自分が親だからという理由で子供をコントロール出来ている訳ではないということ。
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自分が親だからという理由で子供をコントロール出来ている訳ではないということ。

2022.12.20
2022.12.20

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

自分が親になった時のことは僕には分からないのですが、僕はそんな中でも子供の気持ちを痛いほど理解出来る人間だと思います。

よく子供を持っている人から「なぜそんなに子供の気持ちが分かるの?」って聞かれたりするんですが、僕は自分自身が子供だからだと思っています。

ということで今回は、自分が親だからという理由で子供をコントロール出来ている訳ではないということ、というお話をしたいと思います。

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親だからといって子供のことを把握出来てる訳じゃない。

僕はそもそも親だからといって子供のことをどれだけ理解しているのかという部分に関しては、本当にそこは親によるっていう感覚で、全然子供のことを理解していない親だっていると思います。

そんな中でも「親は全て把握している」みたいな感覚で言う親が多かったりするんですが、本当に困った時以外の相談なんて正直親よりも友達なんかに言うことの方が多いです。

それは小さなヘルプに如何に気付けるかのアンテナの感度だったりもするので、親だからというよりは「話しやすいから」というのが重要になってくると僕は思います。

血の繋がりが全てだとは思わない理由は自分自身の生きて来た人生の中で経験したことで、悲しかなそういう部分は確実に存在すると僕自身が感じているんですね。

良いところは吸収しながら反面教師で生きて来た人生。

僕はもちろん親に感謝している部分は多々ある中でも、人生のいろはを親から学んで来たかと言われると断言出来ない部分はどうしてもあります。

道徳や礼儀、特に優しさの部分のキッカケなんかは両親から学んだ部分はありましたが、捻くれている訳ではなく、それに気付いて研ぎ澄まして来たのは自分に与えられた人生があったからこそだと感じてるんですね。

それは親が悪いということではなく、そのシチュエーションで自分がどういう風に感じてどういう選択をしたかということが重要で、それでいうとその基盤を作ってくれたのが親だと思う訳です。

一方で、親を見て「こうはなりたくない」と思って生きて来た部分も多々あるので、僕という人間は確実に直接的ではなく間接的に親に影響を受けたということが言えると思います。

家族が必ず救ってくれる訳じゃない。

すごく悲しい話、僕が経験して来た人生の中では、必ずしも家族が救ってくれる訳ではないような人生がありました。

子供で言えば変に賢いくて、賢いからこそいろんなこと言えずに隠してたりする子もいるし、そんなことを親がどこまで把握してるのかってことはきっと親は気付いていません。

本当に辛い時に相談出来た人は友達であり、仲間であり、それ以外の人だったりすることの方が圧倒的に多かったし、少なくとも僕は親が全部を理解してくれてると思った瞬間なんて1度もありません。

人間だものって言ったらそうなんですが、両親から「よく頑張ったな」と言われる今の僕を作り上げて来たのは間違いなく自分が親に刃向かった部分があったからだと確信してるんですね。

命の恩人は家族以外にも沢山いる。

僕はまさに今デザイナーとして成り立っていますが、まさにそれは全員の意志を振り切って自分の想いを貫いたからこその証明だったりするんです。

あれはダメ、これはダメと言われて制限され続けていた道を自分自身の選択で破壊して、僕はそういう意味で親(とその他の大人)の意見の反対を生き続けた人生でした。

だからこそ僕に得られた強い情という部分は今でも財産になっているし、そんな情を生んでくれたのは親以外の誰かで、そんな存在に助けられて支えられてなんとか乗り越えた修羅場もいっぱいあるんです。

時には道を踏み外したかなって心配になることもあったりするんですが、それでも自分を信じて、周りの人間に何を言われても貫いて来たからこそ今があると思っています。

今回のような話をすれば、親不孝とか非情だと思われることもあると思うのですが、そういうことではありません。

親だからといって子供の全てを知っているような気になって安住していては、今のこの社会では生きづらくなってしまう子供たちがいるんだということを知ってほしいなと思ったからですね。

色んな難しい環境の中で、必死でもがいている存在のために、特に自分の子供とでもなればより一層、温かい目で向き合ってあげてほしいなと思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer