世界中にいる何百万人よりも目の前にいる1人を大切に生きる。
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世界中にいる何億人よりも目の前にいる1人を大切に生きる。

2024.02.09
2024.02.09

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

僕は今年でフリーランス歴(とはいえ就職歴はありませんが)9年目くらいになると思うんですが、自分自身の生きて来た過程のようなものが正しかったのか思い返すことがあります。

独学でフリーランスデザイナーになると決めて、正解の分からない(前例のない)道を開拓者として突き進んで来た中で、つい最近弟からかけられた言葉で心がスッとしました。

ということで今回は、世界中にいる何億万人よりも目の前にいる1人を大切に生きる、というお話をしたいと思います。

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オリジナルスイーツを開発するという新しいプロジェクトの中で縮まった兄弟の距離。

僕は3兄弟の長男で、次男とは4つ、三男とは6つ歳が離れていて、昔から次男と三男は歳が近くて仲が良かったのですが、僕は男特有の「弟がいるの恥ずかしい」みたいな感覚で、1人だけ独立している感じのことが多かったんです。

弟に暴力を振るったり、ぞんざいな扱いをしてしまったりしたことも多々あった中で、独学でフリーランスという食えない時期を長く経験していたこともあり、兄貴としてのリスペクトを生むことがなかなか難しかったんですよね。

そんな中、少しずつ僕も自立出来るようになって来て、かといっても男兄弟なので、弟の距離がそこまで近くなることもなかったんですが、今回オリジナルスイーツを開発するという新しいプロジェクトの中で、僕が右腕に選んだのは「三男」だったんです。

苦労した家庭環境の中で、三男は一番の思春期を不遇に育ったこともあり、兄弟の中でも人一倍苦労しているところがあって、趣味としてお菓子作りが好きという三男の人生にスポットライトを当ててあげたいと思い、その好きという熱量にベットして一緒に頑張ることを決めました。

挑戦と挫折を繰り返した弟の心の変化。

ここ数年、三男は長く働いていた仕事を辞めて、自分自身が思う若い時にしか出来ない挑戦を実行していく中で、何度もその難しさに挫折してを繰り返していました。

色々と考えることがあったようで、そんな中で「目的を作ることとそれを達成することの難しさ」みたいなものを感じていて、強い自信があっただけに少し凹み気味だった三男に僕のクリエイティブの力で何か出来ないかと考えていたんですね。

そして今回、三男を右腕に据えて挑むオリジナルスイーツ開発で、2人でじっくり話すことが増えた中でふと「失敗した挑戦の中で最近気付いたことがある」という話をしていて、それは「広い世界に目をやり過ぎていた」というようなことでした。

三男は個人として、自分自身の存在を「出来るだけ多くの人」に対して知ってもらう目的の挑戦を続けていたのですが、それが一部で間違っていたということに気付いたということだったんです。

世界中にいる何百万人よりも目の前にいる1人を大切に。

それを話ししてくれたのは、僕が今回のオリジナルスイーツのマーケティングの話として「SNSで不特定多数に宣伝するよりも目の前の人に直接届けていく方が確実だ」という話をしていた時だったんですね。

これは僕が自然と無意識にフリーランスを志した頃からやって来た「一切営業をしないスタイル」の答えで、正直「良いものは勝手に広まるし自ら広げたら安っぽくなる」という部分があって、だからこそ僕は目の前の仕事にだけ本気で取り組んでいたんです。

今でも僕は誰かに「お仕事をください」なんて声をかけたことがなくて、自分が献身的に頑張る姿や、圧倒的なクオリティを持って相手から声が掛かるのを待ったり、本当に紹介や口コミだけで仕事がパンクしてる状況までやってこれました。

いくら多くに宣伝したところで、今の自分が面倒を観れるのはせいぜい10人くらいだという規模感を知った時に、世界中にいる何百万人に自己発信をするよりも、目の前にいる1人を大切にして行った方が確実だということを理解した様子だったんです。

ファンビジネスは目の前の人に最高の思いを伝えることから始まる。

そんな会話が生まれるようになった僕は、三男がこれから進む道が明るいものになると確信したし、そんな僕について来てくれて、一緒に仕事が出来るようになったことを本当に嬉しく思います。

「どんな条件なら一緒にやる?」って感じの話を弟自身にヒアリングして、その条件を全て飲み込んだ上でスタートしたこのプロジェクトですが、僕達は気を衒った過剰なSNSマーケティングやインフルエンサー・アンバサダーマーケティングには投資することはありません。

自分たちがお世話になっている、目の前にいる方々の意見に目をやり、少しずつ改良を加えながらより良いものに進化していくことが確実に、そして着実にプロジェクトを伸ばしていけることだと確信しています。

だからこそ僕は、自分自身のプロダクトが出来た際には、これまでお世話になった方々に向けて、労力やコストが掛かろうが、1つ1つ届けたい人に届けていく活動を続けていけたらと考えています。

「目の前の人間を幸せに出来ない奴が世界を幸せに出来る訳がない」というのはよく言ったもので、三男がそれに気付いたことは大きな財産だし、同じ思考を持って戦えるというのはこれ以上ない喜びです。

今年の僕は、誰かの夢に寄り添い、誰かを輝かせられる存在になれるよう、自分自身のスキルを磨きながら新しい分野で戦える証明を続けていけたらと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer