入れたものは、友達だけではなく「度胸」とか「勇気」とか目に見えないもので、その経験をした後に行った海外旅行では、僕は通訳をしてもらわずに現地の人と会話するという「チャレンジ」まで生んでくれました。

まだまだフリーランスとしても駆け出しで、年齢的にも若く青かった僕にとってその経験は、今のフリーランスとしての活動の中で、例え一部上場企業に単身で乗り込む時に生まれる恐怖や孤独に打ち勝つメンタルにつながっていると思います。

だからこそ、今回の発信で伝えたいことは「待ってても欲しいもの(状況)は手に入らない」ということで、外国人の友達を作りたかったら英語を必死に学ぶしかないように、自分から行動することしかないんですよね。

多くの人は、ただ(自分が何かをやっていると思い込んで立ち止まって)待っているだけで、自分がプライドを捨てたり、リスクを背負わないまま不平不満を言っていることが多いと思います。

思い通りにいかない人生の中で、「謙虚さ」が必要だと思った理由のひとつに「プライドを捨てる = 謙虚さ」だと思えたし、それで上手く回ったことは思い返せば沢山ありました。

上手くいかない時こそ、プライドを捨ててみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer