頭の中でイメージし続けるのはかなり消耗するけどすごく大事なこと。
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頭の中でイメージし続けるのはかなり消耗するけどすごく大事なこと。

2023.10.09
2023.10.09

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

こういう仕事をしていると、ボーッとしていたり、趣味や遊びに没頭していたりすると「仕事が進んでいない」と思われても仕方ないんですね。

ただそれは「半分正解で半分不正解」という部分があって、何もしていないようで何かしていることに出来るかは自分の意識次第だと思っています。

ということで今回は、頭の中でイメージし続けるのはかなり消耗するけどすごく大事なこと、というお話しをしたいと思います。

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在宅フリーランスになって気付いた頭の凝り固まり。

在宅フリーランスって良くも悪くも自由で、毎日同じ環境でお仕事が出来る代わりに、毎日違うことをしようと思ったら難しいということがあるんですね。

まぁサラリーマンの人も毎日同じ会社に同じ通勤方法で通ってたりすると思うので似た様なことを言えるとは思うんですが、それでも「自分の家」というのはあまり変わらない一方で「街の風景」は毎日違うものだったりします。

特にクリエイティブを生業にしている人間からすれば「外に出る」というのはそれなりに重要なことで、それが出来ないのであれば、それ相応の「情報の取り込み方」を模索しなければいけないんですね。

「ただ何も考えずに同じ繰り返しをする」というのが、どれだけアイデアのマンネリ化を進行させてしまっているかに気付かないと取り返しのつかない事になるんです。

イメージし続けることってすごく大事。

で、僕はそれでも「在宅フリーランス」を確立して9年ほどやらせてもらっている訳なんですが、そういった危機感というのは常に持っているんですよね。

例えば、主要都市なんかの電車や街の広告なんかは洗練されているものが多くて、駆け出し当時は(今よりも更に)学ぶべきことが多く、そこら中で写真を撮ったりメモしたり、歩くのが億劫になるくらいの収穫がありました。

今もそれは変わらなくて、良い広告やデザインがあった時には写真を撮ったりメモしたりすることはあるんですが、並行して出来ること(スキル)も増えてきたので、ただアイデアを収集するだけの考え方では足りなくなってきたんですね。

要するに、駆け出しの頃の「マネする」というフェーズから、「改善」とか「アレンジ」みたいなフェーズに移り変わって来た中で、「イメージし続けること」ってすごく大事だなと思う様になりました。

予備イメージを入れてる時と入れていない時の違い。

僕はよくランニングをしている時にアイデアが浮かんだりするんですが、よくデザインが煮詰まったり、作業が滞ったりする時にリフレッシュの意味を込めてランニングすることがあるんですね。

で、その時に「煮詰まったデザインのアイデアを頭の中に入れていく」という予備イメージを持っておくことがすごく重要だと思っていて、これを入れてる時と入れていない時には大きな違いがあるんです。

街中に溢れている広告なんかのアイデアの中から、何も予備イメージを入れずに「良いなぁ」と思って見ることは目に止まっても残りにくいんですが、煮詰まったデザインの予備イメージを入れて同じものを見た時に「こういう風に組み合わせられるかも」という新しいアイデアに繋げられたりすることが多々あります。

同じアイデアでも、予備イメージがあるのとないのとでは雲泥の差で、僕は効率的に仕事を進められる方だとは思っているんですが、常に請け負っている仕事の予備イメージを複数頭の中で持ち続けている訳ですね。

予備イメージは頭を消耗させ続けるけど絶対に必要なこと。

僕はここ最近、1週間でロゴ制作を3件ほど一気にしなければいけない状況になったんですが、その3件はそれぞれ違うテイストのデザインだったんですよね。

そんな時でも、3件それぞれのデザインの予備イメージをヒアリング内容を元にネットなんかで調べまくって、頭の中にリスト化してイメージし続けていました。

で、その抱えていた3件のロゴがどうなったかと言えば、クライアントのイメージから大きく道を逸れることもなく、しっかりと的を得た提案をスムーズに進めることが出来て満足いただけました。

頭の中でイメージし続けることは実際の「作業時間」には換算されないので、実際に作業していたのは1件あたり1時間程度のものもあったかもしれませんが、予備イメージを持っていたことでデスクワークの時間が短縮されたということなんですね。

これは頭の中で考え続けてきたからこそなせる技で、これが僕の仕事なんです。

「作業時間 = 手の込み具合」みたいに捉える人もいたりしますが、それは大間違いで、パソコンに向き合っている時間が短かったとしても簡単に作った訳じゃないということなんですね。

実際に話をいただいてからの数週間、頭の中でずっと練り続けて来たからこそ作業時間が短かっただけで、こういった効率的な考え方が出来ないと「忙しい」に耐えられない状況が生まれると思います。

人生は趣味や遊びも経験で、その経験の中からアイデアを持って来れるかどうかは、こういう感覚を常に持ち続けることだと思いますので、予備イメージは頭を消耗させ続けるけれど、大切にしていただきたい感覚かなと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer