僕が生み出すものが僕の理想ではないと知った時にこそ思い出したい謙虚さ。
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僕が生み出すものが僕の理想ではないと知った時にこそ思い出したい謙虚さ。

2023.12.19
2023.12.19

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

先日も発信したんですが、僕が提案するもの全てにおいて「僕のエゴではないと胸を張って言えるもの」であって、僕の提案は120%相手の立場に寄り添ったものであるんですね。

そんな中で、僕が提案主ということであるだけで、それを僕のエゴだと感じる人も多々いて、相手の理想的な形をみすみすご自身で逃されている方がいることを悲しく思うことが増えて来ました。

ということで今回は、僕が生み出すものが僕の理想ではないと知った時にこそ思い出したい謙虚さ、についてお話ししたいと思います。

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圧倒的なエネルギーを前に人は嫉妬する生き物である。

こんなこというとなんですが、僕はクリエイターを志した十数年前に周囲を見渡せば、家庭の事情で何年も出遅れた僕の周りには年相応の自由を手にしていた友人ばかりでした。

学生時代の「遊び」みたいなものは、大人になれば大して必要なかったことであると言えるのですが、当時の自分からすれば憧れを感じる時間でもあった中で、そんな当たり前の人生を送っている友人達にある意味で嫉妬していた部分がありました。

そんな嫉妬を知っているからこそ、僕は今の自分が持っていると感じられている自由に対しての嫉妬を感じることもあって、そんな自由の元にいる僕には僕の苦労を理解してもらえない人の気持ちを理解出来る部分があるんですね。

そんな中で、きっと人間とは圧倒的なエネルギーを前に人は嫉妬する生き物であるということを言えると思うし、そんな感情を理解した上で自分の知識や経験などに対しての感じられ方を理解しないといけないと感じました。

僕が作るものが僕の理想ではないということ。

冒頭でも少しお話ししましたが、僕が作るものが僕の理想ではないということが最近増えて来ていて、これには先ほども言ったような「人は圧倒的なエネルギーを前に人は嫉妬する生き物である」という部分を理解しないといけないと思いました。

要するに、自分が勤めている会社が経営不振になり、社長が急遽変更となった時に、その社長からいきなり「お前らがやっていた仕事はゴミ同然だ」みたいなことを言われたとしたら、ほとんどの人は「お前に何が分かるんだ」となると思うんですね。

ただ、その社長が言っていることが120%その会社の立場に寄り添っているものであったとしても、その言い方や立ち振る舞いだけで間違った風に伝わるということがあるんです。

そんな状況で、社長が自分のやりたいことを実現出来ずに、社員の意見に流された行動をしているということがあるとすれば、それは今の僕が置かれている僕が作るものが僕の理想ではないということと同じであると思います。

僕に「任せる」を言える人を勝たせられるという事実の先にあるもどかしさ。

で、僕は120%相手に寄り添った上で意見を言っている人間であることを説明した上にあるのは「僕に任せるを言える人が勝つ」という事実なんですよね。

ただ、僕の言い方や立ち振る舞いによって(か分からないですが)それに対して素直に「任せる」を言えない人がいて、相手のきっと失敗するであろう案に対して120%を出そうとしている僕にもどかしさを感じるようなことが増えて来たんです。

ふと過去を思い返した時に、僕に対して「任せる」という言葉を一番多くかけられていた時というのは、右も左も分からなかった駆け出しの時だったなと思うんですが、きっとその時は「期待感がなかったから任せる」だとか「そこまで重要な仕事じゃないから任せられる」みたいな背景もあったんだと思うんです。

ただ、今の僕が評価されているという事実に関しては、僕がその当時に作って来たものを見て得られてものだと思うし、色眼鏡でそれらを見るのではなくシンプルに僕を信じてほしいなと思うのが僕の本音なんですよね。

僕が生み出すものが僕の理想ではないと知った時にこそ思い出したい謙虚さ。

下手に出来ることが増えて、知識や経験も豊富になって来て、これまで想像つかない程の大きな企業さんとお仕事することになり、僕がお仕事をする相手は、チャレンジよりも安定を取ることが増えて来てるんだと思います。

そう考えた時に、僕は本来のクリエイティブをなかなか引き出せてないのかもしれないと感じるし、「こうすればもっと…」が通らないからといって型にハマったクリエイティブをある意味で無難を生んでるんだろうと思うんですね。

僕が言いたいことは、「僕はもっと出来るんです」ってことであって、(素人から)一から十まで言われなくても大丈夫で、細かく指示されて出来たものはエンドユーザーではなく依頼者個人の理想であることが多いので、僕をプロとして信じて任せてほしいと思います。

ただ、それを信じるためには分かりやすい実績が必要だと思うので、僕は2024年に自分自身でゼロから考えたプロダクトを作り、それを圧倒的に売ることで実績を作りたいと思います。

でも本当はそんなことをしたくないし、ただこれは必ず成功する自信があるけれど、僕が本来やりたいのはそういうことじゃなく人に寄り添うことなので、絶対に盛り上げてもっと「任せる」を気軽に言ってもらえるような立場になりたいと思います。

下手に指示されることで、「ダセェな…」と思いながら指示通り作業して、完成度50%くらいで「流石です」と言われ納品して、大した成果も出ずにデザインは関係ないと言われる葛藤をこれ以上生まないように頑張ります。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer