プロの仕事をプロに任せられる経営者としての判断が成長力を生む。
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プロの仕事をプロに任せられる経営者としての判断が成長力を生む。

2024.03.01
2024.03.01

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

僕は自分自身がクリエイターとして「やりたいことを仕事にする」という、誰もが羨むであろう境遇でお仕事をさせてもらっているんですよね。

ただ、そんな中でも「報われないこと」はあって、それを簡単に表現すると「僕をロボットとして使われた時」なんです。

ということで今回は、プロの仕事をプロに任せられる経営者としての判断が成長力を生む、というお話をしたいと思います。

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いつの間にかクライアントの「デザインツール」になっていた。

先日、クライアントさんから電話があって何事だろうと思ったんですが、そこで仕事の内容以外に少し深く関係性について話すことがあったんですよね。

冒頭にも書いたように、僕は自分自身の技術を持って「個性(オリジナリティ)」みたいなものこそが僕の売りだと思っていたんですが、いつしかそれが「デザインツール(ロボット)」になってると感じていたんですよね。

要するに、僕が持っているオリジナリティのある表現ではなく、クライアントに出されたイメージをもとに、デザインから構成まで全てを言われたままの状態として形にしていた訳なんです。

僕がいくら頑張っても、出来上がった作品は僕の作品ではなくクライアントの作品で、それがセンスがあるものであればまだしも、心の底から良いとは思えないものだったこともあり、モチベーションが上がらない状況がそこにはありました。

僕の技術を使っているだけでそれは僕の作品ではない。

どうしても、言われたままを作るというのは僕の作品じゃないので、そこで生まれた評価に対しては僕にとっては無感情になってしまう訳なんです。

その作品が「あんまりだな」って言われた時にはもちろん「もっとやれるのに…」って感じですごく悔しいし、逆に「良い感じですね」って言われた時に「どこがやねん!」っていう、自分の作品に対してすごく複雑な感覚を持ってしまいます。

自分でいうのもなんですが、ガチガチに固められたデザインイメージを作ることになった時にそれは「クライアントのセンス = 素人のセンス」であり、僕のセンスではない訳なんですよね。

そういうお仕事って、どうしてもお金をもらうこと以外に何も生まれないような作業になってしまうので、やりたいことを仕事をしている中でも我慢のタイミングだったりします。

やりがいのある仕事は信頼から生まれる。

やっぱりお仕事をする上で、選ばれたからには「プロ」という部分を生かしていきたいと思う訳じゃないですか。

例えば僕が飲食店の方とお仕事をする中で、味がどーたらこーたらなんてことを意見したりしないのは、僕が味のプロではないからなんですよね。

ただデザインのお仕事ということになれば、僕がプロとしてデザインの部分は任されないと意味が分からなくて、デザインを事細かに指示する人がデザイナーではないというのは違和感なんですよね。

大枠を指示するのは方向性を決める上では絶対に必要だと思うんですが、たまに1から100まで介入してくる人がいるのは、どういう根拠があってのことなのか全く分からないんです。

プロフェッショナルの本質は技術じゃなく信頼。

プロの仕事はプロに任せるというのがやっぱり最高のクオリティを生む中で、プロの仕事をプロに任せられる経営者としての判断ってすごく重要だと思うんですよね。

そういう意味で考えた時に、プロフェッショナルの本質は「技術じゃなく信頼にある」ということが言えるのかなって思うんです。

なのでそういう時に思うのが「信頼されてないのか」ってことで、そういうお仕事を重ねれば重ねるほど何か悲しくなってくるんですよね。

今年、僕はオリジナルスイーツを開発して発売しようと考えているんですが、その理由の1つには「クオリティの証明」があったりします。

自分に実績がないからこそ「信頼されない」というのが雰囲気的に感じることがあったりするので、そういうミスマッチを起こさないためにも、僕が僕自身で(本来望んではいませんが)証明しないといけないんだろうなって思っています。

良い時もあれば悪い時もあるような感じはありますが、今年は自分の感覚を信じて常に謙虚に進んでいけたらと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer